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【使いにくいシーンも…】新型リーフ e-PEDALの欠点・デメリット

日産の電気自動車新型リーフ(LEAF)が8年ぶりにフルモデルチェンジをして、2017年10月にデビューをしました。

先日、この2台目モデルの試乗をさせて貰った際に、自動駐車のプロパイロット パーキングなど様々な機能を確かめさせて貰ったのですが、私が特に良いと思ったのが、e-PEDAL()によるワンペダル ドライビングです。

アクセルペダルだけで加速や減速、停車を自由自在にコントロールできるe-PEDAL(eペダル)の最大の魅力は、疲れにくいところです。

私も試乗中に実感をしたのですが、e-PEDAL(eペダル)を使用すると、アクセルからブレーキペダルへの踏み替えの回数が大幅に減りるため、運転がとてもラクに…。長時間運転しても、疲労感を感じないのは、好印象でした。

>>> 運転はラクになった?新型リーフのe-PEDALを試乗で使った感想

ただ、この新型リーフに搭載されているe-PEDALによるワンペダル ドライビングには、欠点・デメリットも…。

この日産の新型リーフのe-PEDAL(eペダル)ですが、私が試乗をして気になった事・欠点に感じた事は何だったのか?

この新型モデルの注目の機能でもあるe-PEDAL(eペダル)の欠点・不満を包み隠さず紹介したいと思います。

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新型リーフの欠点1:使いこなすには慣れが必要

今回新発売された日産の新型リーフに搭載されているe-PEDAL(eペダル)の欠点・デメリットの一つは、使いこなすのに慣れが必要と言う事です。

このe-PEDAL(eペダル)を使用したワンペダル ドライビングでは、アクセルの踏み込み具合や戻し具合でスピードを調整するのですが、戻し加減一つでブレーキの強弱が変わります。

例えば、じわじわとアクセルペダルを戻すと、ゆっくりと減速をしていきます。
一方、パっとアクセルペダルから足を離すと、急ブレーキのような強いブレーキがかかります。

このようにアクセルペダルの戻すスピードや強弱でブレーキのかかり具合も変わってくるので、クルマを停車する際、自分が思い通りのところに停車するのも一苦労です。

ちなみに、私は何度も白線よりもクルマ一台分くらい手前で停車させてしまい、軽くアクセルペダルを踏み込んで白線までゆっくりと進んでいくと言う事を何度もしました。

1時間くらい試乗をすると、何となく慣れてくるので、自分がイメージしていた位置の近くに停車できるようになりましたが…。

このe-PEDAL(eペダル)は慣れてくると本当に便利な機能だと思いますが、初めて運転する方の中には、私のように思い通りに運転できずに戸惑う人もいるのかなと、思いました。

白線での停車以上に慣れが必要だと感じたのは…

このように白線でピタっと停車するのにも慣れが必要な新型リーフのe-PEDAL(eペダル)ですが、それ以上に慣れが必要だなと思ったのが、カーブを曲がる時です。

私はそれなりに運転歴が長いので、アクセルとブレーキペダルを使用すると、”カーブを曲がる手前でしっかりと減速して、曲がった直後にアクセルを踏み込んで再加速”と言う、一連の流れがスムーズに行う事ができます。(当然ですが…)

しかし、e-PEDAL(eペダル)を使用すると、カーブ直前での減速のタイミングが自分のイメージと合わないため、どこかギクシャクする感じが…。

手前で減速しすぎちゃったり、減速が間に合わずスピードを落としきれないままカーブに突入しちゃったり…、自分のイメージ通りのe-PEDALを操作するのは、本当に難しいなと思いました。

