コンパクトカーの中でトップクラスの居住性を誇る新型フィット3(FIT3)が、2017年7月にビッグマイナーチェンジをして、新発売されましたね。
私がいつもお世話になっているディーラーさんに、ガソリン車が配車されたと教えて貰ったので、早速、この新型モデルを見に行ってきました。
今回私が見せて貰った新型モデルのガソリン車は、ハイブリッド車と若干デザインや装備に違いがあり、一目でガソリン車とわかる外装・エクステリアになっています。
>>> 新型フィット3のガソリン車の外装を実車画像で確認してみる
ただ、内装・インテリアに関しては、ハイブリッド車とガソリン車の同じグレード同士を比較すると、装備面・機能面でガソリン車の方が劣る感じが…。
そんな新型フィット3(FIT3)のガソリン車の内装・インテリアを見る事ができたので、実車画像を使って紹介したいと思います。また、この新型モデルのガソリン車の内装・インテリアの3つの特徴をわかりやすく紹介したいと思います。
目次
新型フィット3 ガソリン車の内装インプレッション
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型フィット3(FIT3)の内装・インテリアは、このようなデザインになっています。
今回私が見たモデルは、ガソリン車の人気グレード”13GL(Lパッケージ)”だったのですが、内装・インテリアの各パーツや装備は、このようなデザインになっていました。
■ハンドル・ステアリングホイール
■センターコンソールボックス
■空調パネル(エアコンコントローラー)
■ディーラーオプションナビ
■ECOモード&各種スイッチ
■シート
■ドア内側パネル
■ガソリン車専用スマートキー
若干装備によってハイブリッド車やガソリン車で違いがありますが、基本的なインパネや各装備のデザインは、同じになっています。
最廉価モデルの”13GF(Fパッケージ)”などでもナノイー機能付きのフルオートエアコンが装備されるなど、競合車・ライバル車と比較して、機能面・装備面が優れているは、新型フィット3(FIT3)のガソリン車の良い部分の一つなのかなと思いました。
また、内装・インテリアのデザイン性に関しても、マツダのデミオ(DEMIO)と比較すると見劣りをします。しかし、日産のノート(NOTE)やトヨタのヴィッツ(Vitz)、スズキのスイフト(SWIFT)と比較すると、十分に満足できる仕上がりになっているように感じました。
新型フィット3のガソリン車の内装の特徴は?
このように薄型でスッキリとしたデザインになっている新型フィット3(FIT3)のガソリン車の1.3リットルモデルの内装・インパネですが、次のような特徴がありました。
特徴1:シフトレバーはストレート方式を採用
ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型フィット3(FIT3)のガソリン車の内装・インテリアの特徴の一つが、シフトレバーのデザインと使い勝手。
新型フィット3(FIT3)のハイブリッド車では、専用デザインの電子式のシフトレバーを採用していましたが、このガソリン車では、ストレート方式のシフトレバーを採用。
■ガソリン車のシフトレバー
見た目はハイブリッド車の電子式のシフトレバーよりもシンプルなデザインになっていますが、誰でもカンタンに操作できる使い勝手の良いシフトレバーになっているように感じました。
また、シフトレバーの前方には、アイドリングストップの解除スイッチが用意されているのも注目ポイントの一つですよ。
■アイドリングストップ解除スイッチ
特徴2:メーターは専用デザイン
新型フィット3(FIT3)のガソリン車のメーターも、ハイブリッド車とは異なる専用のデザインになっています。
■ガソリン車のメーター
新型フィット3(FIT3)のガソリン車のメーターは、中央にスピードメーター、左側にタコメーター、右側にマルチインフォメーションディスプレイを配した専用デザインを採用。
また、ハイブリッド車と同様にこのガソリン車のメーターも新しいデザインを採用。先代モデルよりもスッキリとしたデザインになっており、さらにみやすいメーターになっているように感じました。
特徴3:質感はハイブリッド車に劣る
このようデザインになっている新型フィット3(FIT3)のガソリン車の内装・インテリアですが、ハイブリッド車の同グレードと比較すると、デザイン性や機能性で若干見劣りします。
例えば、ハンドル・ステアリングホイールのデザイン。
ハイブリッド車のLパッケージでは、本革巻きのステアリングホイールを標準装備しているのに対し、私が見たガソリン車の”13GL(Lパッケージ)”はウレタン製のシンプルなハンドル・ステアリングホイールが標準装備されていました。
■13GLのハンドル・ステアリングホイール
シートのデザインにも大きな違いが…
また、新型フィット3(FIT3)のガソリン車とハイブリッド車の同グレードを比較すると、シートのデザインや使い勝手にも違いがある場合があります。
例えば、ハイブリッド車のLパッケージでは、シートのサイドの部分が合成レザーのような質感のプライムスムースが採用されたコンビシートを採用しています。
一方、ガソリン車の13GL(Lパッケージ)では、ハイブリッド車に標準装備されていたようなプライムスムース×ファブリックのコンビシートは装備されておらず、シンプルなファブリックシートを採用。
ちょっとコレは残念ですよね。
私はガソリン車のLパッケージは、ハイブリッド車と同様にコンビシートを採用していると思っていたので、最初Lパッケージの内装・インテリアを見た瞬間Fパッケージだと勘違いをしていましいました。
また、新型フィット3(FIT3)のガソリン車のLパッケージでは、後部座席の中央にリアセンターアームレストの装備もありません。
このようにガソリン車の1.3リットルモデルでは、後部座席にリアセンターアームレストが装備されてい無い事も少々残念でした。
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型フィット3(FIT3)のガソリン車の内装・インテリアは、このようなデザインになっていました。
フルオートエアコンや、ワンプッシュでエンジンを立ち上げる事ができるエンジンスターターが全てのグレードに標準装備されるなど機能面・装備面では、十分満足できる仕上がりになっているように感じました。
しかし、内装・インテリアのデザインや上質感では、ハイブリッド車よりも若干見劣りするように感じました。
もし内装・インテリアの上質感や使い勝手の良さを追求するのなら、ガソリン車よりもハイブリッド車の方が良いのかなと実車を見て思いました。
ちなみに、ガソリン車よりもデザイン性に優れているハイブリッド車の内装・インテリアを確認したい方は、コチラの記事を参考にしてみてくださね。