2023年12月にデビューをはたした新型セレナ(SERENA)の90周年記念車は、ハイウェイスターをベースにしていることもあり、安全装備は充実しています。
ただ、最上位グレードに位置をするルキシオン(LUXION)と比べると、劣るところも…。
今回デビューをはたした新型モデルの90周年記念車は、どのような安全装備を備えているのでしょうか?また、最上位グレードのルキシオンなどと比べると、どこが見劣りするのでしょうか?
C28型 新型セレナ(SERENA)をベースにした特別モデル”90周年記念車”に備わっている安全装備&アイテムの種類や特徴、注意点を徹底解説いたします。
目次
新型セレナ 90周年記念車の安全装備【搭載アイテム&特徴をチェック】
2023年12月にデビューをはたした新型セレナ 90周年記念車は、次のような安全装備&アイテムを備えていましす。
■90周年記念車に標準装備の安全装備
・ヒルスタートアシスト
・インテリジェントエマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)
・インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)
・衝突回避ステアリングアシスト
・インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)
・LDW(車線逸脱警報)
・インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)
・BSW(後側方車両検知警報)
・RCTA(後退時車両検知警報)
・インテリジェントDA(ふらつき警報)
・踏み間違い衝突防止アシスト
・標識検知機能
・エアバッグ
・車両接近通報装置
・エマージェンシーストップシグナル
■90周年記念車にオプションで用意の安全装備
・アラウンドビューモニター
・SOSコール
・プロパイロット緊急停止支援システム
・プロパイロットのナビリンク機能
・プロパイロットパーキング
・アダプティブヘッドライト
・オートレベライザー
また、今回デビューをはたした90周年記念車に用意されている安全装備は、次のような特徴&魅力を備えていました。
安全装備はベース車のハイウェイスターと同じ
2023年12月にデビューをはたしたC28型新型セレナ 90周年記念車は、自動ブレーキや踏み間違い衝突防止アシスト、標識検知機能が標準装備されるなど、ベースモデルのハイウェイスターと全く同じ安全装備を搭載。
ドライバーの障害物回避操作をサポートする”衝突回避ステアリングアシスト”、ドライバーの注意力低下を検知してお知らせをしてくれる”ふらつき防止アシスト”なども備わっていますし、競合車と比べても十分に満足できる安全装備を備えていました。
車線変更をサポートする機能が標準装備
また、2023年12月にデビューをはたした新型セレナ 90周年記念車の安全装備の魅力のひとつが、高速道路などでの車線変更をサポートする機能が充実しているところです。
車種によっては、車線変更をする際、隣の車線を走っている車両を検知してお知らせをしてくれる”後側方衝突防止支援システム”を標準装備していないクルマもあります。
ただ、90周年記念車は、安心&安全な車線変更をサポートする“後側方衝突防止支援システム”を標準装備しています。
また、新型セレナ 90周年記念車は、荷室・ラゲッジスペースにたくさんの荷物を置いた時でもスッキリとクリアな後方視界を確保することができるインテリジェントルームミラーをオプションで用意しているのも注目ポイントのひとつですよ。
■オプションで用意のインテリジェントルームミラー
自動運転機能のプロパイロットも標準装備
また、2023年12月にデビューをはたしたC28型 新型セレナ 90周年記念車は、ハンドルだけでなく、長距離ドライブでの運転を楽にしてくれるプロパイロット機能を標準装備しています。
ただ、今回デビューをはたした90周年記念車に用意されているプロパロットは、アクセルやハンドル操作のみを自動制御してくれる”プロパイロット1.0″となっています。
手放し運転や自動で車線変更&追い越しをしてくれるプロパイロット2.0は装着することができないので、ご注意くださいね。
新型セレナ 90周年記念車の安全装備【注意点&残念なところをチェック】
2023年12月にデビューをはたした新型セレナ 90周年記念車は、競合車・ライバル車と比べて十分に満足できる安全装備&先進アイテムを備えてます。
ただ、最上位グレードに位置をするルキシオン(LUXION)などと比べると、少し物足りなさを感じるところも…。
