2024年12月、日産の人気コンパクトカー新型ノート(E13型)がマイナーチェンジをして新発売されました。
見た目のデザインが一新されるなど大きく変わった新型モデルですが、マイチェン前の方が良かったと思う装備&アイテムたちも…。
今回のマイナーチェンジを経て良くなった装備&アイテムは、何なのでしょうか?逆に残念になった装備&アイテムは、何なのでしょうか?
マイナーチェンジ後の新型ノート(NOTE)を試乗して、良くなったと感じた装備&アイテム、改悪したと思った装備&アイテムを包み隠さずお話します。
目次
マイチェンで良くなった日産 新型ノート(E13型)の装備&アイテム
2024年1月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ノート(E13型)の外装&内装は、次のようなデザインをしています。
■マイチェン前の新型ノードの外装
■マイチェン後の新型ノートの内装
ボディと同じ色をあしらうカラードグリルを採用するなど、旧型モデルとは異なる見た目に生まれ変わった新型モデルですが、次の装備&アイテムに関しては、旧型モデルより良くなっていました。
ヘッドライト
マイナーチェンジ前の旧型モデルより良くなったと感じた新型ノート(E13型)の装備&アイテムのひとつは、ヘッドライトです。
マイチェン前の旧型モデルは3つのグレードを用意していましたが、旧型モデルは、すべてハロゲンのヘッドライトを標準装備しており、LEDのヘッドライトはオプション設定でした。
■旧型モデルのハロゲンのヘッドライト
画像引用:日産ノート公式HP
一方、新型ノート(E13型)は、LEDヘッドライトを標準装備。
■新型モデルに標準装備のLEDヘッドライト
ウィンカーはLEDではなく豆球(バルブ)だったのが少々残念ですが、マイナーチェンジ前のモデルよりスタイリッシュな運転席まわりになっていました。
タイヤ&ホイール
また、タイヤ&ホイールも、マイナーチェンジを経て良くなった新型ノート(E13型)の装備&アイテムのひとつです。
マイナーチェンジをする前のモデルは15インチ~16インチのタイヤ&ホイールを備えていましたが、Xグレードに一本化をほどこしたマイチェン後のモデルは、16インチサイズのタイヤ&ホイールを装着。
ただ、ホイールキャップのデザインに違いが…。
■旧型モデルに標準装備のタイヤ&ホイール
■新型モデルに標準装備のタイヤ&ホイール
画像引用:日産ノート公式HP
標準装備は旧型と同じ、フルホイールキャップを備えたスチールホイール(鉄チン)となっていましたが、ホイールキャップのデザインが変わったことで存在感が増したように感じました。
マイチェンで悪くなった日産 新型ノートの改悪装備&アイテム
ヘッドライトなどマイナーチェンジを経て良くなった装備&アイテムもありますが、残念ながら”改悪”と言わざる得ない悪くなってしまった装備&アイテムもありました。
マイナーチェンジをして新発売をした新型ノート(E13型)より旧型モデルの方が良かったと感じた装備&アイテムを、包み隠さずお話します。
シート
2024年1月にデビューをはたした新型ノート(NOTE)より旧型モデルの方が良かったと感じた装備&アイテムのひとつが、シートです。
マイナーチェンジをする前のモデルは、メーカーオプションでスタイリッシュな車内空間を演出してくれる本革シートを用意していたんですよね。
■旧型モデルに用意の本革シート
ただ、今回のマイナーチェンジをして新発売をした新型モデルは、本革シートの用意はなくなってしまいました。
なので、標準モデルで選ぶことができるのは、カジュアルな見た目が特徴のファブリックシートのみ。
■新型モデルに標準装備のファブリックシート
個人的には、旧型モデルと同じようにメーカーオプションで本革シートを残しておいても良かったのかなと思いました。
ちなみに、今回デビューをはたした新型ノート(NOTE)は本革シートの用意がなくなってしまったのですが、合成レザーシートを標準装備した90周年記念車を用意しています。
■90周年記念車に用意の合成レザーシート
車内の高級感&上質感を求める方は、合成レザーシートを標準装備した90周年記念車の購入を検討してみても良いかもしれませんね。
インパネ・ダッシュボード
また、2024年1月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ノート(NOTE)より旧型モデルの方が良いと思った装備&アイテムのひとつが、インパネ&ダッシュボードです。
今回デビューをはたした新型モデルのダッシュボードの基本的なデザインや装備は、マイチェン前の旧型モデルと大きく変わりません。
■新型モデルのインパネ/ダッシュボード
■旧型モデルのインパネ/ダッシュボード
ただ、新型モデルでは、旧型モデルに用意されていたピアノブラック調の加飾をほどこしたインパネ・ダッシュボードの用意がなくなってしまいました。
■旧型モデルに用意のピアノブラック調の加飾
マイナーチェンジをして新発売をした新型ノート(NOTE)のインパネ・ダッシュボードも、助手席側のパネルに幾何学模様をほどこしていますが、高級感&上質感は劣るような感じが…。
■新型モデルに採用の幾何学模様のパネル
このプラスチック感が強くなった新型モデルのインパネ&ダッシュボードは、少し気になってしまいました。
後部座席のアームレスト
また、2024年1月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ノート(NOTE)で気になったのが、後部座席のアームレストです。
メーカーオプションで用意されている本革シート仕様のみですが、旧型モデルは、後部座席の中央にドリンクホルダー付きのセンターアームレストを備えていました。
■旧型モデルに採用の後席アームレスト
一方、マイナーチェンジをして新発売をした新型モデルは、後部座席の中央にアームレストがないシンプルなデザインに…。
■アームレストの用意がない新型モデルの後部座席
ちなみに、マイナーチェンジをして新発売をした新型ノート(E13型)は、旧型モデルより車体本体価格が10万円ほど値上がりしているんですよね。
資材の高騰など車体本体価格が高くなってしまうのは仕方がないことですが、装備&機能を充実させるなど少しは還元してくれても良かったのに…。と思ってしまいました。
まとめ:旧型より装備の充実度で見劣りするマイチェン後の新型ノート
2024年1月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ノート(NOTE)は、旧型モデルより良くなったと感じた装備&アイテムを備えていた一方、残念に感じたところもありました。
■旧型モデルより良くなった新型ノートの装備
・タイヤ&ホイール
■旧型より悪くなった新型ノートの装備
・インパネ/ダッシュボード
・後部座席のセンターアームレスト
マイナーチェンジをして新発売をした新型モデルで特に気になったのは、後部座席の快適性&居心地の良さです。
マイナーチェンジをして新発売をした新型ノート(E13型)の後部座席は、センターアームレストが備わっていないだけでなく、後席用のUSBポートがオプション設定など他のグレードより見劣りするのでご注意くださいね。