2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をしたC28型 新型セレナ(SERENA)のオーテックとルキシオンは、どちらもスタイリッシュで座り心地の良いシートを備えています。
ただ、オーテックとルキシオンでは、2列目シートの作りや備わっている機能に差が…。
そのため、快適性＆居心地が異なります。
今回デビューをはたした新型モデルのオーテックとルキシオン、どのようなシートを備えているのでしょうか？また、オーテックとルキシオンのシートは、どのような違いがあるのでしょうか？
実写画像を使って、新型セレナ(SERENA)のオーテックのルキシオンのシートの特徴や魅力、違いを徹底解説したいと思います。
目次
新型セレナ オーテックのシート【特徴や魅力、違いを徹底解説】
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をしたC28型 新型セレナ(SERENA)のカスタム仕様”オーテック”のシートは、このようなデザインをしています。
■オーテックのフロントシート
■オーテックの2列目シート
■オーテックの3列目シート
ブラックを基調にしたスタイリッシュな見た目をしているオーテックのシートですが、標準モデルのハイウェイスターにはない次のような特徴＆魅力を備えていました。
ブルーをアクセントカラーに使用した特別デザイン
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をしたC28型 新型セレナ オーテック(SERENA AUTECH)のシートの特徴の一つは、見た目のデザイン性です。
オーテックのシートの表皮に採用されているのは、ルキシオン(LUXION)と同じ合成レザーなのですが、シートサイドにブルーのステッチがあしらわれているおかげで、スポーティな見た目に…。
■オーテックのシート表皮の合成レザー
また、フロントシートの背もたれの中央上部にはオーテックのロゴを刺繍して特別感を演出しているのも、魅力のひとつですよ。
ガソリン車とe-POWERで2列目シートが異なる
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のカスタム仕様”オーテック”で注目なのが、2列目シートです。
今回デビューをはたした新型モデルのオーテックは、ガソリン車とe-POWERを用意しているのですが、ガソリン車とe-POWERで2列目シートの作りが異なります。
ガソリン車は、2列目シートにスマートマルチセンターシートをセットすることで最大で3人乗車することができるセパレートシートを採用。
一方、e-POWERは、標準モデルのルキシオン(LUXION)と同じ座り心地が良いキャプテンシートを2列目に採用していました。
■オーテックの2列目に採用のキャプテンシート
ルキシオンより快適なオーテック
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をしたC28型 新型セレナ オーテック(SERENA AUTECH)の注目ポイントのひとつが、真冬の寒い日の快適性＆居心地の良さです。
標準モデルの最上位グレードに位置をするルキシオン(LUXION)は、シートの座面＆背もたれをじんわりと温めてくれて、ヒーターを使用する前に暖を取ることができるシートヒーターをメーカーオプションで用意していました。
一方、カスタム仕様のオーテックは、フロントシート＆2列目シート用のシートヒーターをe-POWER/ガソリン車問わず全モデルに標準装備。
■オーテックに標準装備のシートヒータースイッチ
そのおかげもあり、オーテック(AUTECH)は真冬の寒い日でも快適に過ごすことができます。
また、オーテック(AUTECH)はハンドルのグリップ部分を温めてくれるステアリングヒーターが標準装備されているのも嬉しいポイントのひとつですよ。
ルキシオンよりウォークスルーがしやすい
また、C28型 新型セレナ オーテック(SERENA AUTECH)が標準モデルに位置をするルキシオン(LUXION)より優れているところのひとつが、ウォークスルー性です。
標準モデルのルキシオン(LUXION)は、運転席と助手席の間に大きなセンターコンソールボックスが備わっているため、フロントシートから2列目シート＆3列目シートへ直接ウォークスルーをすることができません。
