2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をしたC28型 新型セレナ(SERENA)を試乗して良いと思ったアイテム＆装備の一つが、エアコン＆ヒーターです。
この新型モデルは、エアコンの効きが良いだけではなく、競合車・ライバル車よりも使い勝手が良い感じが…。
そのおかげもあり、今回デビューをはたした新型モデルは、競合車よりも快適に過ごすことができました。
今回デビューをはたした新型モデルのエアコンの性能＆使い勝手は、どのような感じになっているのでしょうか？また、この新型モデルのエアコンを使って、競合車より良いと感じたところは、どこだったのでしょうか？
新しく生まれ変わった新型セレナ(SERENA)に搭載されているエアコンの特徴や魅力、注目ポイントを紹介したいと思います。
目次
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2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をしたC28型 新型セレナ(SERENA)のエアコン/ヒーターは、このようなデザインをしています。
■新型セレナのエアコンパネル
■新型セレナの前席まわりのエアコンの送風口
また、今回デビューをはたした新型モデルのエアコン/ヒーターは、次のような特徴＆魅力を備えていました。
タッチ操作タイプのエアコンパネルを採用
今回デビューをはたした新型セレナ(SERENA)は、大きな液晶画面を備えたタッチパネル方式のフルオートエアコンを標準装備しています。
■新型セレナのエアコンパネル
この新型モデルは、シフトレバーもスイッチタイプとなっていることもあり、スッキリとした運転席まわりになっています。
また、タッチパネル方式は、押し間違いがおこりやすいなど物理スイッチより操作性が悪いのが欠点＆デメリットの一つです。
ただ、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のエアコン/ヒーターの温度調節は、タッチパネルだではなく、ダイヤルでおこなえるようになっています。
そのおかげもあり、この新型モデルは、タッチパネル方式ならではの操作のしにくさは一切なく、運転に集中をすることができました。
トリプルゾーン式のフルオートエアコンを標準装備
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)で注目なのが、後部座席のエアコンです。
■後席のエアコンパネル
この新型モデルの標準車のXV以上のモデルでは、運転席＆助手席＆後部座席の3個所で独立して温度調節をすることができるトリプルゾーン式のエアコン＆ヒーターを標準装備。
そのおかげもあり、この新型モデルは、どのシートに座っても自分好みの設定温度で快適に過ごすことができますよ。
ちなみに、この新型モデルのガソリン車とe-POWERの最廉価モデルに位置をするX系グレード(Xグレード/e-POWER X)は、運転席と助手席で別々に温度調節ができる左右独立式のエアコンとなっているので、ご注意を…。
車内を清潔に保ってくれる機能も搭載
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のエアコン/ヒーターは、浮遊・付着カビやアレル物質、ウイルスや菌の抑制を期待できるシャープのプラズマクラスターを搭載しています。
しかも、この新型モデルに搭載されているプラズマクラスターは、従来のものよりも性能がアップした”プラズマクラスター 25000″を採用。
画像引用：https://cs.sharp.co.jp/faq/qa?qid=149863
エアコン/ヒーターの音も静かですし、小さいお子さんがいるご家庭では、非常に嬉しいい機能となっていました。
新型ステップワゴンのエアコンは後席も快適？【パワフルさをチェック】
このように使い勝手の良いエアコン/ヒーターを備えている新型セレナ(SERENA)ですが、エアコンの効き具合は、どうなのでしょうか？
2列目シート＆3列目シートに座っても快適に過ごすことができるのでしょうか？
この新型モデルに搭載されているエアコンの効き具合＆快適さを確認してきたので、紹介しちと思います。
車内全体に冷暖房が行き渡りるまで時間がかかる新型セレナ
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)は、インパネ・ダッシュボードに加え、2列目シート＆3列目シートの天井にもエアコンの送風口を備えています。
■インパネの送風口
■2列目シートの天井の送風口
■3列目シートの天井の送風口
また、フロントシートの下にはリヤヒーターダクトも備えています。
■新型セレナのリヤヒーターダクト
そのため、今回デビューをはたした新型モデルは、競合車・ライバル車同様、車内を効率的に冷やしたり温めたりしてくれます。
また、今回デビューをはたした新型モデルのエアコン/ヒーターの風量は7段階から選べるようになっており、一番強くすると、ビックリするくらいパワフルです。
ただ、今回デビューをはたした新型モデルは、ミドルクラスのミニンバンの中でも特に車内が広いこともあり、車内全体にエアコン/ヒーターの風が行き渡り、快適な温度になるまで時間がかかる感じが…。
ちなみに、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のガソリン車の4WD車とe-POWERは、電気で発熱し、エンジンの熱を使用する通常のヒーターよりも車内を素早く＆効率的に温めてくれるPTCヒーターを標準装備しています。
PTC素子ヒーター(PTCヒーター)とは、周辺温度を自己判断して動作する、電熱線補助ヒーターです。
電気で発熱するため、エンジンの熱を使用する通常のヒーターに比べ、温度の上昇が早くなります。
また、ガソリン車の2WD車は、メーカーオプションで通常のヒーターからPCTヒー
ターに変更することが可能です。
ガソリン車の2WD車に用意されているPCTヒーターは、シートヒーターやステアリングヒーターとセットになっていてお得感もありますし、寒いのが苦手な方は、PCTヒーターのセットオプションを装着しても良いかもしれませんね。
運転席から後席のエアコンの設定が可能な新型セレナ
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のエアコン/ヒーターを実際に試して良いと思ったのが、フロントシートから後席の温度調節などができることです。
今回デビューをはたした新型モデルは、インパネの中央に備わったエアコンパネルのリヤコントロールスイッチを押すと、表示画面が変わり、後部座席のエアコン/ヒーターの温度調節などができるようになるんですよね。
■通常時のエアコンパネルの表示
■後部座席のエアコンパネル設定時
赤ちゃんや小さいお子さんがいるご家庭では、この運転席から後席のエアコンの風量や温度を調節することができる機能は、非常にありがたいのかなと思いました。
まとめ：使い勝手＆快適性に優れる新型セレナのエアコン
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をしたC28型 新型セレナ(SERENA)のエアコン＆ヒーターは、このような性能＆使い勝手になっていました。
■新型セレナのエアコン/ヒーターのまとめ
・タッチ操作タイプのエアコンパネルを採用
・プラズマクラスターも搭載
・運転席から後席のエアコン操作も可能
・e-POWERはPCTヒーターを標準装備
・車内全体に冷暖房の風が行き渡るには時間がかかる
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)は、運転席/助手席/後部座席で独立して温度などを設定することができるトリプルゾーン式のエアコンを標準装備。
そのおかげもあり、どのシートに座っても、自分好みの温度で快適に過ごすことができます。
また、フロントシートから後部座席の温度調節などをおこなうことができるようになっているのも、今回デビューをはたした新型モデルのエアコンの特徴＆魅力の一つです。
車内が広いため、エアコン/ヒーターの風が室内全体に行き渡るのに時間がかかるのが欠点＆デメリットですが、エアコン/ヒーターの使い勝手自体は、競合車・ライバル車の中でも特に良いように感じました。
もしこれから新型セレナ(SERENA)の試乗に行かれる方は、競合車・ライバル車よりも使い勝手の良いエアコン/ヒーターにも注目をしてみてくださいね。