2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)は、新開発の1.4リットルエンジンを搭載したe-POWERと2.0直列4気筒エンジンを搭載したガソリン車を用意しています。
先日、この新型モデルの見積もりをもらう際、e-POWERとガソリン車の販売比率を聞いてきたのですが、思ったよりも差が小さいような感じが…。
今回デビューをはたした新型モデルのe-POWERとガソリン車は、どちらの方が人気が高くなっているのでしょうか?また、e-POWERとガソリン車の販売比率の差は、どれくらいなのでしょうか?
新しく生まれかわった新型セレナ(SERENA)のe-POWERとガソリン車の売れ行き&販売比率の差を紹介したいと思います。
目次
新型セレナのe-POWERとガソリン車【人気&販売比率をチェック】
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のe-POWERとガソリン車は、このようなデザインをしています。
■新型セレナ e-POWERの外装&内装
■新型セレナ ガソリン車の外装&内装
今回デビューをはたした新型モデルのe-POWERとガソリン車の外装の差は、それほど多くありません。
ただ、e-POWERのみセンターコンソールトレイが備わるなど、内装・インテリアの装備&機能、使い勝手には様々な差があります。
■e-POWERのみに用意のセンターコンソールトレイ
そのため、車内の快適性や使い勝手などに差が…。
そんな新型モデルのe-POWERとガソリン車の人気&販売比率を確認してみたところ、次のようになっていました。
■新型セレナのe-POWERとガソリン車の販売比率
※2023年5月末現在
売れ行きが順調なe-pOWER
今回デビューをはたした新型セレナe-POWER (SERENA e-POWER)の販売比率は、約54%となっていました。
最初、この数字を聞いた時、「思ったよりもe-POWERは売れていないのかな?」と思ったのですが、実はそうではないみたいですね。
ディーラーさんの話によると、e-POWERの方が遅れて登場したたため、現時点(5月末)でのe-POWERとガソリン車の販売比率の差は小さくなっているとのこと。
e-POWERが発売されて以降は、e-POWERの問い合わせ&注文が多くなっており、現在では、6割~7割くらいの方がe-POWERの方を購入していくようですよ。
意外と売れ行きが良いガソリン車
一方、新型セレナ(SERENA)のガソリン車の販売比率は約46%となっており、思ったよりも健闘をしているような感じが…。
ディーラーさんの話によると、近所の買い物や街乗りメインなど遠出をしない方は、ガソリン車の方を購入していく傾向が強いそうです。
最近はe-POWERの方に注文が集中しているため、最終的なガソリン車の販売比率は40%前後くらいになりそうとのことですが、ディーラーさんとしては、期待以上の売れ行きのようですよ。
売れ行きが好調な新型セレナe-POWER【人気が高い理由とは?】
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)は、ガソリン車よりe-POWERの方が売れ行きが良いですが、人気が高い理由は、なんだったのでしょうか?
いつもお世話になっているディーラーさんにe-POWERの人気の理由を聞いてきたので、紹介したいと思います。
静寂性&運転のしやすさ
フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のe-POWERが人気の理由の一つは、静寂性&運転のしやすさです。
今回デビューをはたした新型モデルのe-POWERは、エンジンで発電した電気で走行する”100%モーター駆動”となっています。
■e-POWERのエンジン
そのため、もともと静寂性に優れているのですが、今回デビューをはたした新型モデルは、ロードノイズが大きい時にエンジンで発電するなど、エンジンの存在感んを消す様々な工夫がほどこされています。
そのため、今回デビューをはたした新型モデルは、電気自動車のような乗り心地&ドライビングフィールに…。
また、パワーステアリングがしっかりと効いていて、老若男女誰でも運転がしやすいしっとり&滑らかなハンドルの操舵感になっているのも、e-POWERの人気が高い理由のひとつのようですよ。
先進装備&機能が充実
また、ディーラーさん曰く、様々な先進装備や使い勝手の良いアイテムが用意されているのも、新型セレナ(SERENA)のe-POWERが人気の理由のようです。
その一つが、プロパイロットパーキングです。
今回デビューをはたした新型モデルでは、e-POWERのみ駐車時のハンドル&アクセル操作を自動制御してくれるプロパイロットパーキングを装着することができます。
また、メーカーオプションで用意されているアクセサリーコンセントも、e-POWERのみの専用アイテムです。
■e-POWERに用意のアクセサリーコンセント
このように先進装備&使い勝手の良いアイテムが用意されているのも、e-POWERの人気の理由のようですよ。
元の取りやすさ
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のe-POWERは、元が取りやすいだけでなく、下取り出す際、ガソリン車よりも高く買い取ってもらうことが期待できるのも人気が高い理由のようです。
今回デビューをはたした新型モデルのe-POWERとガソリン車の同グレードの車体本体価格を比べると、40万円以上のの差があります。
■新型セレナの車体本体価格
ただ、e-POWERはエコカー減税対象車になっていることもあり、車体本体価格にオプションや諸経費を加えた乗り出し価格で比較すると、e-POWERとガソリン車の価格差は26万円くらいまで縮まるんですよね。
そのため、たくさん運転するヘビーユーザーの方なら、5年~6年くらいで元をとることができちゃいます。
ディーラーさん曰く、これくらいの年数で元を取ることができるのなら、静寂性も良く、運転をしやすいe-POWERの方を購入しようと言う方も大勢いるそうですよ。
まとめ:ガソリン車よりも人気が高い新型セレナのe-POWER
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のe-POWERとガソリン車の販売比率を確認したところ、このようになっていました。
■新型セレナのe-POWERとガソリン車の販売比率
今回デビューをはたした新型モデルは、静寂性だけでなく、機能や装備が充実しているe-POWERの方が人気が高くなっているそうです。
また、ディーラーさんの予想では、e-POWERとガソリン車の売れ行きの差はさらに広がり、だいたい6:4くらいで落ち着くのではないか?とのこと。
たしかに、今回デビューをはたした新型モデルのe-POWERはガソリン車にはない魅力&メリットががあります。
ただ、今回デビューをはたした新型モデルは、ガソリン車よりe-POWERの方が納期・納車待ちが長くなっているのでご注意くださいね。