2023年12月にデビューをはたしたC28型新型セレナ(SERENA)は、各グレードにイメージにあった3種類のシートを用意しています。
■新型セレナに用意されているシートの種類
・織物×合成レザーのコンビシート
・合成レザーシート
ただ、シートに使用されている素材に違いがあるため、座り心地や肌触りに違いがあります。
また、この新型モデルに用意されている3つのシートは、それぞれ異なるメリット&デメリットがあります。
今回デビューをはたした新型モデルに用意されている3種類のシートは、それぞれどのようなデザインをしているのでしょうか?また、この新型モデルの各シートは、どのようなメリット&デメリットがあるのでしょうか?
フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)に用意されているシートの特徴や魅力、欠点を包み隠さずお話したいと思います。
目次
新型セレナのファブリックシート【特徴や魅力、欠点を徹底解説】
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)に用意されているファブリックシートは、このようなデザインをしています。
■新型セレナのファブリックシート
今回デビューをはたした新型モデルのファブリックシートは、次のような特徴&魅力を備えていました。
XVグレードなど下位モデルに採用
今回デビューをはたした新型モデルは、e-POWERのみに用意されているルキシオンを含め4つのグレードを用意していますが、ファブリックシートは、下位モデルに位置をするXグレード/XVグレードの2つに採用されています。
■ファブリックシートを採用しているグレード
・XVグレード(ガソリン車/e-POWER)
カジュアルな見た目が特徴のXグレード/XVグレードのイメージにマッチしたやさしい雰囲気がただようシートデザインになっていました。
また、ブラックとグレージュの2種類のシートカラーを用意しているのも、他のシートと違うところのひとつですよ。
■ブラックのファブリックシート
■グレージュのファブリックシート
シートに使用されている素材はトリコット
今回デビューをはたした新型セレナ(SERENA)のファブリックシートに使用されている素材は、高い伸縮性と丈夫さが魅力のトリコットを採用しています。
そのおかげもあり、この新型モデルのファブリックシートは座ると適度に沈み込み、カラダを優しく包み込んでくれます。
また、さらりとした優しい肌触りで、真夏の暑い日でも肌にまとわりつくような感じがないのも好印象でした。
汚れや水滴に弱い新型セレナのファブリックシート
カジュアルな見た目や柔らかい肌触りなど様々な魅力がある新型セレナ(SERENA)のファブリックシートですが、欠点&デメリットもあります。
そのひとつが、汚れや水滴に弱いことです。
今回デビューをはたした新型モデルのファブリックシートは、撥水加工などがほどこされていないため、子供がジュースなどをこぼすと、スグにシート内に染み込んでしまいます。
■撥水加工がないファブリックシート
また、この新型モデルのファブリックシートは、シートバックを含めすべてトリコットのファブリック素材でできているため、クツが触れてできる泥汚れも落としにくいです。
■ファブリックシートのシートバック
そのため、車内をキレイに保つためには、他のグレードに採用されているシートより気を遣わなければいけないので、ご注意くださいね。
新型セレナのコンビシート【特徴や魅力、欠点を徹底解説】
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)に採用されているコンビシートは、このようなデザインをしています。
■新型セレナのコンビシート
今回デビューをはたした新型モデルのコンビシートは、ファブリック素材と合成レザーを組み合わせたデザインになっていますが、次のような特徴&魅力を備えていました。
ハイウェイスターに採用のコンビシート
C28型新型セレナ(SERENA)の中で、ファブリックと合成レザーを組み合わせた合成レザーシートを標準装備しているのは、一番人気のハイウェイスターです。
■コンビシートを採用しているグレード
ハイウェイスターに採用されているコンビシートは細めのストライプ(ピンストライプ)が入ったデザインになっており、XグレードやXVグレードに採用されているファブリックシートとはひと味違う上質感がありました。
水滴や汚れに強い新型セレナのコンビシート
また、水滴や汚れに強いのが、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のコンビシートの特徴&魅力のひとつです。
