2010年に日産から発売された電気自動車の新型リーフ(LEAF)が初のフルモデルチェンジを行い、2代目がデビューしました。
この2代目モデルは、オーソドックスな5ドアのハッチバックタイプになり、老若男女誰からも好まれるデザインに…。また、内装・インテリアも使い勝手がよくなったように感じました。
>>> 日産 新型リーフの内装画像レビュー【先代より良くなったところとは?】
ただ、その一方、日産の新型リーフ(LEAF)を見て、残念に感じたのは、用意されている収納スペースの数と使い勝手です。
ディーラーさんは、「ファミリーカーとして使っても十分に満足して貰えるだけの収納スペースを用意した。」と、いってました。ただ、実際にこの新型モデルを試乗してみると、思ったよりも収納スペースが少ない印象が…。
少なくとも私は、物足りなさを感じてしまいました。
今回デビューをした2代目モデルは、どのような収納スペースを用意しているのでしょうか?また、使い勝手&収納力は、どうだったのでしょうか?
フルモデルチェンジをして新発売された日産の新型リーフ(LEAF)に用意された収納スペースを確認してきたので、紹介したいと思います。
目次
新型リーフの収納スペース:フロントシート編
今回フルモデルチェンジをして新発売された日産の2代目新型リーフ(LEAF)のインパネなどフロントシート周りは、このようなデザインになっています。
■インパネ
■センターコンソール
■ドア内側パネル
この2代目モデルは、先代モデルよりもダッシュボードが低くなり、スッキリとした内装・インテリアに…。D型ステアリングホイールやオーソドックスなデザインになったメーターなど先代モデルよりも使い勝手が良くなったように感じました。
>>> 【使い勝手&操作性を徹底解剖】日産新型リーフのインパネ画像レビュー
ただ、センターコンソールボックスなど一般的な収納スペースは装備されているものの、日産の新型リーフ(LEAF)の運転席まわりには、収納スペースが少ない感じが…。
そんな新型モデルの運転席まわりには、次のような収納スペースが用意されていました。
その1:センターコンソールトレー
新型リーフ(LEAF)のセンターコンソールの前方には、トレーが用意されています。
サイズ的にはそれ程大きく無いのですが、女性ものの長財布やポーチなどを置けるサイズにはなっています。
また、センターコンソールトレーの上部には、2.4Aの大容量のUSBソケットが用意されているので、スマホやiPhone、タブレット端末を充電するのにとても良いのかなと思いました。
その2:ドリンクホルダー
今回フルモデルチェンジをして新発売された日産の新型リーフ(LEAF)では、インパネの送風口部分ではなく、センターコンソールに2個ドリンクホルダーを用意しています。
実際に500mlのペットボトルを置いてみると、このような感じになります。
残念ながら起毛処理は施されていませんでしたが、ドリンクホルダーの底には凹凸の模様を施し、置いた飲み物が滑らないように工夫が施されているのは、好印象でした。
また、ドリンクホルダーは完全に独立しておらず、2個が繋がったデザインになっているので、小物入れとして使うのも良いのかなと思いました。
その3:センターコンソールボックス
肌触りの良い新型リーフ(LEAF)のフロントアームレストの下には、収納ボックスが用意されています。
実際にこのフロントアームレストの蓋を持ち上げてみると、このような感じになります。
携帯電話やお財布、携帯音楽プレイヤーを収納するには良いですが、ちょっとサイズ(特に長さ)が小さい感じが…。形も若干いびつですし、使い勝手は、あまり良いとは思いませんでした。
その4:グローブボックス
今回フルモデルチェンジをして新発売された日産の新型リーフ(LEAF)のグローブボックスは、このようなデザインになっていました。
このクルマのグローブボックスはちょっと珍しく、蓋(ふた)を開けると、奥に収納スペースがあるタイプ。
車検証などを入れる事はできますが、車検証を入れるといっぱいになってしまいそうな感じが…。新型リーフ(LEAF)は収納スペースが少ないので、個人的には、もう少し収納力を確保して貰いたかったです。
その5:フロントドア内側パネル
この新型モデルのドア内側パネルは、このようなデザインになっています。
フロントドアポケットは、ペットボトルとB5サイズのノートや雑誌が収納できるサイズになっています。
実際にこのスペースに、500mlのペットボトルを置いてみると、このような感じになります。
ドリンクホルダーまわりのスペースも広く、また、置いた飲み物が斜めにならないのも好印象でした。
新型リーフの収納スペース画像レビュー:後部座席周り編
今回フルモデルチェンジをして新発売された日産の新型リーフ(LEAF)の2代目モデルの後部座席は、このようなデザインになっています。
フロントシート周りの収納スペースも少なかったですが、後部座席周りの収納スペースも少なくなっています。
そんな新型リーフ(LEAF)の後部座席まわりの収納スペースを確認してみましょう。
その1:シートバックポケット
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型リーフ(LEAF)では、雑誌などを収納できるシートバックポケットが、上位モデルの”Xグレード”・”Gグレード”に標準装備されています。
助手席側のみにしか用意されていないクルマも多いですが、このクルマは、運転席側にもシートバックポケットが用意されているのが、とても良いと思いました。
その2:後部座席ドア内側パネル
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型リーフ(LEAF)の後部座席のドア内側パネルは、このようなデザインになっています。
フロントシートはポケットも用意していましたが、後部座席はドリンクホルダーのみとなっています。そして、実際にこのスペースに飲み物を置いてみると、このような感じ。
フロントシートのドリンクホルダー同様に取り出しやすいデザインになっているのは、好印象でした。
今回フルモデルチェンジをして新発売された日産の新型リーフ(LEAF)の収納スペースを確認してみたところ、このようになっていました。
実際に見てみると、収納スペース自体それ程多く無い感じが…。
また、グローブボックスやセンターコンソールボックスなどの収納スペースのサイズが小さいのも気になるところでした。
このように新型リーフ(LEAF)は、収納スペースが少ないです。
なので、ファミリーカーとして使用するには、ちょっと物足りなさを感じるかもしれません。
もしファミリーカーとして使用するのなら、市販の収納グッズを購入するなどして、収納スペースを増やす工夫が必要なのかなと、思いました。