■ルキシオンの大型センターコンソール
一方、カスタム仕様のオーテックは、e-POWERでも背の低いセンターコンソールトレイが備わっているのみなので、フロントシートから直接後部座席へアクセスすることができます。
■オーテックの背の低いセンターコンソールトレイ
この車内の移動のしやすも、標準モデルのルキシオン(LUXION)にはないオーテックの魅力＆メリットのひとつなのかなと思いました。
新型セレナ ルキシオンのシート【特徴や魅力、違いを徹底解説】
一方、C28型 新型セレナ(SERENA)の標準モデルの最上位グレードに位置をするルキシオンのシートは、このようなデザインをしています。
■ルキシオンのフロントシート
■ルキシオンの2列目シート
■ルキシオンの3列目シート
また、今回デビューをはたした新型モデルのルキシオンのシートは、カスタム仕様のオーテックとは異なる魅力を備えていました。
上品さがただようルキシオンのシート
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をしたC28型 新型セレナ(SERENA)の標準モデルの最上位グレード”ルキシオン(LUXION)”のシートの特徴＆魅力の一つは、見た目のデザイン性です。
今回デビューをはたした新型モデルのルキシオンは、オーテックと同様、合成レザーシートを採用していますが、シートの表皮は若干青みがかった色合いに…。
そのおかげもあり、カスタム仕様のオーテック(AUTECH)とはひと味違う大人っぽい雰囲気がただよう車内空間になっていました。
2列目シートは特別感のあるキャプテンシートを採用
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)の特徴の一つが、2列目シートにオーテックとe-POWERと同じ2人掛けのキャプテンシートを採用していることです。
ルキシオンの2列目シートの両サイドにはアームレストが備わっており、腕をかけけゆっくりと座ることができるのが好印象でした。
■アームレスト付きのルキシオンの2列目シート
ちなみに、今回デビューをはたした新型セレナ(SERENA)の中で2列目シートに2人掛けのキャプテンシートを採用しているのは、ルキシオンとオーテックe-POWERの2つのグレードのみです。
それ以外のグレードの2列目シートは、3人掛けのベンチシートのように使えるセパレートシートになっているのでご注意くださいね。
シートヒーターはメーカーオプション設定
今回フルモデルチェンジをして新発売をしたC28型 新型セレナ(SERENA)のオーテックとルキシオンはどちらも合成レザーシートを採用していますが、大きく異なるのが、真冬の快適性です。
先ほどもお話した通り、カスタム仕様のオーテック(AUTECH)は、フロントシートと2列目シートに2段階から温度調整をすることができるシートヒーターを標準装備しています。
一方、ルキシオン(LUXION)は、シートヒーターは標準装備ではなくメーカーオプションとなっています。
メーカーオプション価格は、ステアリングヒーターなどとセットで6万6000円(消費税/取付費込み)～とそれほど高額と言うわけではなりません。
■ルキシオンのシートヒーターの価格とセット内容
ただ、ミドルクラスのミニバンの中で特に高いルキシオンの車体本体価格＆乗り出し価格を考えると、シートヒーターくらい標準装備にして欲しかったです。
まとめ：デザインや快適性に差があるオーテックとルキシオンのシート
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をしたC28型 新型セレナ(SERENA)のオーテックとルキシオンのシートを比べてみたところ、このような特徴＆違いがありました。
■オーテックのシートのまとめ
・フロントシートの背もたれにロゴを刺繍
・ガソリン車とe-POWERで2列目シートの作りが異なる
・シートヒーターを標準装備
■ルキシオンのシートのまとめ
・ルキシオンより落ち着いた雰囲気のシートデザイン
・2列目にはキャプテンシートを採用
・シートヒーターはオプション設定
今回デビューをはたした新型モデルのオーテックとルキシオンは、どちらも合成レザーシートを採用。
そのおかげもあり、スタイリッシュで上質感ただよう車内空間に…。
ただ、カスタム仕様のオーテック(AUTECH)のみシートヒーターを標準装備するなど、快適性に差があるので、ご注意くださいね。