“セレナ ハイウェイスター”をベースに、専用の装備&チューニングを施したコンプリートモデル新型セレナ ニスモ(SERENA NISMO)が、2017年11月にデビューをしました。
専用デザインのパーツ&チューニングを施した新型ニスモ(NISMO)は、ノーマルモデルと全く異なる見た目に…。レッドのアクセントラインがキレイに映える、スタイリッシュなデザインになっていました。
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また、この新型モデルの内装・インテリアをくまなくチェックをしていて、印象的に残ったのは、荷室・ラゲッジスペースのデザインです。
この荷室・ラゲッジスペースの基本的なデザインはノーマルモデルと同じだったのですが、実際に見てみると、ノーマル車と雰囲気が異なる感じが…。
2017年11月にデビューをした日産の新型セレナ ニスモ(SERENA NISMO)の荷室・ラゲッジスペースは、どのようなデザインになっていたのでしょうか?また、このニスモ(NISMO)とノーマル車では、どのような違いがあったのでしょうか?
今回新発売された新型ニスモ(NISMO)の荷室・ラゲッジスペースの様子・使い勝手を徹底的にレビューしたいと思います。
目次
新型セレナ ニスモの荷室インプレッション
2017年11月にデビューをした日産の新型セレナ ニスモ(SERENA NISMO)の後ろ姿は、このようになっています。
■新型セレナ ニスモのリヤビュー
このニスモ(NISMO)には、専用のリヤバンパーを装備しており、ノーマルモデルよりもスポーティーな雰囲気に…。また、ナンバープレートの上の部分のメッキパーツ”バックドアフィニッシャー”も良いアクセントになっているように感じました。
このようなデザインになっている新型セレナ ニスモ(SERENA NISMO)の後ろ姿ですが、バックドアを開けると、このように真四角の広い荷室開口部が登場します。
■ニスモの荷室開口部の様子
ノーマルモデルと同様に開口部が広く、この新型ニスモの荷室も使い勝手が良さそうな感じが…。
また、この新型モデルもノーマルモデルと同様に”デュアルバックドア”を採用しており、エンブレム内にあるスイッチを押すと、バックドア上段のみを開閉できるようになっています。
実際にバックドアの上段のみを開けてみると、このような感じ。
後方の張り出しが460mmと小さくなるので、後方のスペースが狭い駐車場で荷物を出し入れする際には、重宝するのかなと思いました。
荷室・ラゲッジスペースの広さ&使い勝手もそのまま
このような荷室開口部になっていた日産の新型セレナ ニスモ(SERENA NISMO)ですが、荷室・ラゲッジスペースのサイズや使い勝手は、ノーマルモデルと同じとなっています。
そんなニスモ(NISMO)の荷室・ラゲッジスペース広さ&使い勝手を、確認していきましょう。
3列目シート使用時でも荷室の広さの調整は可能
今回フルモデルチェンジをして新発売された日産の新型セレナ ニスモ(SERENA NISMO)は、ノーマルモデルと同様に3列目シートのスライド機能が搭載されています。
なので、3列目シートを使用した状態でも、荷室・ラゲッジスペースの奥行きを調整する事が可能です。
この新型モデルの3列目シートを前後にスライドした時の荷室・ラゲッジスペースの広さは、このようになっています。
■3列目シートを一番前にスライドした時のニスモの荷室の広さ
■3列目シートを一番後ろにスライドした時のニスモの荷室の広さ
よーく見ないと分らないと思いますが、3列目シートの位置によって、若干荷室・ラゲッジスペースの奥行きに違いがあります。
ちなみに、新型セレナ ニスモ(SERENA NISMO)の競合車・ライバル車でもあるホンダのステップワゴン モデューロやトヨタのヴォクシーGRスポーツには、3列目シートのスライド機能が装備されていません。
3列目シートを前にスライドすると、レールが剥き出しになるのは少し気になりましたが、3列目シートを使用した状態での荷室・ラゲッジスペースの使い勝手の良さは、競合車には無いこのニスモ(NISMO)のメリットの一つなのかなと思いました。
3列目シートの収納は跳ね上げ式を採用
今回新発売された新型セレナ ニスモ(SERENA NISMO)でも3列目シートは収納できるのですが、ノーマルモデルと同様にシートを左右に跳ね上げるタイプを採用しています。
実際にこのニスモ(NISMO)の3列目シートを左右に跳ね上げてみると、このような感じ。
■3列目シートを跳ね上げた時の荷室の広さ
3列目シートを使用時と比較すると、荷室・ラゲッジスペースの奥行きは、だいぶ広くなりました。
ただ、3列目シートを収納した時の日産の新型セレナ ニスモ(SERENA NISMO)の荷室・ラゲッジスペースで気になるのは、横幅の狭さです。
このクルマでは、サイドに跳ね上げた3列目シートの張り出しが大きく、横幅がかなり制限される感じが…。なので、背の高い荷物を積みこむ時には、妨げになりそうです。
この3列目シートを収納した時の荷室・ラゲッジスペースの使い勝手の悪さは、このクルマの欠点・デメリットの一つだと思いました。
新型セレナの荷室:ニスモとノーマルモデルの違いとは?
