2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のガソリン車とe-POWERの車体本体価格を比べると、40万円以上のの差があります。
ただ、e-POWERはエコカー減税対象車と言うこともあり、乗り出し価格で比べると、ガソリン車とハイブリッド車の価格差は、だいぶ縮まります。
ガソリン車よりも車体本体価格＆乗り出し価格が高いe-POWERですが、毎月の維持費で元を取ることはできるのでしょうか？また、元を取るには、どれくらいの走行距離が必要なのでしょうか？
私がもらった見積もりを使って、新型セレナ(SERENA)のe-POWERとガソリン車の価格差の元を取るのに必要な走行距離を計算してみました。
目次
新型セレナのe-POWERで元を取るのに必要な走行距離【XVグレード編】
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のXVグレードは、このようなデザインをしています。
■新型セレナのXVグレード
カジュアルな雰囲気が魅力のXVグレードですが、元を取るのに必要な走行距離を確認してみたところ、次のようになっていました。
XVグレードの乗り出し価格の差は18万5000円
元を取るに必要な走行距離を割り出す前に、新型セレナ(SERENA)のXVグレードのe-POWERとガソリン車の車体本体価格＆乗り出し価格を確認してみましょう。
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のe-POWERとガソリン車の車体本体価格は、それぞれこのようになっています。
■XVのe-POWERとガソリンの車体本体価格比較
今回デビューをはたした新型モデルのXVグレードのe-POWERとガソリン車の車体本体価格を比べると、41万円の差があります。
ただ、先ほどもお話したとおり、新型セレナ(SERENA)のe-POWERとガソリン車は購入時の税金が異なります。
そのため、車体本体価格にオプション代や税金を加えた乗り出し価格で比べると、この新型モデルのXVグレードのe-POWERとガソリン車の価格差は約18万5000円まで縮まります。
■XVのe-POWERとガソリンの乗り出し価格比較
車種によっては、ハイブリッド車とガソリン車の乗り出し価格の差が50万円くらいあるクルマもありますが、これくらいの乗り出し価格の差なら、十分に元を取れそうに感じました。
XVで元を取るのに必要な走行距離は約6万8200km
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のXグレードのe-POWERとガソリン車は約18万5000円の乗り出し価格の差がありますが、どれくい走ると元を取ることができるのでしょうか？
新しく生まれ変わった新型モデルのe-POWERのXVグレードで元を取るのに必要な走行距離を確認してみたところ、次のようになっていました。
■XVで元を取るのに必要な走行距離
毎月かからるガソリン代によって若干変わってきますが、今回デビューをはたした新型モデルのXVグレードのe-POWERで元を取るのに必要な走行距離は約6万8200km。(ガソリン代は155円/Lで計算)
思ったよりも少ないと思いませんか？
毎月500km運転する方なら約11.3年、毎月1000km運転する方なら約5.6年でe-POWERとガソリン車の元を取ることができちゃいます。(※ガソリン代は155円/Lで計算)
■XVで元を取るまでに必要な年数
下取りに出す時のリセールバリューもe-POWERの方が良いですし、コスパ(コストパフォーマンス)を考えるのなら、e-POWERの方が良いかもしれませんね。
新型セレナのe-POWERで元を取るのに必要な走行距離【ハイウェイスター編】
一方、こちらは、新型セレナ(SERENA)の上位モデルに位置をするハイウェイスターVです。
■ハイウェイスターVの外装
迫力のあるフロントマスク＆落ち着いた雰囲気の内装が魅力のハイウェイスターですが、元を取るのに必要な走行距離を割り出すのに必要な乗り出し価格を確認してみたところ、次のようになっていました。
ハイウェイスターの乗り出し価格の差は約41万7000円
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のハイウェイスターのe-POWERとガソリン車の車体本体価格は、それぞれ次のようになっています。
ハイウェイスターのガソリン車とe-POWERの車体本体価格の差は41万7000円と少し大きめに…。
そんな新型モデルのハイウェイスターのガソリン車とe-POWERの乗り出し価格を比べてみたところ、次のようになっていました。
■ハイウェイスターの乗り出し価格の差
今回デビューをはたした新型セレナ(SERENA)のハイウェイスターのガソリン車とe-POWERの乗り出し価格の差を比べてみたところ、車体本体価格の時よりも約15万円安い、26万7000円となっていました。
ハイウェイスターで元を取るには約6万8800km必要
e-POWERとガソリン車の乗り出し価格の差が約26万7000円となっていた新型セレナ(SERENA)のハイウェイスターですが、元を取るのに必要な走行距離は、どれくらいだったのでしょうか？
上位モデルに位置をするハイウェイスターe-POWERで元を取るのに必要な走行距離を確認してみたところ、次のようになっていました。
■ハイウェイスターで元を取るのに必要な走行距離
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のハイウェイスターのe-POWERで元を取るのに必要な走行距離は、XVグレードよりも600kmほど多い約6万8800km。(※ガソリン代は155円/Lで計算。)
なので、元を取るのに必要な年数もガソリン車よりも若干長く、毎月500km運転する方は約11.5年、毎月1000kmする方は約5.7年で元を取ることができます。
■ハイウェイスターで元を取るのに必要な年数
新型セレナ(SERENA)の上位モデルに位置をするハイウェイスターは、下位モデルに位置をするXグレードよりもほんの少しだけ元を取るのに必要な走行距離が長くなりましたが、それでも十分に元を取ることができると思いますよ。
まとめ：元を取ることが十分に可能な新型セレナのe-POWER
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)のe-POWERとガソリン車の乗り出し価格の差の元を取ることができるか計算してみたところ、このようになっていました。
■e-POWERで元を取るのに必要な走行距離
・ハイウェイスターで元を取るのに必要な距離は約6万8800km
今回デビューをはたした新型モデルで元を取るのに必要な走行距離はグレードで若干違うのですが、約6万8300km～約6万8800kmとなっていました。(※ガソリン代155円/Lで計算)
そのため、毎月1000km運転する方なら5年ちょっとで元を取ることができる計算に…。
新型セレナ(SERENA)のe-POWERはリセールバリューも良いですし、毎月500km以上運転する方は、ガソリン車よりe-POWERの方がお得感があって良いかもしれませんね。
また、この新型モデルを購入する際、しっかりと値引き交渉することでe-POWERとガソリン車の乗り出し価格の差をもっと縮めることもできますよ。