2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)は、12.3インチの純正ナビだけでなく、ディーラーオプションナビを用意しています。
ただ、純正ナビとディーラーオプションナビでは、画面サイズから備わってい機能まで様々な違いがあります。
また、この新型モデルのディーラーオプションナビは2種類用意されているのですが、モデルによって機能や使い勝手に差が…。
今回デビューをはたした新型モデルのディーラーオプションナビは、どのようなデザインをしているのでしょうか?また、この新型モデルに用意されているディーラーオプションナビは、おすすめなのでしょうか?
新型セレナ(SERENA)に用意されているディーラーオプションナビの画面サイズや機能、注意点を包み隠さず紹介したいと思います。
目次
新型セレナの2種類のディーラーオプションナビ【特徴&注目ポイントをチェック】
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)は、次の3種類のディーラーオプションナビを用意しています。
■新型セレナのディーラーオプションナビ
・MM222D-Le
スマホやiPhoneを接続して使用をするディスプレイオーディオを含め2種類用意しているこの新型モデルですが、この新型モデルのディーラーオプションナビは、次のような特徴&魅力を備えていました。
画面サイズは純正ナビよりひと回り以上小さめ
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のディーラーオプションナビの注目ポイントのひとつが、画面サイズです。
今回デビューをはたした新型モデルのディーラーオプションナビの画面サイズは、MM222D-L/MM222D-Leどちらも9インチとなっています。
■9インチサイズのディーラーオプションナビ
メーカーオプションで用意されている純正ナビの画面サイズは12.3インチなので、ひと回り以上小さくなっています。
■12.3インチの純正ナビ
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のナビは、インパネ中央の上部に設置されるのですが、ナビまわりのパネルは、12.3インチの純正ナビのサイズにあわせて作られています。
そのため、9インチサイズのナビを収めると、ベゼル(=ナビまわりの縁)が太く、実際よりも画面サイズが小さく感じてしまいました。
MM222D-LとMM222D-Leの差はレコーダーリンク機能
また、備わっている機能&装備も、今回デビューをはたした新型セレナ(SERENA)のディーラーオプションナビの特徴&注目ポイントのひとつです。
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)の2種類のディーラーオプションナビはどちらも”MM222D”という型番が与えられているとおり、基本的な機能&装備に差はありません。
この2つのディーラーオプションの唯一の違いは、レコーダーリンク機能です。
車内でも家で録画した番組を楽しみたい方は、レコーダーリンク機能を備えているMM222D-Leの方が良いです。
一方、車内では、スマホやタブレット端末でYoutube、ネットフリックス(Netflix)やアマプラなどのサブスクを楽しむという方は、レコーダーリンク機能が備わっていないMM222D-Lで良いのかなと思いました。
ちなみに、レコーダーリンク機能は、お手持ちのスマートフォンを経由して接続します。
そのため、レコーダーリンク機能を使用すると、スマホの通信費がかかるのでご注意を…。
アラウンドビューモニターを搭載可能
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のディーラーオプションナビは、バックや駐車をする際に便利なアラウンドビューモニターを搭載していません。
ただ、メーカーオプションで用意されているアラウンドビューモニターを注文すれば、ディーラーオプションのナビの画面にも表示させることができますよ。
ディーラーオプションナビのオプション価格は約20万円~
また、2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)に用意されているディーラーオプションナビのお値段を確認してみたところ、次のようになっていました。
この新型モデルに用意されているディーラーオプションのお値段は、ラオーディオレス車にするか、ナビ取り付けパッケージを装着するかによって変わってきますが、だいたい20万円~25万円なっています。
■新型セレナのディーラーオプションナビの価格
