デビューしてから3年、スバルの人気スポーツツアラーの新型レヴォーグ/レボーグ(LEVORG)が初のビッグマイナーチェンジを行いましたね。
アイサイトの進化や外装・内装のデザインなど様々な装備・機能が進化をした新型レヴォーグ/レボーグ(LEVORG)のD型ですが、大きなトピックの一つが、後部座席の設計がまったく新しくなった事です。
この新型モデルでは、後部座席の中央部分のみ背もたれを収納する事ができ、4人乗車+長尺物など荷室アレンジのバリエーションの幅は格段に増えました。
>>> 新型レヴォーグD型の自由度が増した荷室アレンジを確認してみる
このように使い勝手が格段に良くなったスバルの新型レヴォーグ/レボーグ(LEVORG)の荷室・ラゲッジスペースですが、広さやサイズはどうだったのでしょうか?
先日、ビッグマイナーチェンジをして新発売されたこの新型モデルのD型の荷室サイズを確認してきたので、紹介したいと思います。
新型レヴォーグの荷室サイズはどのくらい?
2017年7月にビッグマイナーチェンジをしてD型に移行をした新型レヴォーグ/レボーグ(LEVORG)の荷室・ラゲッジスペースは、このようなデザインになっています。
このように画像を見るだけで、荷室・ラゲッジスペースの広さが伝わってきますね。
また、このクルマはホイールハウスの張り出しが小さく、十分に満足できる横幅を確保しているのも、個人的には、高ポイントでした。
ちなみに、ディーラーさんの話によると、後部座席を使用した状態でもゴルフバックを4つ収納できる荷室・ラゲッジスペースを確保しているようですよ。
このようなデザインになっているスバルの新型レヴォーグ/レボーグ(LEVORG)のD型のラゲッジルームですが、後部座席を使用した時の荷室サイズは、このようになっていました。
■新型レヴォーグD型の荷室サイズ (後部座席を使用時)
荷室長:約1,030mm
荷室幅:約1,080mm ~ 1350mm
荷室高:約 710mm
この数値だけを見てもわからないと思いますが、新型レヴォーグ/レボーグ(LEVORG)の競合車・ライバル車のマツダのアテンザ ワゴンやフォルクスワーゲンのゴルフ ヴァリアントの荷室・ラゲッジスペースと比較しても、遜色ない広さになっています。
また、荷室開口部とフロアの段差もほとんど無いため、荷物の積み下ろしがしやすいのもこのクルマの荷室・ラゲッジスペースの良いところの一つなのかなと思いました。
トノカバーを使った時の荷室の高さはどのくらい?
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売されたスバルの新型レヴォーグ/レボーグ(LEVORG)のD型は、先代モデルと同様にトノカバーを用意しています。
■新型レヴォーグのトノカバー
トノカバーを使うと、荷室・ラゲッジスペースの目隠しにはなるのですが、積み込める荷物・アイテムの高さに制限ができてしまうのが、欠点・デメリットの一つです。
そんな新型レヴォーグ/レボーグ(LEVORG)のD型ですが、トノカバーを装備した時の荷室・ラゲッジスペースの高さが気になったので、確認してみたところ、約400mmでした。
なので、トノカバーを使っていない状態と比較して、約310mmほど荷室・ラゲッジルームの高さが狭くなります。実際に見ても、ちょっと狭いなと言う感じが…。
もし背の高い荷物・アイテムを積み込むのなら、やはりトノカバーは、必要はないのかなと、実車を見て思いました。
ちなみに、新型レヴォーグ/レボーグ(LEVORG)のトノカバーは、このように床下収納に収納する事ができます。
クルマによってはトノカバーが収納できずに取り外した時に困るのもあるのですが、このクルマは、このようにスッキリと収納できちゃいます。このようにトノカバーの置き場所に困らないのも、このクルマの魅力&メリットの一つなのかなと思いました。
後部座席を収納時の荷室サイズは、どのくらい?
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売されたスバルの新型レヴォーグ/レボーグ(LEVORG)のD型は、後部座席を収納する事が可能です。
実際に後部座席を収納すると、このような感じになります。
また、今回の新型モデルでは、スバルのクルマとして初めて4対2対4と3分割する事ができる後部座席を採用しています。
実際に後部座席の中央部分のみを倒してみると、このようになります。
■後部座席の中央部分のみを収納した様子
このようにシートアレンジが豊富になった新型レヴォーグ/レボーグ(LEVORG)の荷室・ラゲッジスペースですが、後部座席を収納した時の荷室サイズ・寸法は、このようになっていました。
■新型レヴォーグの荷室サイズ(後部座席収納時)
荷室長:約1,630mm
荷室幅:約1,080mm ~ 1350mm
荷室高:約 710mm
計測をする場所によって若干数値は異なりますが、後部座席の中央部分で確認したところ、D型の荷室・ラゲッジスペースの最大の奥行きは、約1,630mmでした。
後部座席を収納した時の新型レヴォーグ/レボーグ(LEVORG)のD型の荷室・ラゲッジスペースの寸法も、マツダのアテンザ ワゴン(ATENZA WAGON)など競合車・ライバル車に引けを取らない広さを確保しています。
後部座席を収納した時に背もたれ部分で大きな段差もできませんし、非常に使い勝手に配慮をしたデザイン・造りになっているように感じました。
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売されたスバルの人気ステーションワゴンの新型レヴォーグ/レボーグ(LEVORG)のD型の荷室サイズを確認したところ、このようになっていました。
このクルマの荷室寸法は、競合車・ライバル車に圧倒的に優れているわけではありませんでしたが、同レベルのサイズをしっかりと確保。長距離ドライブや旅行など荷物が多くなるシーンでも、十分に満足できる荷室の広さになっていました。
また、後部座席の中央部部のみ独立して収納できるようになり、後部座席に2人乗車しながら長尺物を積み込めるようになったのも好印象でした。
サイズもさることながら、先代モデルよりも格段に荷室・ラゲッジスペースの使い勝手が良くなったことが、個人的には嬉しかったです。
ちなみに、設定位置を変える事ができる仕切りが装備されるなど、床下収納の広さ&使い勝手の良さもこのクルマの魅力の一つですよ。
この床下収納も注目ポイントの一つですよ。