2022年11月にフルモデルチェンジをして 新発売をした新型セレナ(SERENA)は、1.4Lのエンジンを搭載した e-POWERだけでなく、 2.0リットルエンジンを搭載したガソリン車も用意しています。
売れ行き＆人気自体は圧倒的にe-POWERの方が良いですが、ガソリン車も進化を遂げており、十分に満足できる仕上がりに…。
また、この新型モデルのガソリン車は、e-POWERにはない魅力＆メリットも備えています。
そんな新型モデルのガソリン車は、どのような特徴＆魅力を備えているのでしょうか？逆にe-POWERよりも劣ると感じたところは、どこだったのでしょうか？
新しく生まれ変わった新型セレナ(SERENA)のガソリン車のe-POWERにはない特徴や魅力、残念なところを徹底解説します。
目次
新型セレナ ガソリン車のココに注目【魅力＆メリットを徹底解説】
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のガソリン車の外装や内装は、このようなデザインをしています。
■新型セレナのガソリン車の外装
■新型セレナのガソリン車の内装
このガソリン車の外装や内装をパッと見ただけでは、e-POWERと大きな差はなさそうに感じます。
ただ、この新型モデルのガソリン車は、e-POWERにはない様々な魅力＆メリットを備えていました。
車体本体価格＆乗り出し価格の安さ
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のガソリン車の特徴＆魅力の一つが、車体本体価格＆乗り出し価格の安さです。
今回デビューをはたした新型モデルのガソリン車とe-POWERの同グレードの車体本体価格を比べると、ガソリン車の方が40万円ていど安くなります。
この2台のモデルの車体本体の差はかなり大きいですよね。
税金などの差もあり乗り出し価格で比べると、26万円まで差が縮まりますが、元を取るには毎月1,000km走行する人でも5年～6年かかります。
子供の送り迎えや近所の買い物がメインの方は、車体本体価格＆乗り出し価格が安いガソリン車の方が良いかもしれませんね。
e-POWERでは味わえない気持ちが良い走り
また、e-POWERとはひと味違うキビキビとした走りを楽しむことができるのも、2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のガソリン車の特徴＆魅力のひとつです。
静寂性や発進時の加速などに関しては、100％モーター駆動のe-POWERにはかないません。
ただ、今回デビューをはたした新型モデルのガソリン車は、ハンドルの左右の付け根にパドルシフトを搭載。
■ガソリン車のみに用意されているパドルシフト
そのおかげもあり、e-POWERとはひと味違うキビキビとした運転を楽しむことができます。
また、この新型モデルのガソリン車はパドルシフトを備えているおかげで、ブレーキを踏まない状態でのスピードコントロールがしやすくなっています。
電気自動車のような走りを楽しめるe-POWERも良いですが、運転をするのが楽しみな方は、キビキビとした走りを楽しめるガソリン車の方が好みなのかなと思いました。
ウォークスルーのしやすさ
また、ウォークスルー(=車内の移動)がしやすいのも、新型セレナ(SERENA)のガソリン車の特徴＆魅力のひとつです。
e-POWERは、運転席と助手席の間にセンターコンソールトレイを備えています。
■e-POWERのセンターコンソールトレイ
そのため、フロントシートから後部座席に移動をする際は、このセンターコンソールトレイを跨(また)がないといけません。
■ウォークスルーしにくいe-POWER
一方、新型セレナ(SERENA)のガソリン車は、運転席と助手席に間にセンターコンソールボックスなど車内の移動を妨げるアイテムの用意はなし。
そのおかげもあり、e-POWERよりもスムーズにウォークスルーがしやすくなっていました。
■ウォークスルーしやすいガソリン車
納期・納車待ちの短さ
また、納車されるまでの期間が短いのも、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のガソリン車の特徴＆魅力のひとつです。
今回デビューをはたした新型モデルは、比較的納期・納車待ちは短めになっているのですが、e-POWERよりもガソリン車の方が2週間～1ヶ月ていど納期・納車待ちが短めになっています。
そのため、e-POWERより早く手元に届く場合が多いです。
ただ、e-POWERと同様、ガソリン車も、装着するオプションやグレードによって納期・納車待ちが長くなる場合もあるので、ご注意くださいね。
ちなみに、この新型モデルのガソリン車の最新の納期・納車待ち情報は、こちらの記事にまとめてありますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
新型セレナ ガソリン車のココが残念【欠点＆デメリットを徹底解説】
車体本体価格の安さや気持ちが良い走りなどe-POWERにはない魅力＆メリットがある新型セレナ(SERENA)のガソリン車ですが、e-POWERよりも劣るところも…。
今回デビューをはたした新型モデルのガソリン車の欠点＆デメリットは、何だったのか？包み隠さずお話します。
7人乗り仕様が選べない
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のガソリン車の欠点＆デメリットの一つが、7人乗り仕様を選べないことです。
今回デビューをはたした新型モデルは、2列目シートに座り心地の良いキャプテンシートを備えてた7人乗り仕様を用意しています。
■7人乗り仕様に採用の2列目キャプテンシート
ただ、2列目にキャプテンシートを備えた7人乗り仕様を選ぶことができるのは、e-POWERのみとなっており、ガソリン車では選ぶことができません。
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)の注目ポイントのひとつでもある7人乗り仕様を選ぶことができないのは、ガソリン車の欠点＆デメリットのひとつなのかなと思いました。
先進装備を装着することができない
また、最新の先進装備を装着することができないのも、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のガソリン車の残念なところのひとつです。
例えば、プロパイロットパーキング。
例えば、スイッチを押すだけで自動的に駐車をおこなってくれるプロパイロットパーキングを装着することができるのは、e-POWERのみです。
また、キャンプやアウトドアレジャーだけでなく、災害時に重宝するアクセサリーコンセント(AC電源)をオプションで装着することができるのもe-POWERのみです。
■e-POWERのみに装着できるアクセサリーコンセント
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のガソリン車も十分に満足できる装備＆アイテムは用意されていますが、先進装備に関しては、e-POWERより少し劣るのでご注意くださいね。
まとめ：e-POWERとはひと味違う魅力がある新型セレナのガソリン車
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のガソリン車は、このような魅力＆欠点がありました。
■新型セレナのガソリン車の魅力のまとめ
・キビキビとした気持ちが良い走り
・ウォークスルーのしやすさ
・納期＆納車待ちの身近さ
■新型セレナのガソリン車の欠点＆注意点のまとめ
・先進装備を使うことができない
今回デビューをはたした新型モデルのガソリン車は、プロパイロットパーキングを装着することができないなどe-POWERより劣る部分もあります。
ただ、キビキビとした走りやウォークスルーのしやすさなど、e-POWERにはない魅力＆メリットも…。
車体本体価格＆乗り出し価格もガソリン車の方が圧倒的に安いですし、子供の送り迎えや近所の買い物など普段使いがメインの方は、わざわざ高いお金を払ってe-POWERを購入する必要はないのかなと思いました。