2022年7月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)は、前席のシートヒーターを全グレードの標準装備しています。
そのため、真冬の寒い日でも快適に過ごすことができます。
ただ、後部座席のシートヒーターは、グレードによって違いが…。
今回デビューをはたした新型モデルのシートヒーターは、グレードによって、どのような違いがあるのでしょうか?また、快適性&使い勝手は、どうだったのでしょうか?
新しく生まれ変わった新型エクストレイル(X-TRAIL)に用意されているシートヒーターの快適性や使い勝手、グレードの違いなどをどこよりも詳しく祖y会したいと思います。
目次
新型エクストレイルの前席のシートヒーター【性能&快適性を徹底解説】
冒頭でも簡単にお伝えした通り、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)のフロントシートは、全グレード、シートヒーターが標準装備となっています。
■新型エクストレイルのフロントシート
上位モデルに位置をするXグレードやGグレードだけではなく、車体本体価格が安い最廉価モデルのSグレードもシートヒーターが標準装備となっているのは、かなり嬉しいですよね。
そんな新型モデルのフロントシートのシートヒーターは、次のような特徴や性能を備えています。
3段階から温度調節シートヒーターを標準装備
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)のフロントシートは、“Hi(強)”/”MID(中)”/”LO(弱)”の3段階から温度を調節することができるシートヒーターを全グレードに標準装備しています。
ちなみに、フルモデルチェンジをする前の旧型モデルは、Hi(強)とLO(弱)の2段階から温度調節をすることができるシートヒーターだったんですよね。
旧型モデルよりも温度調整を細かにおこなえるシートヒーターを備えているのは、この新型モデルの魅力の一つなのかなと思いました。
シートヒータースイッチはエアコンパネルに搭載
また、今回デビューをはたした新型エクストレイル(X-TRAIL)はシートヒーターの温度調節スイッチを、エアコンパネルの左右に搭載しています。
■新型エクストレイルのエアコンパネルスイッチ
スイッチ自体はそれほど大きくなく、ちょうど人差し指で押すのにちょうど良いくらいのサイズ感です。
ただ、シートヒータースイッチの近くに他のスイッチがないため、運転中、他のスイッチと押し間違える心配はありません。
また、エアコンパネルの左右にシートヒータースイッチが備わっており、運転側/助手席側どちらからでもストレスなくシートヒーターのON/OFFや温度調整できるようになっているのも好印象でした。
体をじんわりと温めてくれるシートヒーター
また、体全体をじんわりと温めてくれる快適性も、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)のシートヒーターの魅力の一つです。
車種によっては、シートヒーターを付けた瞬間から温かさを感じるクルマもありますが、今回デビューをはたした新型モデルは、まず初めに腰まわりが温かさを感じ、その温かさが体全体に広がっていくような感じに…。
そのため、体全体がポカポカとして非常に快適です。
また、今回デビューをはたした新型モデルのフロントシートには、背もたれが真ん中で”くの字状”に曲がっているゼログラビティシートを採用していることもあり、背中全体でシートヒーターの暖を感じることができるようになっているのも好印象でした。
新型エクストレイルの後部座席のシートヒーター【性能&快適性を徹底解説】
2022年7月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)は、前席シートヒーターを全グレードに標準装備していましたが、後部座席のシートヒーターは、グレードによって異なります。
今回デビューをはたした新型モデルの後部座席のシートヒーターは、グレードによって、どのような違いがあるのでしょうか?
新型エクストレイル(X-TRAIL)の後部座席のシートヒーターの特徴やグレードによる違いを紹介したいと思います。
FF車で後席シートヒーターを標準装備はGグレードのみ
今回デビューをはたした新型モデルは、後部座席のシートヒーターを用意していますが、標準装備となっているのは、最上位モデルに位置をするGグレードのFF車と4WD車のみです。
中間モデルに位置をするXグレードのFF車はメーカーオプション設定となっており、ステアリングヒーターとセットで3万8500円で用意しています。
また、新型エクストレイル(X-TRAIL)の最廉価モデルに位置をするSグレードは、後部座席のシートヒーターを装着することができません。
このようにグレードによって後部座席のシートヒーターを扱いがことなるので、ご注意くださいね。
後席も3段階から調整できるシートヒーターを搭載
また、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)の後部座席のシートヒーターの注目ポイントの一つが、機能性です。
この新型モデルは、センターコンソールの後方に後部座席のシートヒータースイッチを用意しているのですが、フロントシートと同様、後部座席にも3段階から温度調節できる機能を搭載。
■新型エクストレイルの後部座席用のシートヒータースイッチ
運転席まわりだけではなく、後部座席にも3段階から温度調節することができるシートヒーターが用意さえているのは、かなり嬉しいですよね。
ちなみに、後部座席に3段階の温度調整機能を搭載したシートヒーターを備えているクルマは、それほど多くありません。
新型エクストレイル(X-TRAIL)の競合車の中で後部座席に3段階の温度調節機能を搭載しているのは、マツダのCX-5くらいです。
■マツダCX-5の後部座席のシートヒーター
画像引用:マツダ公式ホームページ
トヨタのRAV4は、後部座席にシートヒーターを備えていませんし、ホンダのCRV/CR-Vやスバルのフォレスターの後部座席の温度調節機能は2段階のみです。
■フォレスターの後部座席のシートヒーター
競合車・ライバル車よりもワンランク上のシートヒーターを備えているのは、この新型モデルの良いところの一つなのかなあと思いました。
腰まわりを重点的に温める後席のシートヒーター
また、新型エクストレイル(X-TRAIL)の後部座席のシートヒーターで印象的だったのは、快適性や暖の感じ方です。
座り方やシートの形状の違いもあるのかもしれませんが、フロントシートのシートヒーターは、体全体がじんわりと温まる感じだったのに対し、後部座席は、腰まわり&お尻まわりが重点的に温まる感じに…。
そのため、シートヒーターだけでは、少し寒く感じることがあります。
ただ、新型エクストレイル(X-TRAIL)に用意されている後部座席用のエアコン/ヒーターと併用すれば、十分に快適に過ごせるように感じました。
ちなみに、後部座席のシートヒーターが使用することができるのは、両サイドのシートのみです。後部座席の中央部分は、シートヒーターの熱線が入っていないので、ご注意くださいね。
まとめ:後席のシートヒーターの扱いに差がある新型エクストレイル
2022年7月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型エクストレイル(X-TRAIL)のシートヒーターの性能&使い勝手を、確認したところ、このようになっていました。
■新型エクストレイルのシートヒーターのまとめ
・後席のシートヒーターはグレード別設定
・温度調節機能は前席/後席ともに3段階
今回デビューをはたした新型モデルは、3段階から温度を調節することができるシートヒーターを全グレードに標準装備しています。
ただ、2WD車で後部座席のシートヒーターが標準装備となっているのは、最上位に位置をするGグレードのみとなっており、中間モデルのXグレードは、メーカーオプション設定となっています。
後部座席のシートヒーターがオプション設定になっているのは非常に残念ですが、後部座席まわりの快適性&居心地の良さを考えると、装着する価値は、十分にあるのかなと思いました。
ちなみに、新型エクストレイル(X-TRAIL)のXグレードは、シートヒーター以外にも様々なアイテム&装備がメーカーオプション設定になっているので、ご注意くださいね。