今回デビューをはたしたい90周年記念車の安全装備の注意点&残念なところは、どこなのか?包み隠さずお話します。
純正ナビ&アラウンドビューモニターはオプション設定
2023年11月にデビューをした新型セレナ 90周年記念車の安全装備で注意が必要なことのひとつが、12.3インチの純正ナビとアラウンドビューモニターなどの扱いです。
この新型モデルの最上位グレードに位置をするルキシオン(LUXION)は、12.3インチの純正ナビやアラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラーなどを標準装備していました。
■新型セレナの12.3インチの純正ナビ
しかし、特別仕様車としてデビューをはたした90周年記念車は、ハイウェイスターがベースとなっていることもあり、日産コネクトに対応している純正ナビやインテリジェントルームミラーは、メーカーオプション設定になっています。
■新型セレナのアラウンドビューモニター
ちなみに、ハイウェイスターをベースにしたカスタム仕様のオーテック(AUTECH)では、純正ナビはオプションになっているものの、アラウンドビューモニターやインテリジェントルームミラーは標準装備になっていたんですよね。
■アラウンドビューモニターなどが標準装備のオーテック
個人的には、せっかく特別仕様車の90周年記念車を発売するのなら、オーテック(AUTECH)のようにアラウンドビューモニターやインテリジェントルームミラーを標準装備しても良かったのかなと思いました。
プロパイロットパーキングのリモート機能の用意はなし
また、2023年12月にデビューをはたしたC28型新型セレナ 90周年記念車の安全装備&先進アイテムで注意が必要なのが、メーカーオプションで用意されているプロパイロットパーキングです。
狭い駐車や縦列駐車をサポートしてくれるプロパイロットパーキングですが、最上位モデルに位置をするルキシオン(LUXION)は車外からスマートキーを使って操作することができるリモート機能を備えているんですよね。
一方、特別仕様車としてデビューをはたした90周年記念車に用意されているプロパイロット パーキングは、リモート機能の用意はナシ。
そのため、乗り降りがしにくい狭い駐車場で、あらかじめクルマから降りてからスマートキーを使ってクルマを駐車をすることはできません。
このように新型セレナ 90周年記念車は、プロパイロット機能だけでなく、プロパイロットパーキングの性能&機能も劣るのでご注意くださいね。
まとめ:十分に満足できる安全装備を備えている新型セレナ 90周年記念車
2023年12月にデビューをはたしたC28型新型セレナ 90周年記念車に用意されている安全装備を確認してみたところ、次のようになっていました。
■90周年記念車に標準装備の安全装備
・ヒルスタートアシスト
・インテリジェントエマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)
・インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)
・衝突回避ステアリングアシスト
・インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)
・LDW(車線逸脱警報)
・インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)
・BSW(後側方車両検知警報)
・RCTA(後退時車両検知警報)
・インテリジェントDA(ふらつき警報)
・踏み間違い衝突防止アシスト
・標識検知機能
・エアバッグ
・車両接近通報装置
・エマージェンシーストップシグナル
■90周年記念車にオプションで用意の安全装備
・アラウンドビューモニター
・SOSコール
・プロパイロット緊急停止支援システム
・プロパイロットのナビリンク機能
・プロパイロットパーキング
・アダプティブヘッドライト
・オートレベライザー
特別仕様車の90周年記念車は、ベースモデルのハイウェイスターと同様、自動ブレーキや踏み間違い防止アシストなど十分に満足できる安全装備&先進機能を備えていますた。
ただ、90周年記念車は、手放し運転をすることができるプロパイロット2.0やリモート機能付きのプロパイロット パーキングの用意はありません。
そのため上位モデルに位置をするルキシオン(LUXION)と比べると、90周年記念車の安全装備は劣ります。
購入価格は少し高くなってしまいますが、もしワンランク上の安全装備&機能を備えているクルマに乗りたい方は、90周年記念車よりルキシオンの方が良いかもしれませんね。