新型ノート クロスオーバーの内装はひどい？【車内の質感の良いところ、残念なところ】

2024年5月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ノート クロスオーバー(NOTE CROSSOVER)は、ベースモデルのノートe-POWERより質感の高い豪華な内装・インテリアになっています。

しかし、後部座席まわりなど細かいところを見てみると、「ちょっとひどい…」「もったいない…」と、感じてしまうところもありました。

今回デビューをはたした新型モデルの内装・インテリアの質感＆豪華さで、良いと思ったところは、どこだったのでしょうか？逆に内装がひどくて残念と感じたところは、どこだったのでしょうか？

新しく生まれ変わった新型ノート クロスオーバー(NOTE CROSSOVER)の内装の質感＆デザインの良かったところ、残念だったところを包み隠さず紹介します。

新型ノート クロスオーバーの内装【質感＆豪華さで良かったところとは？】

2024年5月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ノート クロスオーバー(NOTE CROSSOVER)の内装・インテリアは
、このようなデザインをしています。

■新型ノート クロスオーバーの内装

今回デビューをはたした新型モデルの内装・インテリアは、ブラックを基調にブルーをアクセントカラーに使用したスタイリッシュな車内空間に…。

そんな新型モデルの内装・インテリアの質感は、次のようなところが良いと思いました。

インパネの豪華さ

2024年5月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ノート クロスオーバー(NOTE CROSSOVER)の内装・インテリアの質感＆豪華さで良いと思ったところのひとつが、インパネ・ダッシュボードです。

ベースモデルのノートe-POWERは、プラスチック素材がむき出しのままになっているため、少し安っぽい感じがありました。

■安っぽい新型ノートe-POWERの内装

しかし、今回デビューをはたした新型モデルは、助手席側のパネルに紫色っぽい紫檀(したん)柄の木目調のパネルを採用。

■上質感ただよう新型ノート クロスオーバーのインパネ

そのおかげもあり、ノートe-POWERのような安っぽさは感じません。

また、ブルーのステッチをあしらった専用デザインのセンターコンソールも良く、プレミアムスポーティを謳う新型ノート クロスオーバー(NOTE CROSSOVER)らしいスタイリッシュな運転席まわりになっていました。

■新型ノート クロスオーバーのセンターコンソール

シートの質感

また、シートの質感の高さも、新型ノート クロスオーバー(NOTE CROSSOVER)の内装・インテリアの良いところのひとつです。

ベースモデルのノートe-PWOERは、ファブリックシートを採用しているおかげで、良くも悪くもコンパクトカーらしい質感になっているんですよね。

■新型ノートe-POWERのファブリックシート

しかし、今回デビューをはたした新型クロスオーバーは、シートサイドにブルーのステッチをあしらった合成レザーシートを標準装備。

■新型ノート クロスオーバーの合成レザーシート

フロントシートの背もたれの中央には、オーテック クロスオーバーと書かれた刺繍がほどこされており、標準モデルでは味わうことができない特別感があります。

また、この新型モデルは、耐久性＆耐水性に優れたレザレットと言う合成レザーを採用しており、車内でジュースをこぼしても、水拭きをするだけで簡単に元通りするのも嬉しいポイントのひとつでした。

後部座席まわりの装備＆機能

また、ベースモデルのノートe-POWERより後部座席まわりの装備＆機能が充実しているのも、2024年5月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ノート クロスオーバー(NOTE CROSSOVER)の良いところのひとつです。

今回デビューをはたした新型モデルの後部座席は、合成レザーを採用したスタイリッシュなデザインになっているのですが、それだけでなく、センターアームレストなど機能や装備も充実しています。

■新型ノート クロスオーバーの後席のセンターアームレスト

ベースモデルのノートe-POWERよりも居心地が良い空間になっていました。

また、新型ノート クロスオーバー(NOTE CROSSOVER)の後部座席は2段階ですが、リクライニング機能も備わっており、自分好みに背もたれの角度を調節することができるのも嬉しいポイントのひとつでした。

■新型ノート クロスオーバーの後席のリクライニング機能

新型ノート クロスオーバーの内装【ひどい＆残念と感じたところとは？】

ベースモデルのノートe-POWERよりスタイリッシュ＆豪華な内装になっている新型ノート クロスオーバー(NOTE CROSSOVER)ですが、「もう少し質感を良くしてくれれば…」と思ったところもあります。

この新型モデルの内装・インテリアで残念だったところは、どこだったのでしょうか？試乗して残念に感じたところを包み隠さずお話します。

後部座席のドアパネル

2024年5月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ノート クロスオーバー(NOTE CROSSOVER)の内装・インテリアで”ひどい”と感じた装備＆アイテムのひとつが、後部座席のドアパネルです。

この新型モデルの前席のドア内側パネルは、ドアハンドル部分やボタン部分に特別な装飾はなかったものの、アームレスト部分に合成レザーをあしらっているおかげで、それなりに高級感＆上質感があるデザインになっていました。

■新型ノート クロスオーバーの前席のドア内側パネル

しかし、後部座席のドア内側パネルは、アームレスト部分に何も装飾がないシンプルな見た目に…。

■新型ノート クロスオーバーの後席のドア内側パネル

そのため、新型ノート クロスオーバー(NOTE CROSSOVER)の後部座席のドア内側パネルは、シートやセンターコンソール、前席のドア内側パネルと比べると安っぽく見えてしまいます。

プレミアムスポーティを謳う高級SUVなら、後部座席のドアの質感や見た目にももう少し気を配っても良かったのかなと思いました。

送風口のデザイン

また、送風口やスイッチ＆ボタンまわりの上質感も、新型ノート クロスオーバー(NOTE CROSSOVER)の内装・インテリアで気になったことのひとつです。

新型ノート クロスオーバー(NOTE CROSSOVER)の兄弟車にあたるオーラ オーテックは、インパネの両サイドに備わっている送風口の角度を変える部分にシルバーの加飾をほどこしていたんですよね。

■オーラ オーテックの送風口

この装飾がワンポイントになって、高級感＆上質感ただよう内装・インテリアを強調しています。

しかし、新型ノート クロスオーバー(NOTE CROSSOVER)は、エアコンの送風口に特別な装飾がなく、プラスチック素材のまま…。

■新型ノート クロスオーバーの送風口

このシンプルすぎる送風口やスイッチ＆ボタンまわりも、この新型モデルの内装・インテリアで少し気になるところでした。

まとめ：シンプルさが目立つとこもある新型ノート クロスオーバーの内装

2024年5月にマイナーチェンジをして新発売をした新型ノート クロスオーバー(NOTE CROSSOVER)の内装・インテリアの質感を確認してみたところ、次のようなメリット＆デメリットがありました。

■新型ノート クロスオーバーの内装の質感で良かったところ

■新型ノート クロスオーバーの内装の質感の残念なところ

今回でデビューをはたした新型モデルの内装・インテリアは、シンプルな見た目の後部座席のドア内側パネルやプラスチック感が強い送風口＆スイッチまわりなど、上質感＆高級感で物足りなさを感じるところもあります。

ただ、木目調パネルをあしらったインパネや合成レザーシートを標準装備している新型ノート クロスオーバー(NOTE CROSSOVER)の内装・インテリアは、ベースモデルのノートe-POWERより明らかに良いです。

個人的にはコンパクトSUVとしては十分な高級感＆上質感を兼ね備えていると思いますが、もしこの新型モデルの内装の質感で気になる方は、ワンランク上の高級感があるオーラ オーテックの購入を検討しても良いかもしれませんね。