2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)は8人乗りのイメージが強いですが、7人乗り仕様も用意しており、乗車人数はグレードによって異なります。
また、乗車人数だけでなくシートアレンジや装備&機能も、7人乗り仕様/8人乗り仕様で変わってきます。
今回デビューをはたいした新型モデルはe-POWER/ガソリン車あわせて7つのグレードを用意していますが、それぞれのグレードの乗車人数は、何人なのでしょうか?また、7人乗りと8人乗りの車内空間は、どのような違いがあるのでしょうか?
新しく生まれ変わった新型セレナ(SERENA)の各グレードの乗車人数を確認してきたので、紹介したいと思います。
目次
新型セレナの乗車人数【8人乗り仕様のグレードは?】
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)は、7人乗り仕様と8人乗り仕様を用意していますが、2列目に3人乗車することができる8人乗り仕様のグレードは、次のようになっています。
■新型セレナの8人乗り仕様のグレード
・XVグレード ガソリン車(2WD/4WD)
・ハイウェイスター ガソリン車(2WD/4WD)
・Xグレードe-POWER
・XVグレードe-POWER
・ハイウェイスターe-POWER
・オーテック ガソリン車
新型セレナはe-POWERも8人乗り仕様
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)の8人乗り仕様の注目ポイントのひとつは、e-POWERです。
フルモデルチェンジをする前の旧型モデルは、ガソリン車のみスマートマルチセンターシートを備えた8人乗り仕様になっていました。
ただ、今回デビューをはたした新型モデルは、スマートマルチシートのカタチを工夫したおかげで、e-POWERも使い勝手の良い8人乗り仕様に…。
■8人乗り仕様になった新型セレナe-POWER
画像引用:日産セレナ 公式ホームページ
ただ、ガソリン車とe-POWERでは、スマートマルチセンターシートの使い心地に若干の違いがあるので、ご注意くださいね。
8人乗り仕様はスマートマルチセンターシートを装着
カスタム仕様のオーテック(AUTECH)をはじめ多くのグレードに採用されている新型セレナ(SERENA)の8人乗り仕様ですが、この新型モデルの8人乗り仕様の最大の特徴と言えば、スマートマルチセンターシートです。
■新型セレナのスマートマルチシート
今回デビューをはたした新型モデルの8人乗り仕様には、2列目シートの中央シートやセンターコンソールなど様々な用途で活用することができるスマートマルチセンターシートが標準装備されています。
そのおかげもあり、この新型モデルの8人乗り仕様は、競合車・ライバル車より使い勝手の良いクルマに仕上がっていました。
8人乗り仕様の2列目はセパレートシートを採用
また、2列目シートに7人乗り仕様とは座り心地や使い勝手が異なるセパレートシートを採用しているのも、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)の8人乗り仕様の特徴のひとつです。
そんな新型モデルの8人乗り仕様の2列目セパレートシートのの特徴の一つが、シートアレンジのバリエーションの多さです。
この新型モデルの2列目セパレートシートは2人掛けになているのですが、スマートマルチセンターシートに2列目の中央にセットすると、3人掛けのベンチシートとして使用することができます。
■セパレートシート仕様にした8人乗りの2列目
■ベンチシート仕様にした8人乗り仕様の2列目
ただ、この新型モデルの7人乗り仕様の2列目シートは、注意点もあります。
そのひとつが、アームレストです。
この新型モデルの8人乗り仕様は、7人乗り仕様や競合車・ライバル車の2列目シートとは違い、2列目シートにアームレストを装着していません。
また、スマートマルチセンターシートをセットして3人掛けにした時の座り心地を考慮して、背もたれの凹凸感を控えめにしています。
そのため、8人乗り仕様の2列目シートは、7人乗り仕様や競合車・ライバル車の2列目シートよりも乗り心地は少し劣るように感じました。
フルフラットモードの居心地&快適性も要注意
また、フルフラットモードにした時の居心地の良さ&快適性も、今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)の8人乗り仕様の注意をしなければいけないポイントのひとつです。
上記の画像を見ていただければ分かると思うのですが、この新型モデルの8人乗り仕様のフルフラットモードは、競合車・ライバル車と違い中央部分で約10cm弱の大きな段差ができてしまうんですよね。
■段差ができてしまう8人乗り仕様のフルフラットモード
そのため、横になった時の居心地はイマイチです。
新型セレナ(SERENA)の8人乗り仕様の2列目シートは、2人掛けのセパレートシートとしても3人掛けのベンチシートとしても使用できる非常に使い勝手の良いシートになっています。
ただ、フルフラットモードにした時の居心地は、競合車・ライバル車より劣るのでご注意くださいね。
新型セレナの乗車人数【7人乗り仕様のグレードは?】
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)の中で7人乗り仕様になっているのは、どのグレードなのでしょうか?
