日産の人気コンパクトカーのE13型 新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)は、2024年11月現在、
・ベースとなっている標準モデル
・特別モデルの90周年記念車
・オーテックが設計したクロスオーバー
の3つのモデルを用意していますが、タイヤ&ホイールのデザインやサイズがモデルによって大きく異なります。
そのため、見た目の迫力や精悍さにも大きな差が…。
今回デビューをはたしたE13型 新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の3つのモデルは、それぞれどのようなデザインのタイヤ&ホイールを履いているのでしょうか?また、モデルによってどのような違いがあるのでしょうか?
実車画像を使って、タイヤ&ホイールのデザインやサイズ、メーカーなどの違いを確認してみましょう。
目次
新型ノートe-POWERの足まわり【モデルによるホイールの違いをチェック】
2024年11現在、発売されているE13型 新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の3つのモデルのホイールは、それぞれ次のようなデザインをしています。
■標準モデル&ホイール
■90周年記念車のホイール
■クロスオーバーのホイール
また、それぞれのモデルが装着しているホイールは、次のような特徴がありました。
スチールホイールを標準装備の標準モデル
E13型 新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の標準モデルは、3つのモデルの中で唯一、ガンメタ塗装をほどこしたスチールホイールを標準装備しています。
そのかげもあり、他のモデルと比べると、少しシンプルなサイドスタイルに…。
ただ、メーカーオプションで切削加工&ブラック塗装をほどこしたアルミホイールを用意しています。
■オプションで用意のアルミホイール
オプション価格は約8万円と少し高めですが、もし標準モデルの足まわりの迫力や洗練さに物足りなさを感じた方は、オプションで用意しているアルミホイールに変更しても良いかもしれませんね。
ブラック塗装のアルミホイールを採用の90周年記念車
一方、日産の創立90周年を記念して登場したE13型 新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の90周年記念車は、ベースとなっている標準モデルとは違いアルミホイールを採用しています。
そんな90周年記念車のホイールの特徴は、カラーリングです。
この90周年記念車に用意されているアルミホイールのデザインは、標準モデルのオプションで用意されているアルミホイールと全く同じデザインになっています。
ただ、スポーク部分をすべてブラックで塗装をした特別仕様に…。
そのおかげもあり、E13型 新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の90周年記念車は、他のモデルよりも精悍さと迫力がただようサイドスタイルになっていました。
チカラ強さを感じるクロスオーバーのホイール
E13型 新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のクロスオーバーは、切削加工&ブラック塗装をほどこしたアルミホイールを標準装備しています。
スポークは、靴のスパイクをモチーフにしたようなデザインをしており、SUVモデルらしいチカラ強さが…。
また、クロスオーバーのアルミホイールは切削面が美しく、ドットパターンのフロントグリルやメタル調のサイドミラーなどの専用装備との相性が良く、街中で映える洗練された見た目になっているのも好印象
新型ノートe-POWERの足まわり【タイヤサイズの違いをチェック】
また、E13型 新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)に用意されている3つのモデルは、タイヤサイズも異なります。
この3つのモデルに用意されているタイヤサイズを確認してみたところ、次のようになっていまいた。
■新型ノートの全3種類のタイヤサイズ
標準モデルと90周年記念車は同じタイヤサイズを採用
現在発売されているE13型 新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の標準モデルと特別仕様車として登場した90周年記念車は、どちらも同じ16インチサイズ(185/60R16)のタイヤを履いています。
標準モデルと90周年記念車が履いているタイヤの幅は185mmと広すぎないため、燃費性能と走行安定性のバランスが良いサイズとなっています。
扁平率は60%の適度な厚みが路面からの衝撃を吸収し、不快感のない柔らかな乗り心地を提供してくれます。
