2022年7月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)に用意されている純正ナビは、競合車・ライバル車にはない機能を搭載するなど様々な魅力を備えています。
また、機能も充実していて、使い勝手も良いです。
ただ、この新型モデルの純正ナビを実際に使用してみると、操作性や備わっている機能で少し物足りなさを感じたところも…。
今回デビューをはたした新型モデルの純正ナビは、どこが優れているのでしょうか?逆に、この新型モデルの純正ナビの欠点&デメリットは、何だったのでしょうか?
新しく生まれ変わった新型エクストレイル(X-TRAIL)に用意されている純正ナビの特徴や魅力、欠点を包み隠さず紹介したいと思います。
目次
新型エクストレイルの純正ナビ【特徴&魅力を徹底チェック】
2022年7月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)の純正ナビは、このようなデザインをしています。
■新型エクストレイルの純正ナビ
この新型モデルの純正ナビは、物理スイッチを極力排除したボタンレス デザインを採用していることもあり、スッキリとした見た目に…。
薄型&水平基調のダッシュボードとの相性も良く、上品で洗練された運転席まわりを演出していました。
■新型エクストレイルのダッシュボード
そんな新型モデルの純正ナビは、次のような特徴&魅力を備えていました。
画面サイズの大きさ
2022年7月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)の純正ナビの特徴&魅力の一つは、画面サイズの大きさです。
この新型モデルの純正ナビは12.3インチとなっており、かなりの大迫力に…。
■新型エクストレイルの12.3インチの純正ナビ
そのおかげもあり、この新型モデルの純正ナビは、運転席からの視認性が非常に良いです。
また、ナビ画面やオーディオ情報などを一つの画面で確認できるようになっているのも、画面サイズが大きいからこそなのかなと思いました。
アレクサに対応
また、アマゾンが提供しているAIアシスタント”アレクサ(Alexa)”に対応しているのも、新型エクストレイル(X-TRAIL)のナビの特徴&魅力の一つです。
そのため、この新型モデルは、ナビに話かけるだけで、目的地の検索や決定、アマゾンミュージックなどの再生を行うことができます。
また、それだけでなく、自宅のエアコンのON/OFFなどの操作やショッピングなどクルマから行うことができちゃいます。
クルマから自宅の家電などの操作をすることができるのは、かなり嬉しいですよね。
ちなみに、アマゾンのAIアシスタント”アレクサ(Alexa)”に対応しているのは、ミドルクラスSUVの中で新型エクストレイル(X-TRAIL)だけです。
自宅の家電の操作やネットショッピングなど、他のクルマではできなかったことができるようになっているのは、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)の純正ナビの良いところなのかなと思いました。
目的地設定の豊富さ
また、ナビゲーション機能を使用する際の目的地設定のしやすさも、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)の純正ナビの特徴&魅力の一つです。
その一つが、Googole検索による目的地設定です。
この新型モデルの純正ナビはGoogle検索で目的地を設定できるようになっており、目的地の正式名称があいまいでも簡単に探しだすことが可能です。
それだけではなく、Google検索を活用すれば、目的地を設定するだけではなく、周辺のストリートビューや航空写真も確認することもできちゃいます。
また、オペレーターサービスも、非常に便利な機能の一つです。
ナビの画面に表示されているオペレータースイッチを押すと専属のオペレーターに繋がり、あなたに代わって目的地の検索や設定を行ってくれます。
手動操作をすることなく目的地設定とルート探索ができるので、運転中に目的地を設定したい場合などに重宝します。
また、それだけではなく、この新型モデルは、ご自分のスマホから目的地などを設定することができる”ドア to ドア ナビ”にも対応。
このように今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)の純正ナビは、様々な目的地設定に対応。
シチュエーションに応じて、目的地の設定&登録方法を使い分けできるようになっているのは、非常に良いなと思いました。
ナビ情報の確認しやすさ
また、地図情報の確認のしやすさも、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)の純正ナビの特徴&魅力の一つです。
この新型モデルの純正ナビは、メーターと連動しており、ナビの情報をメーター中央のマルチインフォメーションディスプレイに表示してくれるのですが、画面が大きいため、非常に見やすいです。
■メーターに表示されるナビ画面
また、今回デビューをはたした新型モデルのメーターは、中央のマルチインフォメーションディスプレイのエリアを拡大する”エンハンス表示”も用意。
■新型エクストレイルのエンハンス表示
ナビ情報を大きくメーターに表示することができるのも、好印象でした。
