2017年10月に日産の電気自動車新型リーフ(LEAF)がフルモデルチェンジをして、2代目がデビューをしました。
発売直後から話題になっているこの新型モデルですが、東京モーターショー2017年でカスタムモデルとなるニスモ(NISMO)のプロトタイプを世界初公開しました。
私も先日、この新型リーフ ニスモ(LEAF NISMO)を見に行ってきたのですが、ノーマルモデルよりも精悍なデザインに…。また、このまま発売しても問題がなさそうなくらいの完成度でした。
その一方、ちょっとNISMOっぽく無いなと、感じた装備&パーツも…。
2017年10月にフルモデルチェンジをして新発売された新型リーフ(LEAF)のNISMOバージョンの外装・エクステリアは、どのようなデザインだったのか?また、ノーマルモデルとどのような違いが、あったのか?
東京モーターショー2017年で初公開された新型リーフ ニスモ(LEAF NISMO)のプロトタイプの外装・エクステリアの写真を撮ってきたので、実車画像を使って、紹介したいと思います。
目次
新型リーフ ニスモの外装インプレ:正面から
東京モーターショー2017で初公開された新型リーフ ニスモ(LEAF NISMO)の正面からのデザインは、このようになっています。
■新型リーフ ニスモの外装・エクステリア
ニスモ(NISMO)の特徴でもある赤いラインが印象的ですよね。
今回初公開された新型リーフ ニスモ(LEAF NISMO)は、左右に大きく張り出した専用デザインのバンパーを採用しており、ノーマルモデルよりもロー&ワイドなどっしりとした印象に…。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型モデルは、先代モデルよりも精悍なフロントマスクになりました。しかし、このNISMOバージョンは、さらに精悍さが強調されたデザインになっているように感じました。
■ノーマルモデルのリーフの外装・エクステリア
また、個人的にはボディ中央の黒いラインは、必要ないと思いましたが、ノーマルモデルよりも迫力を増した新型リーフ ニスモ(LEAF NISMO)のフロントマスクは、非常にカッコいいと思いました。
ニスモお馴染みのLEDのハイパーデイライトを採用
また、今回初披露された新型リーフ ニスモ(LEAF NISMO)では、ニスモお馴染みのLEDのハイバーデイライトが装備されていました。
■新型リーフ ニスモのハイパーデイライト
ハイパーデイライトが装備されていたのは嬉しかったのですが、ちょっと残念だったのが、このハイパーデイライトのデザイン。このライン状に光る感じは、ニスモっぽく無い感が…。
個人的には、ノート ニスモ(NOTE NISMO)のように各バルブが独立したデザインの方が、ニスモ(NISMO)らしくて良いのかなと、思いました。
新型リーフ ニスモの外装インプレ:横から
今回の東京モーターショー2017で初披露した日産の新型リーフ ニスモ(LEAF NISMO)を横からみると、このようなデザインになっています。
■新型リーフ ニスモの横からのデザイン
ちなみに、ノーマルモデルの横からのデザインは、このようになっています。
■新型リーフのノーマルモデルの横からのデザイン
ニスモ(NISMO)には、専用サイドシルプロテクターが装備されており、どっりしとした雰囲気に…。
また、前方に行くにつれて細くなっていくサイドシルプロテクターのレッドラインが、よりシャープなサイドビューを演出しているように感じました。
タイヤ&ホイールも専用デザインに…
この新型リーフ ニスモ(LEAF NISMO)の横からのデザインで印象的だったのが、専用デザインのタイヤ&ホイールです。
■新型リーフ ニスモのタイヤ&ホイール
このNISMO(ニスモ)のタイヤ&ホイールは、エコさを全く感じさせない、迫力のあるデザインに…。また、ホイールに刻まれているエンブレムもワンポイントアクセントになっていて、好印象でした。
タイヤサイズにも注目
新型リーフ ニスモ(LEAF NISMO)のタイヤを確認して驚いたのが、サイズ&メーカーです。
一般発売されているノーマル車の最上位モデルの”Gグレード”に標準装備されているタイヤは、17インチの低燃費タイヤでした。
■ノーマルモデルのタイヤ&ホイール
しかし、このニスモ(NISMO)に装備されていたタイヤサイズは、なんと19インチ。
しかも、装備されていたタイヤメーカー&ブランドは、コンチネンタルのハイパフォーマンスタイヤの”スポーツコンタクト6″でした。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型リーフ(LEAF)は、加速力も乗り心地もかなり良くなっています。
>>> 乗り心地が先代よりも良くなった!?新型リーフの試乗の感想
ノーマルモデルでも十分な走りを楽しめますが、専用のサスペンション&高性能タイヤを装備したニスモ(NISMO)は、どのような乗り心地&走りなんだろうと、期待が膨らむ仕上がりになっていました。
サイドミラーは、ニスモらしさが…
東京モーターショー2017で初公開された新型リーフ ニスモ(LEAF NISMO)を見て、ちょっと意外に感じたのは、サイドミラーのデザインです。
ニスモ(NISMO)のサイドミラーと言えば、赤が定番なのですが、この新型リーフ ニスモ(LEAF NISMO)のサイドミラーは、ブラックに赤のアクセントラインが入ったデザインになっています。
このブラック×レッドのサイドミラーも引き締まった印象があって良いのですが、ニスモらしさがないような…。
個人的には、定番の赤いサイドミラーの方が良いのかなと、思いました。
新型リーフ ニスモの外装インプレ:後ろから
今回初披露した新型リーフ ニスモ(LEAF NISMO)の後ろ姿は、このようになっています。
■新型リーフ ニスモの後ろ姿
ちなみに、ノーマルモデルの後ろ姿は、このようになっています。
■ノーマルモデルの後ろ姿
ノーマルモデルの新型リーフは、ブルーのアクセントカラーを施したバンパーを装備していますが、この新型ニスモ(NISMO)は、定番のレッドラインを施した専用バンバーを採用。
リヤバンパーの中央には、リヤフォグランプを装備されており、見る人が見れば、一目でニスモ(NISMO)と分かる後ろ姿になっていました。
他のニスモシリーズとの違いも…
レッドラインを施した専用バンパーを装備しているニスモらしい後ろ姿になっている新型リーフ ニスモ(LEAF NISMO)ですが、他のニスモシリーズとの違いも…。
それは専用デザインのマフラーが用意されてい無かった事です。
新型リーフ(LEAF)は電気自動車と言う事もあり、あえてマフラーを装備しなかったと思うのですが、実際に見てみると、ちょっと不思議な感覚がありました。
また、ノートe-POWER NISMOなど他のニスモシリーズよりも、若干迫力不足を感じました。
今回、東京モーターショー2017で世界初披露された新型リーフ ニスモ(LEAF NISMO)の外装・エクステリアは、このようになっていました。
近くにスタッフに聞いたところ、まだ発売自体も未定となっているそうです。
ただ、出展されていたモデルは完成度も高く、このまま発売をしても問題ないと思うくらいの仕上がりになっていました。
2017年11月には、日産の人気ミニバン新型セレナ(SERENA)をベースにしたニスモが発売予定となっているそうですが、新型リーフ ニスモ(LEAF NISMO)もできるだけ早く市販化をして貰いたいですね。