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新型ステップワゴン ハイブリッドの乗り心地にビックリ!?【試乗インプレッション】

上位モデルであるオデッセイに採用されているハイブリッドシステムを搭載した新型ステップワゴン ハイブリッドが、2017年9月、ホンダから新発売されました。

先日、この新型ハイブリッド車を試乗してきたのですが、乗り心地など走破性の良さにビックリ!

静寂性がガソリン車よりも良くなっているのは当然の事なのですが、乗り心地や走破性など、すべての面において良くなっていました。また、競合車・ライバル車と比較しても、ワンランク上の乗り心地&走破性になっているように感じました。

そんなホンダの新型ステップワゴン ハイブリッド(STEPWGN Hybrid)の乗り心地は、どのような感じだったのでしょうか?また、ガソリン車とどのような違いがあったのでしょうか?

今回ビッグマイナーチェンジをして新発売されたこの新型ハイブリッド車の乗り心地を確認してきたので、紹介したいと思います。

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新型ステップワゴン ハイブリッドの乗り心地レビュー

2017年9月にデビューをしたホンダの新型ステップワゴン ハイブリッド(STEPWGN Hybrid)ですが、今回私が試乗をさせて貰ったのは、コチラ。

■新型ステップワゴン ハイブリッド

今回新発売されたハイブリッド車では、3つのグレードをラインナップしているのですが、今回私が試乗をさせてもらったモデルは、最上位の”ハイブリッドG EXグレード”でした。

公道に出て、一番最初に驚いた事とは…

新型ステップワゴン ハイブリッド(STEPWGN Hybrid)の試乗の開始直後、ディーラーさんの駐車場から、公道に出て、一番最初に驚いたのが、どっしりとした高級車の様なこのクルマの乗り味です。

ミニバンによっては、直進の安定性が低く、また、タイヤの接地感が無く、常にフワフワ感がつきまといます。

しかし、今回新発売されたホンダの新型ステップワゴン ハイブリッド(STEPWGN Hybrid)は、どっしりとしており、ガソリン車よりも明らかに安定性が良いです。また、フワフワ感を感じないため、運転をしていて安心感がありました。

このどっしり感や安定感のある乗り心地は、ガソリン車では味わえない、ハイブリッド車の特徴&魅力の一つなのかなと、思いました。

新型ステップワゴン ハイブリッドで味わえるどっしり感&安定感の秘訣とは…

ガソリン車と異なり、どっっしりとした安定感のある乗り心地になっているホンダの新型ステップワゴン ハイブリッド(STEPWGN Hybrid)ですが、このような乗り味になっている理由の一つは、車体重量です。

今回ビッグマイナーチェンジをして新発売されたこのハイブリッド車の車体重量は、約1800kgとなっており、ガソリン車と比較して、かなり重たくなっています。また、競合車・ライバル車と比較しても、重たくなっています。

実際に新型ステップワゴン ハイブリッド(STEPWGN Hybrid)とガソリン車の車体重量、競合車・ライバル車の車体重量を比較してみたところ、このようになっていました。

■新型ステップワゴンと競合車の車体重量比較
・ホンダ 新型ステップワゴン (ハイブリッド/G EXグレード)
車体重量:1,820kg
・ホンダ 新型ステップワゴン(ガソリン/クールスピリット)
車体重量:1,700kg
・トヨタ 新型ヴォクシー (ハイブリッド/ZSグレード)
車体重量:1,620kg
・日産 セレナ (ガソリン/ハイウェイスターVセレクション)
車体重量:1,690kg

明らかにホンダの新型ステップワゴン ハイブリッド(STEPWGN Hybrid)の車体重量が、ガソリン車や競合車よりも重たいのがわかりますよね。

ただ、今回新発売されたハイブリッド車の場合、この車体重量の重さが良い方向に作用しているように感じました。また、これだけ車体重量が重たいのに、加速性や燃費に影響を与えていないのも好印象でした。

ガソリン車よりもしなやかな乗り味に!?

今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型ステップワゴン ハイブリッド(STEPWGN Hybrid)は、ホンダのクルマらしく多少固めの乗り心地になっています。

ただ、今回ビッグマイナーチェンジをして新発売されたハイブリッド車は、全グレード16インチタイヤを装備しており、また、専用のヤマハ製のパフォーマンスダンパーを採用している事もあり、ガソリン車よりも、乗り味はマイルドになった感じが…。

私がハイブリッド車とガソリン車の乗り心地の違いを特に感じたのは、荒れた路面を運転した時です。

17インチタイヤを標準装備したガソリン車の”クールスピリット(クルスピ)”の場合、荒れた路面を運転すると、路面のコツコツ感を拾います。また、大きな段差を乗り越えると、”ガツン、ガツン”と、下からの衝撃が大きく、また、ダイレクトに伝わってきます。

しかし、16インチタイヤ&車体のゆがみや微振動を軽減する効果がある専用のパフォーマンスダンパーを採用している新型ステップワゴン ハイブリッド(STEPWGN Hybrid)では、荒れたアスファルト道路を運転しても、路面のコツコツ感を一切感じません。

また、マンホールや高速道路のジャンクション(接合部分)を乗り越えても、”ガツン、ガツン”と言った感じの大きな衝撃が伝わってくるのではなく、”カツン カツン…”と、角が取れたマイルドな衝撃に…。

しっかりと足回りで衝撃や下からの突き上げを吸収&軽減しているのが分かる乗り心地になっており、運転をしていて、不快感は、全くありませんでした。

ちなみに、今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型ステップワゴン ハイブリッド(STEPWGN Hybrid)で、専用のパフォーマンスダンパーが装着されているのは、最上位モデルの”ハイブリッドG EXグレード”のみです。

その他のハイブリッド車のモデルでは、パフォーマンスダンパーは、装備されていません。

今回、パフォーマンスダンパーが装着されていないハイブリッド車の他のグレードを試乗していないので、このダンパーにどれ程効果があるのか、分りません。

ただ、ちょっとでも乗り心地を良くして、同乗する家族に快適なドライブを楽しんでもらいたいのなら、専用のパフォーマンスダンパーを標準装備している”ハイブリッドG EXグレード”を選んだ方が良いのかなと、思いました。

今回ビッグマイナーチェンジをして新発売されたホンダの新型ステップワゴン ハイブリッド(STEPWGN Hybrid)の乗り心地は、このようになっていました。

このハイブリッド車は、車体重量が重たい事もあり、ガソリン車よりもどっしり感のある安定感のある乗り心地に…。

今回初めて、この新型モデルのハイブリッド車の試乗をさせて貰ったのですが、ガソリン車と全く異なり、「あれ!?これって本当にステップワゴン!?」と、思ってしまうくらいの乗り心地の良さになっていました。

また、今回ビッグマイナーチェンジをして新発売されたハイブリッド車の乗り出し価格は、ガソリン車よりもかなり高めになっています。

>>> 新型ステップワゴン ハイブリッドの見積もり【ガソリン車との乗り出し価格の差は?】

最初、このクルマの見積もりを貰った時は、「ちょっと高すぎるのかな!?」と、思っていました。しかし、実際に試乗をしてみると、「この乗り心地の良さなら、この金額を払っても良いかな。」と、心変わりが…。そのくらい、この新型モデルの乗り心地は、快適でした。

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