また、e-PEDAL(eペダル)を使った状態で、ストレスなくスムーズにカーブを乗り越えるには、やはりちょっと慣れが必要なのかなと、思いました。

今までの運転のクセがデメリットになる事も…

今までの運転のクセがe-PEDAL(eペダル)のワンペダル ドライビングする時には、欠点・デメリットになる事もあるように感じました。

その一つが、アクセルペダルの戻し方&離し方です。

ブレーキペダルに踏み替える際や惰性で走りたい時など、パッとアクセルペダルから足を離すクセがある人は、大勢いると思います。当然、私もその一人です。

アクセルとブレーキペダルを使って操作をする一般的なクルマならこのようにパッとアクセルペダルから足を離すのは全然問題ありません。

しかし、今回フルモデルチェンジをして新発売された日産の新型リーフ(LEAF)のe-PEDALで、このようにパッとアクセルペダルから足を離すと急ブレーキのように強い減速が発生します。

私も試乗中にいつもの癖でアクセルペダルからパッと足を離してしまい、自分でもビックリするくらいの強いブレーキが不意にかけてしまいました。試乗中、後部座席に座っていた私の妻が、「前に少しつんのめった。」と言うくらいの強いブレーキです。

アクセルとブレーキペダルを使って操作していた時は全く意識してい無かった事も、新型リーフのe-PEDAL(eペダル)では、マイナス・欠点になる事もあるので、注意をしないといけないなと思いました。

また、e-PEDAL(eペダル)で運転をする時は、普段の運転では全く気にしないアクセルの戻し作業にも細心の注意が必要なのかなと思いました。

新型リーフの欠点2:使用するシーンを選ぶ

日産の新型リーフのe-PEDAL(eペダル)を使用したワンペダル ドライビングは、使用するシーンを選ぶ事も欠点・デメリットの一つなのかなと、試乗をして思いました。

私がe-PEDAL(eペダル)のワンペダル ドライビングが不向きと感じたシーンは、高速道路での運転です。

私は少しだけe-PEDAL(eペダル)で高速道路を運転して諦めちゃったのですが、試乗をしていて気になったのは、常に一定の踏み込み量を維持しないといけない面倒さです。

新型リーフに搭載されているe-PEDAL(eペダル)は、アクセルの踏み込み量に対するスピードの変化が本当に繊細なのですが、高速道路で運転していた場合、一般道を走っている以上に注意が必要です。

ちょっとアクセルペダルの踏み込みを緩めただけでも、体で感じるくらいの減速感があるため、運転中に気を抜けません。

また、アクセルとブレーキペダルを使用したノーマルモードの運転では、アクセルペダルから一時的に足を離しても惰性で走り続けてくれます。なので、ちょっと疲れた時など、ちょっと体の位置を整えて、アクセルの踏み直しをする事もできます。

しかし、e-PEDAL(eペダル)を使用したワンペダル ドライビングでは、アクセルペダルから足を離した瞬間に強いブレーキがかかるので、ノーマルモードで可能な踏み直しをする事はできません。

この事が高速道路を運転している時の余計な緊張やストレスに…。

実際にe-PEDAL(eペダル)で運転したのは数分程度だったのですが、個人的には、高速道路の運転は、e-PEDAL(eペダル)よりも同一車線自動運転技術の”プロパイロット機能”やノーマルモードの方が良いのかなと思いました。

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型リーフ(LEAF)のe-PEDALはとても良い機能だと思いましが、このような欠点・デメリットもありました。

このe-PEDAL(eペダル)の大きな問題は今までにない操作性や乗り心地なので、基本的には時間や慣れが解決をしてくれると思います。

ただ、先日、試乗している時に教えて貰ったのですが、1割~2割程度はこのe-PEDAL(eペダル)の乗り心地や走破性に馴染めなかった人もいるそうです。

このようにe-PEDAL(eペダル)を使ったワンペダル ドライビングは若干お客さんを選ぶので、この機能の乗り心地や操舵性が気になる方は、購入前にしっかりと試乗をして、運転のしやすさや乗り心地を確かめてた方が良いかもしれませんね。

>>> 思った以上に短い!?新型リーフの実際の航続距離を確認してみた

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