見た目の迫力は上位モデルに位置をするオーラより劣りますが、燃費、乗り心地、見た目のバランスが撮れた実用的なタイヤサイズになっていました。
ひと回り大きいクロスオーバーのタイヤ
オーテックが設計・開発したノートe-POWER クロスオーバーは、標準モデルや90周年記念車と同様に16インチサイズのタイヤを採用しています。
ただ、クロスオーバーのタイヤ幅は195mmとなっており、標準モデルや90周年記念車の185mmに比べて10mm広い設計となっています。
また、1本のタイヤが1本のタイヤが対応できる最大荷重を表す”荷重指数”も注目ポイントのひとつです。
クロスオーバーのタイヤの荷重指数は”89″となっており、1本のタイヤで最大580kgまで対応可能です。
荷重指数が”86(最大530kg)”の標準モデルや90周年記念車よりも耐荷重性能が高く、乗員や荷物を積んだ状態でも安定した走行が可能となっています。
このようにノートe-POWERのクロスオーバーは重たい荷物を載せても大丈夫なようになっているので、荷物が多くなりがちなアウトドアや長距離ドライブでも快適に運転をすることができますよ。
新型ノートe-POWERの足まわり【タイヤメーカー&ブランドの違いをチェック】
ホイールのデザインやタイヤサイズに違いがあるE13型 新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)をベースにした3つのモデルですが、履いているタイヤのメーカー&ブランドは、どうだったのでしょうか?
この3台のモデルのタイヤサイズ&メーカーを比べてみたところ、次のようになっていました。
■新型ノートの全3種類のタイヤメーカー&ブランド
この3つのモデルはすべて燃費効率とコストパフォーマンスの良さが魅力のブリヂストンの〇〇を履いています。
ただ、足まわりのチューニングが異なることもあり、モデルによって乗り心地や走りに違いがありました。
柔らかい乗り味の標準モデルと90周年記念車
E13型 新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の標準モデルと90周年記念車は同じような乗り心地になっているのですが、どちらも柔らかめの乗り心地になっています。
下からの衝撃をしっかりと吸収してくれるおかげで、凹凸のあるマンホールや荒れたアスファルト道路を運転しても嫌な不快感はなく、ストレスな快適に運転をしてくれます。
ただ、オーテックが設計したノート クロスオーバーと比べると、タイヤの厚みを感じる”ふわふわ感”のある乗り心地になっているので、硬めの乗り味が好きな方には、少し物足りなさを感じるのかなと思いました。
予想以上にフラット感があるクロスオーバー
一方、E13型 新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のSUV仕様のクロスオーバーは、思った以上にフラット感のある乗り心地になっていました。
と言うのも、先ほどもお話した通りクロスオーバーは、標準モデルや90周年記念車よりタイヤの幅が10mmほど大きくなっているんですよね。
また、クロスオーバー仕様と言うこともあり、他の2台のモデルより車高も高くなっています。
そのため、標準モデルや90周年記念車よりも柔らかい”ふわふわ”とした乗り心地になっていると思っていました。
しかし、E13型 新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のクロスオーバーは、専用のチューニングをほどこしていることもあり、しっとりとしたフラットな乗り心地に…。
高速道路でのつなぎ目を乗り越えても大きく上下に揺れない安定感のあるフラットな乗り心地を楽しみたい方は、SUV仕様のクロスオーバーの方が良いのかなと思いました。
まとめ:違うデザイン&サイズのタイヤを採用の新型ノートの3つのモデル
現在発売されているE13型 E13型 新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)をベースにした3つのモデルのタイヤ&ホイールを確認してみたところ、次のようになっていました。
■新型ノートの全3種類のタイヤまとめ
今回デビューをはたした新型モデルは、モデルによって異なるホイールデザインを採用。
また、履いているタイヤのメーカー&ブランドは同じものの、チューニングが異なることもあり、乗り心地に差が…。
このように見た目のデザインだけでなく、乗り味にも違いがあるので、E13型 新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の中でどのモデルを購入しようか迷っている方は、実際に試乗をして乗り心地やハンドルの操舵感なども確認するようにしてくださいね。