本サイトはプロモーションが含まれています。

新型ヴェルファイアの注目機能デジタルインナーミラーを使った感想

2017年12月、ネッツトヨタの高級サルーン新型ヴェルファイア(Vellfire)が、初のビッグマイナーチェンジを行いました。

最上位モデルの”エグゼクティブラウンジ”にエアロモデルが用意された事や、さらに迫力&押し出し感が増したフロントマスクなどが話題になっているこの新型モデルですが、機能や装備面でもしっかりと進化をしていました。

その一つがバックミラー(ルームミラー)です。

今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型ヴェルファイア(Vellfire)では、バックカメラの映像をバックミラー(ルームミラー)に映し出す”デジタルインナーミラー”を採用。

現在、各メーカーがこぞって搭載し始めているこの機能ですが、新型ヴェルファイア(Vellfire)に採用されている”デジタルインナーミラー”の視認性・見やすさは、どうだったのでしょうか?また、普通のバックミラーと視認性は、どのくらい異なるのでしょうか?

先日、今回ビッグマイナーチェンジをして新発売されたこの新型モデルを試乗した際に、デジタルインナーミラーと普通のルームミラーの視認性の違いを確認する事ができたので、紹介したいと思います。

スポンサーリンク
テスドラ-レクタングル(大)-02

新型ヴェルファイアのデジタルインナーミラー画像レビュー

先ほども申し上げた通り、今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型ヴェルファイア(Vellfire)に初搭載された”デジタルインナーミラー(電子インナーミラー)”とは、後方に設置されたカメラの映像をルームミラー内に映し出す機能の事です。

■新型ヴェルファイアのデジタルインナーミラー

このデジタルインナーミラーの一番のメリットは、何といっても視認性の良さです。

通常のミラーでは、2列目シートや3列目シートのシートバックや2列目シートや3列目シートに座った同乗者によって、ルームミラーの視界は遮られてしまいます。

しかし、後方に設置されたカメラの映像を映し出すデジタルインナーミラーは、クルマ後方に設置されたカメラ映像を映し出してくれるので、シートバックやヘッドレスト、同乗者に視界が遮られる事はありません。

トヨタでは、2017年7月にビッグマイナーチェンジをしたトヨタのミドルクラスのミニバン”ノア”や”ヴォクシー”などにこのデジタルインナーミラーの搭載が始まっていますが、シートサイズが大きく、後方の視認性が悪い新型ヴェルファイア(Vellfire)では、特に重宝するのかなと思いました。

通常のルームミラーとデジタルインナーミラーの視認性を比較してみると…

そんなネッツトヨタの新型ヴェルファイア(Vellfire)の注目機能”デジタルインナーミラー(電子インナーミラー)”と通常のルームミラーの見え方を比較してみたところ、このようになっていました。

まずは、通常のルームミラーに映った後方の視界。

■通常のルームミラーに映った後方視界

今回私が確認したモデルは、最上位モデルのエグゼクティブラウンジだったのですが、2列目シートや3列目シートが映り込んで視認性があまり良くありませんね。

誰も乗車していない状態でもリアガラス(リヤウィンドウ)の下半分がシートの陰に隠れてしまい、視認性はあまり良くありません。また、2列目/3列目シートに同乗者がいると、視認性はさらに悪くなります。

では、後方のカメラの映像を映し出したデジタルインナーミラーの映像は、どうでしょうか?

通常のミラーとデジタルインナーミラーの切り替えは、ミラー中央部分にあるレバーを操作する事によって、行う事ができます。

■通常ミラーとデジタルインナーミラーの切り替えレバー

そして、この切り替えレバーを手前に引いて、カメラの映像を映し出したデジタルインナーミラー(電子インナーミラー)を映し出した時の映像は、このようになります。

■デジタルインナーミラー

シートなどの障害物が無い分、通常のルームミラーよりもこのデジタルインナーミラーの方が、後方の視認性は格段に良いです。

また、ネッツトヨタの新型ヴェルファイア(Vellfire)のデジタルインナーミラーは、通常のルームミラーよりも、水平方向のカバーしている範囲が広く、情報量がアップしているのも好印象でした。

ただ、このデジタルインナーミラーで気になった事も…

ただ、新型ヴェルファイア(Vellfire)のデジタルインナーミラーを実際に見て、少し気になった事・ガッカリした事もありました。

それは、このクルマに搭載されているデジタルインナーミラーの解像度です。

実際に試乗をした時に少し気になったのですが、ネッツトヨタの新型ヴェルファイア(Vellfire)に搭載されているデジタルインナーミラーにした時の映像は、思ったよりも鮮明ではありません。

この新型モデルと日産から発売されている人気ミニバンの新型セレナ(SERENA)のデジタルインナーミラーの映像を比較してみると、鮮明さの違いは一目瞭然です。
(ちなみに新型セレナでは、スマートルームミラーと言う名前になっています。)

■新型ヴェルファイアのデジタルインナーミラー

■新型セレナのスマートルームミラー

日産のセレナのスマートルームミラーと比較してしまうと、新型ヴェルファイア(Vellfire)のデジタルインナーミラー(電子インナーミラー)は、画面の粗さが際立てしまいます。

トヨタは最近、デジタルインナーミラーを搭載し始めたばかりだから仕方ないのかもしれませんが、個人的には、画面のキレイさや鮮明さは、他のメーカーよりもまだまだ劣る部分なのかなと、思ってしまいました。

また、この画面の解像度・鮮明さは、トヨタのデジタルインナーミラーの課題の一つなのかなと、思いました。

2017年12月にビッグマイナーチェンジをして新発売された新型ヴェルファイア(Vellfire)の注目の装備の一つでもあるデジタルインナーミラーは、このようなデザインになっていました。

このデジタルインナーミラーの視認性・見やすさは、従来のルームミラーよりは格段に良いと思いました。なので、十分に装着する価値はあると思います。

ただ、画面の解像度など、個人的には、まだ課題は多いのかなと思いました。

ちなみに、このネッツトヨタの新型ヴェルファイア(Vellfire)に初搭載されたデジタルインナーミラーは、最上位モデルのエグゼクティブラウンジでは標準装備となっています。

ただ、それ以外のグレードでは、メーカーオプション設定(価格は6万円~7万5600円)になっています。

また、 T-Connect SDナビゲーションシステムを装着していない場合、このデジタルインナーミラーは、インテリジェントクリアランスソナーとセットになるので、ご注意を…。

>>> 新型ヴェルファイアの見積もり【ガソリン車とHVの乗り出し価格の差は?】

スポンサーリンク
テスドラ-レクタングル(大)-02

スポンサーリンクと関連記事


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
テスドラ-レクタングル(大)-02