ちなみに、新型セレナ(SERENA)に用意されている純正ナビのお値段は、アラウンドビューモニターやインテリジェントルームミラー、SOSコールなどとセットになっているため、オプション価格は約48万円~と少しお高めになっています。
■新型セレナの純正ナビのオプション価格
「セレナと相性の良いナビを購入したいけど、純正ナビのお値段は、ちょっと高すぎる…。」と感じた方は、ディーラーオプションナビの購入を検討しても良いかもしれませんね。
また、今回デビューをはたした新型モデルのディーラーオプションナビは、ドラレコや後席モニターなどとセットになったパッケージオプションも用意しているのも注目ポイントのひとつですよ。
■新型セレナのディーラーオプションナビのパッケージ価格
新型セレナのディーラーオプションナビ【欠点&注意点を紹介】
純正ナビよりもお手軽なお値段になっている新型セレナ(SERENA)のディーラーオプションナビですが、純正ナビに劣る欠点&デメリットも…。
今回デビューをはたした新型モデルのディーラーオプションナビは、どのような欠点&デメリットがあるのか?包み隠さずお話したいと思います。
見た目のデザイン性
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)の欠点&デメリットのひとつは、見た目のデザイン性です。
先ほどもお話した通り、この新型モデルのナビまわりのパネルは、12.3インチの純正ナビにあわせて作られているため、パネルに比べて、ナビのサイズが小さく感じてしまいます。
また、純正ナビと違い、ディーラーオプションのナビは一体化デザインになっていないため、後付け感がでてしまうのも、欠点&デメリットのひとつなのかなと思いました。
■後付け感のあるディーラーオプションナビ
■一体感のある純正ナビ
ルキシオンには装着できない
また、新型セレナ(SERENA)の最上位モデルに位置をするルキシオン(LUXION)には、ディーラーオプションナビを装着することができないのも、注意をしなければいけないポイントのひとつです。
今回デビューをはたした新型モデルのルキシオン(LUXION)は12.3インチの純正ナビが標準装備されているんですよね。
■純正ナビが標準装備のルキシオンの内装
そのため、ディーラーオプションナビを装着することはできません。
もしディーラーオプションナビを装着したいのなら、XVグレードやハイウェイスターVなどルキシオン以外のモデルを選ぶ必要があるので、ご注意くださいね。
日産コネクトに対応していない
また、2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のディーラーオプションなびの最大の弱点&欠点が、通信技術を活用して様々なサービスを提供するコネクテッド機能”日産コネクト”に対応していないことです。
■日産コネクトの主な機能
・乗る前エアコン
・地図自動更新
・Googleサービス
・ボイスアシスタント
・Amazon Alexa
・オペレーターサービス
・Apple CarPlay/Android Auto
・SOSコール
・故障時サポートコール
・プロパイロット緊急停止支援システム
・リモートドアロック
・リモートマイカーチェック
・メンテナンス通知
そのため、ディーラーオプションナビを装着したモデルでは、車外からスマホを使って、エアコンをあらかじめ作動させる”乗る前エアコン”を使うことができません。
また、事故に遭った際やあおり運転に巻き込まれた際、専用のオペレーターがサポートしてくれるSOSコールも搭載することができません。
このようにディーラーオプションナビを装着すると、利用できない機能&サービスもたくさんあるのでご注意くださいね。。
まとめ:注意点も多い新型セレナのディーラーオプションナビ
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のディーラーオプションナビの特徴や魅力、欠点を確認してみたところ、次のようになっていました。
■新型セレナのディーラーオプションナビの特徴のまとめ
・画面サイズは9インチ
・オプション価格は約20万円~25万円
・2つの違いはレコーダーリンク機能
■新型セレナのディーラーオプションナビの欠点のまとめ
・ルキシオンに装着不可
・日産コネクトに非対応
今回デビューをはたした新型モデルのディーラーオプションナビのお値段は、約20万円~25万円となっており、メーカーオプションで用意されている純正ナビよりお得に装着することができます。
ただ、日産コネクトに非対応など欠点&デメリットも…。
そのため、乗る前エアコンやSOSコールなど便利なアイテムやイザという時に役立つアイテムを利用することができません。
お値段の安さが魅力の新型セレナ(SERENA)のディーラーオプションナビですが、運転をする時の快適性や使い勝手のことを考えると、純正ナビの方が良いのかなと思いました。