こちらが、フロントシート:2名、2列目シート:2名、3列目シート3名乗車することができる7人乗り仕様となっているグレードです。
■新型セレナの7人乗り仕様のグレード
・オーテックe-POWER
7人乗り仕様は2つのグレードのみ
今回フルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)の中で7人乗り仕様となっているのは、e-POWERの最上位モデルに位置をするルキシオン(LUXION)とオーテックe-POWERの2つのグレードのみです。
■7人乗り仕様になっているルキシオン
画像引用:日産セレナ 公式ホームページ
そのため、この新型モデルの7人乗り仕様は、レア(特別)と言っても良いかもしれません。
ただ、同じ7人乗り仕様でも、この新型モデルのルキシオン(LUXION)とオーテックe-POWERは内装・インテリアの装備や使い勝手に差があるので、ご注意くださいね。
7人乗り仕様は2列目にキャプテンシートを採用
たった2つのグレードにしか用意されていない新型セレナ(SERENA)の7人乗り仕様ですが、その特徴&魅力のひとつは、2列目シートです。
今回デビューをはたした新型モデルの7人乗り仕様の2列目シートには、アームレストが備わったキャプテンシートを採用。
■アームレストが備わった7人乗り仕様の2列目キャプテンシート
また、8人乗り仕様の2列目に採用されているセパレートシートよりシートのサイドのサポートがしっかりとしており、長時間ドライブでも快適に過ごせるようになっています。
ただ、競合車・ライバル車の2列目シートと違い、新型セレナ(SERENA)の2列目キャプテンシートは、足を伸ばして座ることができるオットマンの用意がないのが残念でした。
8人乗り居心地が良いフルフラットモード
また、2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)の7人乗り仕様は、8人乗り仕様よりフルフラットモードにした時の居心地が良いのも特徴&魅力のひとつです。
当然、フルフラットモードにした時の横になれるスペースは、8人乗り仕様よりも狭いです。
■8人乗り仕様のフルフラットモード
ただ、7人乗り仕様のフルフラットモードは、8人乗り仕様と違いシートの中央部分で大きな段差ができません。そのため、7人乗り仕様より居心地が良いです。
また、8人乗り仕様と違い、フルフラットモードの状態でも左右にスライドできるのも、7人乗り仕様の特徴&魅力のひとつですよ。(※8人乗り仕様は、スマートマルチセンターシートがシートが邪魔で、フルフラットモードの状態では横スライドできない。)
まとめ:グレードで乗車人数が異なる新型セレナ
2022年11月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型セレナ(SERENA)の乗車人数を確認してみたところ、このようになっていました。
■新型セレナの乗車人数のまとめ
・それ以外のグレードは8人乗り仕様
・新型セレナはe-POWERも8人乗り仕様に進化
・7人乗りと8人乗りで装備&機能が異なる
今回デビューをはたした新型モデルは2列目に3人乗車することができる8人乗り仕様と言ったイメージが強いですが、2列目にキャプテンシートを採用した7人乗り仕様も用意。
また、今回デビューをはたした新型モデルの7人乗り仕様と8人乗り仕様では、乗車人数だけでなく、車内の装備や使い勝手、シートアレンジのバリエーションなども異なるのでご注意くださいね。