ブラックを基調にブルーをアクセントカラーに使用をした新型オーラオーテック スポーツスペックの内装・インテリアは、コンパクトカーとは思えない満足感の高い質感をしています。
また、ベースとなっているオーラの標準モデルやカスタム使用のオーテックとは一味違う内装・インテリアをしており、オーナー心をくすぐるのも嬉しいポイントのひとつです。
そんなスポーツスペックの内装・インテリアでも少し残念に感じるポイントが…。
今回デビューをはたしたスポーツスペックの内装・インテリアの質感で良いと思ったところは、どこでしょうか?逆に残念に感じたところは、何なのでしょうか?
新型オーラオーテック スポーツスペックの内装・インテリアの質感で良いと思ったところ、気になったところを包み隠さずお話します。
目次
新型オーラオーテック スポーツスペックの内装の質感のメリット
2025年2月にデビューをした新型オーラオーテック スポーツスペックの内装・インテリアは、このようなデザインをしています。
■オーラオーテック スポーツスペックの内装
このスポーツスペックの内装・インテリアは、ベースとなっているオーラ オーテックと同様、黒紫檀柄のパネルをインパネやセンターコンソールにあしらうなど、基本的なデザインは同じになっています。
■スポーツスペックの黒紫檀のパネル
また、シートサイドにブルーのステッチをあしらったブラックの本革シートを採用している点もオーラオーテックの標準モデルと同じです。
■オーラオーテック スポーツスペックのシート
ただ、スポーツスペックの内装・インテリアには、オーラオーテックの標準モデルなどにはない魅力&うれしいポイントがありました。
オーラ オーテックとは異なる専用装備
2025年2月にデビューをした新型オーラオーテック スポーツスペックを実際に乗ってみて良いと思ったことのひとつが、ベースとなっているオーラ オーテックとは異なる装備&アイテムのひとつです。
先ほどもお話した通り、スポーツスペックは、ベースとなっているオーラ オーテックの標準モデルと同じ内装・インテリアをしています。
ただ、スポーツスペックは、センターコンソールの中央にオーテックの標準モデルとは異なる専用デザインのエンブレムを装着。
■スポーツスペック専用のエンブレム
これがめっちゃカッコいい!
オーラ オーテックの標準モデルでは味わうことができない特別感やオーナー心をくすぐり、何とも言えない高揚感を味わえます。
スポーツスペックとオーラ オーテックの標準モデルとの内装・インテリアの見た目のデザインはたったこれだけなのです。
ただ、この専用デザインのエンブレムが備わっているだけ標準モデルでは味わうことができない満足感がありました。
乗り降りのしやすさ
また、2025年2月にデビューをした新型オーラオーテック スポーツスペックで質が高いの思ったのが、乗り降りのしやすさです。
パッとみただけではわかりにくいですが、今回デビューをしたスポーツスペックは専用のチューニングをほどこしているスポーツスペックは、ベースのオーテックより最低地上高が15mmほど低くなっています。
■スポーツスペックと標準モデルのサイズ比較
そのため、車から降りる際、ドアを開けて体を外に向けるとスっと自然に足が地面につくようなスムーズな乗り降りのしやさに…。
パっと見ただけではわかりませんが、この乗り降りのしやすさも、ベースモデルのオーラオーテックにはないスポーツスペックならではの与謝野ひとつなのかなと思いました。
乗り心地のよさ
また、乗り心地&運転のしやすさも、新型オーラオーテック スポーツスペックがベースモデルよりも質が高いと感じるところのひとつです。
専用のチューニングをほどこしているスポーツスペックは、オーテックの標準モデルで感じたようなしなやかさはなく、やや硬めのセッティングになっています。
■スポーツスペックの専用サスペンション
そのおかげもあり、カーブでもふらつきにくく、また、ハンドルの操作に対してリニアに反応してくれる感じもあります。
私も実際に試乗させていただいて、見た目の感じはオーラオーテックの標準モデルと大して変わらないのに、乗り心地&走りのリニア感は全くの別物になっていたことに驚きました。
オーラオーテックの標準モデルよりアクセルを踏み込んだ時の加速感もワンランク良くなっていますし、オーラよりもうちょっと走りを楽しみたい人にはぴったりな質の高いクルマに仕上がっていました。
新型オーラオーテック スポーツスペックの内装の質感のデメリット
特別感のあるエンブレムや気持ちが良い走りなど標準モデルにはない質の高さがある新型オーラオーテック スポーツスペックの内装・インテリアですが、「ここは、もう少し作りこんでほしかった…」と感じるところもありました。
スポーツスペックの内装・インテリアの質感で気になったところは、何なのか?包み隠さずお話します。
装備&機能の充実度
2025年2月にデビューをした新型オーラオーテック スポーツスペックの内装・インテリアの質感で気になったことのひとつが、装備&機能の充実度です。
競合車やライバル車と比べて十分な機能を備えているスポーツスペックですが、残念ながら気になるところもありました。
そのひとつが、USBポートです。
このスポーツスペックは後部座席まわりにひとつしたUSBポートが標準装備されておらず、後から増設することもできません。
■スポーツスペックの後部座席のUSB
また、スポーツスペックの注目の装備&機能のひとつでもあるプロパイロット機能が標準装備ではなくメーカーオプション設定になっているのも気になるところのひとつでした。
後部座席まわりのデザイン性&使い勝手
また、後部座席まわりも質感がイマイチと言わざるを得ません。
今回デビューをはたした新型オーラオーテック スポーツスペックはブラックを基調にしたスタイリッシュ&スポーティな車内空間になっていますが、後部座席まわりは、少し「あれっ!?」と思うところも…。
そのひとつが、ドアパネルのデザインです。
■スポーツスペックのドア内側パネル
スポーツスペックのドアの内側部分にはドリンクホルダーが備わるなど使い勝手の良いデザインになっていますが、アームレスト部分にレザーやソフトパッドなどはあしわられておらずプラスチックがむき出しのままです。
■スポーツスペックの後席ドアアームレスト
そのため、少し安っぽい感じが…。
それだけでなく、真冬の寒い日に腕を置くと、ひんやりと冷たい肌触りになっているのも気になります。
また、タブレット端末や雑誌などを収納しておくのに便利なシートバックポケットが助手席側のみにしか用意されていないのも少し気になるところでした。
まとめ:細かなところで残念さもあるスポーツスペックの内装の質感
2025年2月にデビューをした新型オーラオーテック スポーツスペックの内装の質感を確認してみたところ、次のようなメリット&デメリットがありました。
■スポーツスペックの内装の質感の良いところ
・乗り降りがしやすい絶妙な高さ
・ワンランク上の乗り心地
■スポーツスペックの内装の質感の残念なところ
・後部座席まわりのデザイン性&居心地の良さ
スポーツスペックの内装・インテリアには、オーナー心をくすぐる専用のエンブレムを装着するなど、ベースとなっているオーラオーテックの標準モデルにはない魅力&メリットがあります。
その一方で後部座席の質感には少し物足りなさが…。
もしVIPを後部座席に乗せる機会が多いなど、後部座席の質感や居心地にこだわるかたは、購入前にしっかりとチェックしてみてくださいね。