2018年3月、日産の人気ミニバン新型セレナから待望のハイブリッドモデル新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)がデビューをしました。
2列目シートに採用されている独立キャプテンシートなど、今回新発売された新型e-POWER(eパワー)とガソリン車のナビの外装や内装のデザインは、既存のガソリン車/マイルドハイブリッド車と大きく異なります。
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このように内装や外装に様々な違いがあるこの2台のモデルですが、違いを見比べていてちょっと驚いた事が…。
それは、新型e-POWER(eパワー)とガソリン車/マイルドハイブリッド車で純正ナビ”MM517D-L”の機能に違いがあった事です。
今回新発売されたこの新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)に用意されている純正ナビ”MM517D-L”は、どのようなデザイン&使い勝手だったのか?また、新型e-POWER(eパワー)とガソリン車のナビは、何が違ったのか?
実車画像を使って、新型e-POWER(eパワー)に装着できる純正ナビのデザインや使い勝手、また、ガソリン車との違いを紹介したいと思います。
目次
新型セレナe-POWERの純正ナビMM517D-Lの画像レビュー
2018年3月にデビューをした新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)の純正ナビ”MM517D-L”は、このようなデザインになっています。
■新型セレナe-POWERの純正ナビ”MM517D-L”
今回新発売された新型モデルでは、画面サイズや機能が異なる3つのグレードを用意していますが、この”MM517D-L”は、9インチサイズの大画面を備えた最上位モデル。
なので、運転中の視認性&タッチパネルの操作感がとても良いです。
また、この最上位モデルの”MM517D-L”選ぶと、ナビの周囲に専用デザインのパネルが装着されます。
そのおかげで、ナビとインパネとの相性も良く、全く違和感のない一体感のあるデザインになっているのも好印象でした。
純正ナビ”MM517D-L”の使い勝手はどうだった?
このようなデザインになっている新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)の純正ナビ”MM517D-L”ですが、使い勝手もかなり良かったです。
まず私がこのナビで良いと思ったのは、アイコンの大きさです。
このようにこの操作画面のアイコンが大きいため、タッチパネルの操作がしやすい感じが…。また、タッチパネルの反応が良く、操作をしている最中にストレスやタイムラグを感じないのも好印象でした。
純正ナビ”MM517D-L”は、エンターテイメントも充実
また、今回新発売された新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)に装着できる”MM517D-L”は、エンターテイメント機能が充実しているのも注目ポイントの一つです。
この新型e-POWER(eパワー)の純正のナビでは、テレビを見る事ができるのですが、この”MM517D-L”は9インチと画面サイズが大きいのが好印象。
(ちなみに、走行中はテレビを見る事ができません。)
■純正ナビ”MM517D-L”にテレビを映し出した様子
また、純正ナビの最上位モデル”MM517D-L”では、テレビだけではなく、ブルーレイ(Blue-ray)ディスクにも対応しています。
ブルーレイ(Blue-ray)は、ディーラーオプションで装着できる後席用モニターに映し出すことができるので、ドライブ中、小さいお子さんを大人しく座らせておくのに重宝するのかなと思いました。
■新型セレナの11インチの後席モニター
また、今回新発売された新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)の純正ナビでは、iPhone(アイフォン)に接続して利用できる”Apple CarPlay”などに対応しているのも注目ポイントの一つなのかなと思いました。
e-POWERの純正ナビには、ガソリン車には無い嬉しい機能も…
また、今回新発売された新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)に用意されている純正ナビ”MM517D-L”では、ガソリン車/マイルドハイブリッド車に用意されていないe-POWER専用の機能もありました。
それは、新型e-POWER(eパワー)のナビ”MM517D-L”はクルマの周囲に搭載されたカメラと連動しており、ナビにアラウンドビューモニターや後方の様子をナビに映し出す事ができるようになった事です。
ガソリン車/マイルドハイブリッド車では、ナビにアラウンドビューモニターの映像を映し出すことはできずに、メーター内にある7インチのカラーディスプレイ”アドバンスドドライブアシストディスプレイ”に表示をしていました。
■ガソリン車のアラウンドビューモニター
しかし、今回新発売された新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)では、純正ナビ”MM517D-L”にアラウンドビューモニターを表示できるようになりました。
実際に”MM517D-L”にアラウンドビューモニターの様子を映し出すと、このような感じに…。
■新型e-POWERのアラウンドビューモニター
やはりメーター内のモニターに表示されるのと、ナビに表示されるのでは、画面の大きさや視認性が全く異なります。
私はこの新型モデルを試乗した際、パーキングも試させて貰ったのですが、アラウンドビューモニターの映像をメーター内のモニターに表示するガソリン車/マイルドハイブリッド車よりも、ナビに映像を表示する新型e-POWERの方が駐車がしやすかったです。
このようにナビの画面にアラウンドビューモニターの映像を表示できるようになったことは、ガソリン車/マイルドハイブリッド車には無い新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)の大きなメリットの一つなのかなと思いました。
2018年3月にデビューをした新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)の純正ナビ”MM517D-L”は、このようなデザイン&使い勝手になっていました。
基本的な性能や使い勝手は、ガソリン車/マイルドハイブリッド車のものと変わりはありません。
ただ、今回新発売された新型e-POWER(eパワー)のに装着できる純正ナビ”MM517D-L”は、ガソリン車/マイルドハイブリッド車とは異なりアラウンドビューモニターの映像を表示できるようになっていました。
なので、ガソリン車/マイルドハイブリッド車よりもアラウンドビューモニターの視認性が良くなった感じました。
今回新発売された新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)とガソリン車/マイルドハイブリッド車では、外装や内装に様々な違いがありますが、このナビの使い勝手も、運転をした時に実感をする意外と大きな違いの一つなのかなと思いました。