新型エクストレイルの純正ナビ【欠点&デメリットを大公開】
画面の大きさやAIボイスアシスタントのアレクサに対応など様々な魅力がある新型エクストレイル(X-TRAIL)の純正ナビですが、欠点&デメリットもありました。
今回デビューをはたした新型モデルの純正ナビの欠点&デメリットは、何だったのか?包み隠さずお話したいと思います。
価格の高さ
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)の純正ナビの欠点&デメリットの一つは、価格の高さです。
この新型モデルの最上位に位置をするGグレードは、純正ナビが標準装備されているのですが、中間モデルのXグレードは、メーカーオプションとして用意されています。
ただ、この新型モデルの純正ナビは単体オプションではなく、SOSコールやアラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラーなどのアイテムとセットになってます。
■新型エクストレイルのインテリジェントルームミラー
そのため、純正ナビのオプション価格は約42万円と、かなり高めのお値段に…。
■純正ナビを含むセットオプションの種類と価格
また、セットオプションになっているため、純正ナビを装着すると、特に必要はないと思っているアイテムも一緒についてくるのも気になるところでした。
純正ナビを装着できるのは上位モデルのみ
また、2022年7月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)のGグレードは、使い勝手の良い純正ナビを標準装備しています。
また、中間モデルに位置をするXグレードはメーカーオプションで、純正ナビを装着することができます。
ただ、最廉価モデルに位置をするSグレードは、純正ナビを装着することができません。
■純正ナビを装着できないSグレードの内装
なので、Sグレードにナビを装着するには、ディーラーオプションで用意されているナビか市販の社外ナビを装着するしかありません。
このように今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)は、全グレード、使い勝手&機能性に優れた純正ナビを装着することができるわけではないので、ご注意くださいね。
タッチパネルの操作感
また、2022年7月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)の純正ナビで気になったのは、タッチパネルの捜査官です。
この新型モデルの純正ナビは、液晶画面をタッチして様々な操作をすることができるのですが、iPadなどのタブレット端末と比べて、操作感がもっさりしているような感じが…。
そのため、iPadなどサクサクとした操作感に慣れていると、純正ナビのタッチパネル操作で少しストレスを感じます。
また、今回デビューをはたした新型モデルの純正ナビは、画面の右側にホーム画面やオーディオ画面など移動するためのスイッチを用意しています。
ただ、サイズが小さく、運転中に操作をしようをすると、操作ミスをする可能性があるのも、気になるところでした。
HDMIに対応していない
2022年7月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)の純正ナビで残念だったことの一つが、映像コンテンツをナビの画面に映し出すことができるHDMIに対応していないことです。
なので、ネットフリックス(Netflix)やアマゾンプライム、Youtubeなど動画や映像を純正ナビの画面に映しだすことができません。
ちなみに、同じ日産から発売されている人気コンパクトカーのオーラ(AURA)は、映像コンテンツを映しだすことができるHDMI端子を用意していたんですよね。
コンパクトカーのオーラ(AURA)にHDMI端子を用意するのなら、新型エクストレイル(X-TRAIL)にもHDMI端子を用意しても良かったような感じが…。
また、この新型モデルの純正ナビは、HDMI端子だけではなく、CD/DVDを入れるためのソケットの用意がないのも残念でした。
まとめ:スタイリッシュな見た目と充実した機能が魅力の純正ナビ
2022年5月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)の純正ナビの魅力&欠点を確認したところ、このようになっていました。
■新型エクストレイルの純正ナビの魅力
・Google検索など目的地設定のしやすさ
・アマゾン アレクサに対応
・ナビ情報の確認しやすさ
■新型エクストレイルの純正ナビの欠点
・Sグレードに装着できない
・もっさりとしたタッチパネルの操作感
・対応しているメディアの少なさ
40万円を超えるオプション価格やもっさり感のあるタッチパネルなど、今回デビューをはたした新型モデルの純正ナビは、欠点&デメリットもあります。
ただ、この新型モデルの純正ナビですが、アマゾン アレクサにミドルクラスSUVの中で唯一対応するなど、競合車・ライバル車にはない魅力&メリットも…。
スタイリッシュな見た目に生まれ変わった新型エクストレイル(X-TRAIL)のダッシュボードとの相性も良いですし、この新型モデルの良さを存分に味わいたい方は、純正ナビの装着できるモデルの購入を検討した方が良いかもしれませんね。