2017年11月にデビューをした新型セレナ ニスモ(SERENA NISMO)の荷室・ラゲッジスペースは、先ほども申し上げた通り、基本的にはノーマルモデルと同じ構造・広さになっています。
■ノーマルモデルの荷室・ラゲッジスペース
■ニスモの荷室・ラゲッジスペース
ただ、このニスモ(NISMO)とノーマルモデルの荷室・ラゲッジスペースでは、若干違う部分もありました。
そんな新型セレナ ニスモ(SERENA NISMO)とノーマルモデルの荷室・ラゲッジスペースの違いを紹介したいと思います。
その1:荷室フロアのデザイン
今回新発売された新型ニスモ(NISMO)とノーマルモデルの荷室・ラゲッジスペースの違いの一つは、フロアのデザインです。
新型セレナ ニスモ(SERENA NISMO)では、オプション設定になっている専用デザインのフロアマットを注文すると、このように荷室・ラゲッジマットにも、このようにフロアマットが敷かれます。
■新型ニスモの荷室用フロアマット
このフロアマットを確認してみると、このようにニスモ専用のロゴが…。
また、フロアマットの縁には、レッドのステッチが施されており、ニスモらしいデザインになっていました。
荷室用のフロアマットを敷くと、床下収納を開けにくくなるという欠点・デメリットもありますが、ノーマルモデルよりも高級感を感じるニスモ(NISMO)の荷室・ラゲッジスペースは、とても良いと思いました。
その2:壁面のデザイン
また、新型セレナ ニスモ(SERENA NISMO)とノーマルモデルでは、荷室・ラゲッジスペースの壁面のデザインも異なります。
ノーマルモデルでは、一般的なライトグレーのルーフを採用しています。
そのため、荷室・ラゲッジスペースも壁面は、ブラックとライトグレードの2トーンカラーのようなデザインに…。
一方、ニスモ(NISMO)はブラックルーフを採用しているため、荷室・ラゲッジスペースの壁面もブラック一色で統一されています。
そのために、ニスモ(NISMO)の荷室・ラゲッジの荷室・ラゲッジスペースの方が引き締まったデザインに…。
また、オプション設定になっているフロアマットと相まって、ノーマルモデルよりもワンランク上の上質感のあるデザインになっているように感じました。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型セレナ ニスモ(SERENA NISMO)の荷室・ラゲッジスペースは、このようなデザインになっていました。
このこのニスモ(NISMO)の荷室・ラゲッジの広さや使い勝手は、ノーマルモデルと同じになっています。
ただ、ニスモ(NISMO)の荷室・ラゲッジの荷室・ラゲッジスペースには、フロアマットが用意されており、また、荷室の壁面のカラーが異なるため、ノーマルモデルよりもスタイリッシュなデザインになっているように感じました。
このように日産の新型セレナ ニスモ(SERENA NISMO)とノーマルモデルでは、荷室の雰囲気も異なるので、試乗に行かれる際は、ラゲッジスペースもしっかりとチェックをしてみてくださいね。