今回デビューをはたした新型モデルは、シートの前面にファブリック素材を採用しているのですが、下位モデルに位置をするXグレードやXVグレードと違い撥水加工がほどこされています。
そのため、ジュースなどをこぼしてもシート内に浸透することなく、さっと拭くだけで水や汚れを落とすことができるので快適です。
また、この新型モデルのコンビシートは、シートバックが合成レザー素材になっており、クツがシートバックに触れて汚れてしまっても簡単にお手入れできるのも好印象でした。
思ったよりもカジュアルな新型セレナのコンビシート
汚れに強く使い勝手の良さが魅力の新型セレナ(SERENA)のコンビシートですが、実際に使用してみて気になったのは、見た目のデザイン性です。
コンビシートの特徴&魅力と言えば、上質感&高級感ただようシートデザインです。
ただ、この新型モデルはシートの前面すべてにファブリック素材をあしらい、シートの裏側に合成レザーをほどこしたコンビシートを採用してます。
■シート全面に採用のファブリック素材
そのおかげもあり、この新型モデルのコンビシートは、ステップワゴンなど競合車・ライバル車よりも上質感は劣ります。
個人的には、せっかくコンビシートを採用するのなら、シートサイドにも合成レザーをあしらうなど、もう少し高級感にこだわった見た目にしても良かったのかなと思いました。
新型セレナの合成レザー【特徴や魅力、欠点を徹底解説】
2022年11月にデビューをはたした新型セレナ(SERENA)に採用されている合成レザーは、このようなデザインをしています。
■新型セレナの合成レザーシート
この新型モデルの合成レザーシートは、ハイウェイスターに採用されているコンビシートよりもスタイリッシュな感じが…。
そんな新型モデルの合成レザーシートは、次のような特徴&魅力を備えていました。
合成レザーシートはルキシオンなどに採用
今回デビューをはたした新型セレナ(SERENA)の合成レザーシートは、次のようなグレードに用意されています。
■合成レザーシートを採用のグレード
・90周年記念車(e-POWER)
・ハイウェイスター 防水シート仕様(ガソリン/(e-POWER)
・オーテック(e-POWER)
今回デビューをはたした新型モデルの合成レザーシートは、最上位グレードに位置をするルキシオン(LUXION)に採用。
また、ルキシオン以外にも、2023年12月にデビューをした特別モデルの90周年記念車やハイウェイスターの防水シート仕様などにも採用されていました。
ポリ塩化ビニル樹脂素材の合成レザーシートを採用
今回デビューをはたした新型セレナ(SERENA)の合成レザーシートの特徴&魅力のひとつは、シートに使用されている素材です。
合成レザーに使用される素材は色々とあるようなのですが、この新型モデルでは、水汚れに強いポリ塩化ビニル樹脂を使ったPVCレザーを採用。
そのおかげもあり、子供がジュースをこぼしても安心です。
また、もっちりとした肌に吸い付くような座り心地になっているのも、この新型モデルの合成レザーシートの特徴&魅力のひとつですよ。
真夏の暑い日の快適性に要注意
見た目のデザイン性だけではなく、使い勝手の良さが魅力の新型セレナ(SERENA)の合成レザーシートですが、少し注意が必要なのは、真夏の暑い日の座り心地です。
先ほどもお話したとおり、この新型モデルの合成レザーシートは肌に吸い付くようなもっちりとした座り心地になっているのですが、真夏の暑い日は、ベトベトとした肌触りに…。
真夏の暑い日にベトつく感じがイヤな方は、クッションを敷くなどの対策をした方が良いかもしれませんね。
まとめ:それぞれ異なる特徴がある新型セレナの3種類のシート
2023年11月にデビューをはたした新型セレナ(SERENA)の3種類のシートの特徴や魅力、欠点を確認してみたところ、このようになっていました。
■ファブリックシートの特徴&欠点
・ファブリックの素材は織物
・水滴&汚れに弱いのが欠点
■コンビシートの特徴&欠点
・ハイウェイスターに採用
・ファブリック素材は撥水加工済み
・思ったよりもカジュアル寄りな見た目
■合成レザーシートの特徴&欠点
・ポリ塩化ビニル樹脂を使ったPVCレザーを採用
・夏はベタベタとした肌触りになる
今回デビューをはたした新型モデルは、グレードによってシートの素材が異なります。
そのため、座り心地や使い勝手にも差が…。
この新型セレナ(SERENA)の購入を検討している方は、シートに使用されている素材などもしっかると比べて、自分にあったグレード&モデルを選ぶようにしてくださいね。