フルモデルチェンジをして新発売された新型N-BOX(Nボックス)で驚いたのが、内装・インテリアのデザインです。
軽自動車で初となる助手席のスーパースライドシートを採用するなど、先代モデルよりも格段に使いやすい内装・インテリアに…。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型N-BOX(Nボックス)の内装・インテリアは、どのようなデザインになっているのでしょうか?また、先代モデルと比較して、どこが進化をしたのでしょうか?
実車画像を使って、新しいデザインに生まれ変わったこの新型モデルを紹介したいと思います。
目次
新型N-BOXの内装:インパネ編
今回フルモデルチェンジをして新発売されたホンダの新型N-BOX(Nボックス)のインパネ・内装は、このようなデザインになっています。
今回新発売された新型モデルの標準車の内装・インテリアは、ベージュとブラウンを組み合わせたカラーを採用しています。
なので、この標準車の車内は明るく、オシャレなデザインになっているように感じました。
また、助手席側のダッシュボードやドア内側パネルに採用されているホワイトのパネルがワンポイントのアクセントカラーになっていて、上級感を演出しているように感じました。
メーターは新デザイン
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型N-BOX(Nボックス)の内装・インパネのデザインで一番印象的だったのが、メーターのデザインです。
先代モデルでは、ハンドル・ステアリングホイールの間から覗きこむ一般的なデザインを採用していましたが、今回新発売されたこの新型モデルでは、ダッシュボードの上にメーターを配置。
ステアリングホイール上からメーターを確認できるデザインになっていました。
(ちなみに、このようなデザインのメーターをアウトホイールメーターと呼ぶようです。)
■新型N-BOXのアウトホイールメーター
ホンダのコンパクトミニバンの新型フリード(Freed)などにも採用されているアウトホイールメーターですが、魅力&メリットの一つは、運転中の視線の移動が少なくて済む事です。
私も実際にこの新型N-BOX(Nボックス)を試乗した時に、このこのアウトホイールメーターの見やすさを確認したのですが、視線の移動の少なさは実感する事ができました。
若干気になる部分もありましたが、個人的には、インパネの中央にメーターを配置しているダイハツのタントのセンターメーターよりも、このクルマのメーターの方が好みでした。
また、メーターの左側には、マルチインフォメーションディスプレイを搭載しており、クルーズコントロールの状況や燃費など様々な情報を表示してくれるのも好印象でした。
先代モデルよりも収納力がアップ
また、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型N-BOX(Nボックス)の内装・インテリアで印象的だったのが、収納スペースが先代モデルよりも増えているように感じた事です。
例えば、この新型モデルでは、アウトホイールメーターを採用した事により、運転席の目の前に大きな収納スペースが装備されていました。
また、ドア内側パネルでは、ドアハンドルの上部にも小さなポケットが…。
このようにインパネや内装の様々な場所に収納スペースを用意しているのは、新型N-BOX(Nボックス)の魅力&メリットの一つなのかなと思いました。
新型N-BOXの内装:シート編
今回フルモデルチェンジをして新発売されたホンダの新型N-BOX(Nボックス)のノーマルモデルのシートは、このようなデザインになっています。
■新型N-BOXのノーマルモデルのフロントシート
■新型N-BOXのノーマルモデルの後部座席
シートのカラーは、ベージュ×グレージュを採用しており、女性が好みそうなオシャレなデザインになっているように感じました。
また、この標準車では、シート素材に肌触りが柔らかいトリコットを使用。
高級感・上質感と言う点では、カスタムに劣りますが、温かみのあるシートデザインになっているように感じました。また、座った時の肌触りの良いのも好印象でした。
助手席にスーパースライドシートを採用
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型N-BOX(Nボックス)の注目の機能の一つが、スーパースライドシートを採用した助手席ですよね。
アルファードやヴェルファイアなどトヨタの高級ミニバンでは搭載されていた助手席のスーパースライドシートですが、軽自動車で搭載されるのは、初めてです。
実際にこの新型モデルの助手席を前後にスライドしてみると、このような感じに…。
■助手席を一番後ろにスライドした時の様子
■助手席を一番前にスライドした時の様子
また、このスーパースライドシートを一番後ろに設置した状態での足元空間は、このような感じになります。
かなり広いですよね。
私も実際に座ってみたのですが、この足元空間(ニークリアランス)の広さは、軽自動車のレベルを遥かに超えているなと思いました。
また、助手席を一番前までスライドをして、背もたれを前に傾ければ、車外に出る事無く後部座席からフロントシートへ移動する事ができるのも、このスーパースライドシートのメリットの一つなのかなと思いました。
ちなみに、助手席のスーパースライド機能が装着されるモデルは、新型N-BOX(Nボックス)の上位モデル”G EXグレード”のみとなっています。下位モデルの”G Lグレード”は、今までと同様のソファーシートになっていました。
■G Lグレードのソファーシート
後部座席はスライド&リクライニング機能を完備
このクルマが発売された当初は、後部座席のスライド機能が装備されていませんでしたが、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型N-BOX(Nボックス)は、後部座席のスライド機能やリクライニング機能をしっかりと完備しています。
このようにスライド幅も十分です。
後部座席のスライド機能が装備されているのと、荷物の量や大きさ、後部座席の乗車人数などによって、後部座席の位置を変更する事ができるので、便利ですよね。元々軽自動車は、荷室・ラゲッジスペースはそれ程広くないので…。
後部座席のスライド機能は、軽自動車の中で結構当たり前になってきていますが、個人的には、新型N-BOX(Nボックス)に装着されていて、大満足でした。
今回フルモデルチェンジをして新発売されたホンダの新型N-BOX(Nボックス)の内装・インテリアは、このようなデザインになっていました。
この新型モデルでは、助手席にスーパースライドシートが採用されるなど、先代モデルよりもかなり内装・インテリアの使い勝手が良くなった印象が…。また、収納スペースが増えたインパネのデザインも好印象でした。
収納スペースの使い勝手など新しくなった新型N-BOX(Nボックス)の内装・インテリアにも、ぜひとも注目をしてみてくださいね。