新型ステップワゴンの2列目キャプテンシートは広い？【足元の広さを計測】

2022年5月にデビューを果たした新型ステップワゴン(STEP WGN)の魅力の一つは、前後のスライド量が最大で865mmもある2列目キャプテンシートです。

ただ、フロントシートや2列目シートの位置によっては、足元空間(ニークリアランス)の広さは、大きく変わります。

そのため、シート位置によっては、若干窮屈さを感じる場合も…。

今回デビューを果たした新型モデルの2列目シートの足元空間は、どれくらい広くなっているのでしょうか？また、2列目シートを前後にスライドすると、足元の広さは、どれくらい変わるのでしょうか？

ロングスライド機能を備えた新型ステップワゴン(STEP WGN)の2列目キャプテンシートの足元空間の広さを計測してきたので、紹介したいと思います。

新型ステップワゴンの2列目キャプテンシート【中央時の足元の広さは？】

先ほどもお話した通り、新型ステップワゴン(STEP WGN)の2列目キャプテンシートは、ロングスライド機能を備えていますが、中間位置(=2列目を両端に広げた状態で最後端)にした時の2列目キャプテンシートは、このような感じになります。

■中間位置の時の2列目キャプテンシート

また、この状態の時の足元空間(ニークリアランス)の広さは、このような感じになります。

■2列目キャプテンシートの足元空間の広さ：中間位置の時

この新型モデルの2列目キャプテンシートを中間位置に設定した時でも、十分に広いですよね。

この時の足元空間(ニークリアランス)の広さを確認してみたところ、次のようになっていました。

■2列目キャプテンシートの足元空間の広さ：中間位置の時

中間位置の時の2列目の足元空間の広さは約42cm～

今回デビューを果たした新型ステップワゴン(STEP WGN)の2列目キャプテンシートを中間位置に設定した時の足元空間(ニークリアランス)は、実測値で約42cm～65cmとなっています。

フロントシートを一番後方にスライドしても、2列目シートの足元空間は約42㎝のゆとりがあるため、窮屈さは一切ありません。

■フロントシートを一番後方にした時の足元空間の広さ

また、運転席を私が一番運転がしやすいドライビングポジション(=中央よりもやや後方)にあわせた時の2列目シートの足元空間は約48cmとなっており、十分すぎるほどの広さに…。

私は身長が約175cmあるのですが、大人でも足を組んで座れるだけの足元空間(ニークリアランス)があるため、長距離ドライブでも快適に過ごすことができました。

オットマンの使用には不向き

2022年5月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ステップワゴン(STEP WGN)の上位モデルに位置をするスパーダとプレミアムラインの2列目キャプテンシートには、足を伸ばして座ることができるオットマンが用意されています。

■新型ステップワゴンの2列目キャプテンシートのオットマン

ただ、2列目シートを中間位置にした状態でオットマンを使用するには、足元空間(ニークリアランス)の広さが十分でないため、靴がフロントシートのシートバックに当たってしまいます。

このように2列目シートを中間位置に設定した状態(=左右に広げた状態で最後端時)では、オットマンを使用しにくいので、ご注意くださいね。

新型ステップワゴンの2列目キャプテンシート【最後端の時の足元の広さは？】

一方、新型ステップワゴン(STEP WGN)の2列目キャプテンシートを一番後ろまでスライドすると、どのような感じになるのでしょか？

この新型モデルの2列目シートを中央に寄せて一番後ろまでスライドすると、このような感じになります。

■最後端時の2列目キャプテンシート

この時の2列目キャプテンシートの足元空間(ニークリアランス)を確認してみたところ、このようになっていました。

■最後端時の2列目キャプテンシートの足元空間の広さ

中間位置の時でも十分に足元空間(ニークリアランス)は広かったです。

ただ、2列目シートを一番後ろまでスライドすると、先ほどとは比べ物にならないくらい、足元空間(ニークリアランス)は広くなりますね。

そんな新型モデルの2列目キャプテンシートを一番後方までスライドした時の足元空間(ニークリアランス)の広さは、このようになっていました。

■2列目キャプテンシートの足元空間の広さ：中間位置の時

最後端時の足元の広さは約66cm～

今回デビューを果たした新型ステップワゴン(STEP WGN)の2列目シートを一番後ろまでスライドした時の足元空間の広さは約66cm～88cmとなっており、先ほどよりも20cm以上も広くなっています。

また、運転席をドライビングポジション(=中央やや後方)に設置した時の足元空間(ニークリアランス)は、実測値で約72cmの広さを確保。

2列目シートを一番後方にスライドすると、足を組むどころか、足を伸ばして座れるくらい広々とした足元空間(ニークリアランス)になっているのが好印象でした。

オットマンを使用しても快適

新型ステップワゴン(STEP WGN)の2列目シートを中間位置に設定した状態でオットマンを使用しようとすると、フロントシートのシートバックに靴が当たってしまいました。

しかし、2列目シートを中央に寄せて一番後ろまでスライドすると、オットマンを展開した状態でも十分な足元空間の広さを確保しています。

この状態で足元空間の広さを測ってみたところ、50cm以上のゆとりがあり、足を伸ばしてゆったりと座ることができます。

また、このように背もたれを180度リクライニングして、横になることもできちゃいます。

2列目シートを一番後ろまでスライドすると、3列目シートに座ることができないという欠点＆デメリットがありますが、オットマンを使用する際は、2列目シートを一番後ろまでスライドした方が快適で良いのかなと思いました。

まとめ：十分な広さがある新型ステップワゴンの2列目キャプテンシート

2022年5月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ステップワゴン(STEP WGN)の2列目キャプテンシートの足元空間の広さを確認したところ、このようになっていました。

■2列目キャプテンシートの足元空間の広さのまとめ

今回デビューを果たした新型モデルの2列目シートの足元空間は、中間位置(=両サイドに広げて一番後ろまでスライドした状態)でも約42cm～65cmと、足を組んで座れるくらい広々としています。

なので、長距離ドライブでも快適に過ごすことができます。

ただ、新型ステップワゴン(STEP WGN)の上位モデルに用意されているオットマンを使用するには、2列目シートを中央に寄せて、後方までスライドしないといけないので、ご注意を…。