2018年3月、100%モーター駆動をするハイブリッド車”e-POWER”の第2弾として、新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)が日産からデビューをしました。
先日、この新型e-POWER(eパワー)を試乗した際、見積もりも貰って来たのですが、ガソリン車/マイルドハイブリッド車よりも、かなり高い感じがしました。
>>> 新型セレナe-POWERの見積もりを公開【ガソリン車との差額はやっぱり大きい?】
そんな新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)の見積もりを確認していて、ちょっと気になった事が…。
それは、同じミドルクラスのミニバンで競合車のホンダの新型ステップワゴン(STEPWGN)と新型e-PWOER(eパワー)では、どちらが乗り出し価格が高いのかと言う事です。
今回新発売された新型e-POWERとホンダの新型ステップワゴンでは、どちらの方が乗り出し価格・見積もりの金額が高かかったのでしょうか?
私が貰ったこの2台のモデルの見積もりを比較してみたので、紹介したいと思います。
新型セレナe-POWERと新型ステップワゴンの見積もり比較
2018年3月にデビューをした日産の新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)と2017年9月にデビューをしたホンダの新型ステップワゴン ハイブリッドの見積もりは、それぞれこのようになっています。
■日産 新型セレナe-POWERの見積もり
グレード:ハイウェイスターV
■ホンダ 新型ステップワゴン ハイブリッドの見積もり
グレード:ハイブリッドG EXグレード
>>> 新型ステップワゴン ハイブリッドの見積もりの詳細は、コチラ
今回、私は、新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)と新型ステップワゴン(STEPWGN)の最上位モデルの見積もりを貰って来たのですが、乗り出し価格は、それぞれ次のようになっていました。
■新型セレナe-POWERの乗り出し価格
車体本体価格 :3,722,760円
車両本体値引き: 138,934円
オプション代 : 347,374円
諸経費&税金 : 268,800円
乗り出し価格 :4,200,000円
■新型ステップワゴン ハイブリッドの乗り出し価格
車体本体価格:3,856,680円
オプション代: 375,264円
諸経費&税金: 126,760円
乗り出し価格:4,358,704円
どちらのモデルも400万円オーバーとなっており、ミドルクラスのミニバンとしては、かなり高額の部類に…。個人的には、どちらのモデルもちょっと高いなと、感じてしまいました。
また、新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)の見積もりでは、車両本体値引きが入っているため、新型ステップワゴン(STEPWGN)よりも乗り出し価格が安くなっていました。
ただ、値引き額を差し引くと、どちらのモデルもだいたい同じような金額になっているように感じました。
2台のモデルでは、機能や装備の充実度に違いが…
このように私が見積もりを貰った2台のモデルの乗り出し価格を比較したところ、同じような金額になっていますが、機能の装備や充実度に違いがあるような感じがしました。
同じ乗り出し価格になっていましたが、機能や装備が充実していたのは、ホンダから発売されている新型ステップワゴン(STEPWGN)の方。
例えば、ホンダの新型ステップワゴン(STEPWGN)の見積もりを貰う際、メーカーオプション設定になっている1500Wまで対応しているAC100Vのアクセサリーコンセントをお願いをしました。
■新型ステップワゴンのAC100V アクセサリーコンセント
また、ホンダのディーラーさんが、「本革シートはおススメですよ。」と言っていたので、コチラのオプションもお願いをいたしました。
■新型ステップの本革シート
一方、日産から新発売された新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)では、1500Wまで対応しているアクセサリーコンセントは、用意されていません。(最大出力が100Wまでのマルチアウトレットは用意されていますが…。)
また、日産の新型e-POWER(eパワー)の見積もりでは、シートを本革仕様に変更できる”プレミアムインテリア”のお願いをしませんでした。
■新型セレナe-POWERのプレミアムインテリア
>>> オシャレに変身!?新型セレナe-POWERのプレミアムインテリアの実車画像レビュー
メーカーオプションで本革シートやアクセサリーコンセントを付けて、同じような金額と言う事は、新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)よりも新型ステップワゴン(STEPWGN)の方がお得感があるのかなと思いました。
車内の快適性にも違いが…
また、日産の新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)とホンダの新型ステップワゴン(STEPWGN)では、車内の快適性にも違いがあります。
例えば、エアコン&ヒーター。
今回私が貰った新型ステップワゴン(STEPWGN)の最上位モデル”ハイブリッドG EXグレード”では、運転席と助手席だけではなく、後部座席も独立して温度や風量を調節できる”トリプルゾーン フルオートエアコンディショナー”が標準装備されています。
■ステップワゴンのトリプルゾーン フルオートエアコンディショナー
しかし、日産の新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)では、最上位モデルの”ハイウェイスター”では、運転席と助手席で温度や風量を独立して調整できる機能は、用意されていません。
ただ、新型e-POWER(eパワー)では、ステップワゴンと同様に後部座席を独立して温度や風量を調節する事ができるデュアルオートエアコンが用意されています。しかし、このデュアルオートエアコンは、”寒冷地仕様”とセットになったメーカーオプションになっています。
(オプション価格は、約3万9960円)
■新型セレナe-POWERのデュアルオートエアコン
車体本体価格は、新型ステップワゴン(STEPWGN)よりも新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)の方がお求めやすくなっていますが、このようなオプションを付けていくと、意外と高くなっちゃうのかなと思いました。
2018年3月にデビューをした新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)と競合車・ライバル車の一つでもある新型ステップワゴン(STEPWGN)の見積もりの金額、乗り出し価格を比較してみたところ、このようになっていました。
私が貰った2台の見積もりを見比べてみると、乗り出し価格はだいたい同じくらいになっていました。
ただ、この2台のモデルの機能や装備を比較してみると、新型ステップワゴン(STEPWGN)よりも新型セレナe-POWER(SERENA e-POWER)の方が若干割高感は、あるのかなと感じてしまいました。
また、今回新発売された新型e-POWERでは、プロパイロット機能や安全装備システムがメーカーオプション設定なっており、様々なオプションを付けると、乗り出し価格が高くなるのも、ちょっと気になるところでした。