2022年5月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ステップワゴン(STEP WGN)のサイズは、旧型モデルよりもひと回り大きくなっています。
ただ、この新型モデルは、車体感覚の掴みにくさや運転のしにくさを感じない絶妙なサイズ感に…。
今回デビューを果たした新型モデルのボディサイズの大きさは、どれくらいなのでしょうか?また、この新型モデルに実際に乗った感じのサイズ感は、どのよな感じだったのでしょうか?
6代目に生まれ変わった新型ステップワゴン(STEP WGN)のボディサイズやサイズ感を確認してきたので、紹介したいと思います。
目次
新型ステップワゴンのボディサイズをチェック【旧型モデルとの違いとは?】
2022年5月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ステップワゴン(STEP WGN)のボディサイズは、このような感じになっています。
■新型ステップワゴンのボディサイズ:ガソリン車
■新型ステップワゴンのボディサイズ:ハイブリッド車
3ナンバーサイズに進化した新型ステップワゴン
旧型モデルは、上位モデルに位置をするスパーダ(SPADA)のみ3ナンバーサイズのクルマとなっていました。
しかし、今回デビューを果たした新型ステップワゴン(STEP WGN)は、上位モデルに位置をするスパーダ系のグレード(スパーダ&プレミアムライン)だけではなく、標準モデルにあたるエアー(AIR)も3ナンバーサイズに…。
ただ、この新型モデルのエアー(AIR)は、5ナンバーサイズの最大寸法より全長が100mm、全幅が50mm大きいだけなので、ボディの大きさは、それほど気になりませんでした。
旧型モデルより全長が110mm長くなった新型ステップワゴン
また、2022年5月にデビューをはたいた6代目新型ステップワゴン(STEP WGN)と旧型モデルのボディサイズを比較してみたところ、このようになっていました。
■新型ステップワゴンと旧型のボディサイズ比較:エアー
■新型ステップワゴンと旧型のボディサイズ比較:スパーダ系
今回デビューを果たした新型モデルのホイールベースは2890mmとなっており、旧型モデルと差はありません。
ただ、グレードによって異なりますが、新型ステップワゴン(STEP WGN)は旧型モデルより全長が+70mm~110mm、全幅が55mmほど拡大。
そてい、旧型モデルよりも35mm長くなった全長の増大分は、フロントとリヤのオーバーハングに使用されています。
そのため、新しく生まれ変わった新型モデルは、旧型モデルよりもロングノーズに…。
■ロングノーズになった新型ステップワゴン
■全長が35mm短い旧型モデル
また、旧型モデルよりも55mmほど広くなったおかげで、新しくなった新型ステップワゴン(STEP WGN)は、旧型モデルよりも張り感のあるサイドスタイルになりました。
新型ステップワゴンは運転しやすい?【サイズ感&扱いやすさをチェック】
2022年5月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ステップワゴン(STEP WGN)は、旧型モデルより全長が35mm、全幅が55mmほど大きくなったおかげで、3ナンバーサイズのクルマに生まれかわりました。
そんな新型モデルは、旧型モデルよりも運転がしにくくなったのでしょうか?新しくなった新型モデルは、扱いやすいサイズ感になっているのでしょうか?
旧型よりもボディサイズがひと回り大きくなった新型モデルのサイズ感を紹介したいと思います。
ボディの大きさを持てあまさないちょうど良いサイズ
今回デビューを果たした新型ステップワゴン(STEP WGN)は、旧型モデルよりもボディサイズが大きいだけではなく、ボンネット(フロントオーバーハング)が長くなったため、旧型モデルよりも運転がしにくくなっていると思っていました。
しかし、新しく生まれ変わった新型モデルは、ボディサイズが大きくなったのを忘れてしまうくらい扱いやすかったです。
と、言いますのも、今回デビューを果たした新型モデルは開発の段階で、ミドルクラスのミニンバンの特徴でもあると取り回しや使い勝手の良さを損なわないように、全長4,800mm&全幅1750mmを基準サイズとして考えていたそうなんですよね。
そのおかげもあり、普段使いをしている限りでは、ボディサイズの大きさは気になりません。
それどころか、今回デビューを果たした新型ステップワゴン(STEP WGN)は、旧型モデルよりも運転席の見晴らし&視界が良くなったこともあり、運転がしやすくなったように感じました。
細い路地での運転や狭い駐車場は注意が必要
ただ、今回デビューを果たした新型ステップワゴン(STEP WGN)で細い路地を運転すると、ボディサイズの大きさを持て余す可能性が…。
特に、17インチのタイヤを履いている最上位モデルのプレミアムライン(PLEMIUM LINE)で細い路地を運転をする際は、注意が必要です。
■細い路地の運転に向いていないプレミアムライン
と言うのも、新型ステップワゴン(STEP WGN)の最上位モデルに位置をするプレミアムライン(PLEMIUM LINE)の最小回転半径は5.7mとなっており、競合車・ライバル車よりも大きめになっているんですよね。
■新型ステップワゴンと競合車の最小回転半径比較
そのため、細い路地の運転は不向きです。
また、この新型モデルのプレミアムライン(PLEMIUM LINE)は小回りが効かないため、前方の通路が狭い駐車場での駐車も苦手です。
ちなみに、最上位モデルに位置をするプレミアムライン(PLEMIUM LINE)は、前後左右360度クルマの周囲を確認することができるマルチビューカメラシステムを標準装備しています。(※エアーとスパーダは、メーカーオプション。)
■新型ステップワゴンのマルチビューカメラシステム
もし、プレミアムライン(PLEMIUM LINE)で細い路地を運転するのなら、目視では確認できないところをカバーしてくれるマルチビューカメラシステムを上手に使いたいところですね。
また、新型ステップワゴンの下位モデルに位置をするエアー(AIR)と中間モデルのスパーダ(SPADA)の最小回転半径は5.4mとなっており、プレミアムラインよりも良くなっています。
なので、細い路地での運転が多い方は、最上位モデルのプレミアムラインではなく、エアーやスパーダを選ぶのも良いかもしれませんね。
車内空間も広くて快適
また、フルモデルチェンジをして新発売をした新型ステップワゴン(STEP WGN)を試乗して良いと思ったのが、車内空間の広さです。
試乗をしている際にディーラーさんに教えてもらったのですが、今回デビューを果たした新型モデルは、1列目~3列目までの距離(=タンデムディスタンス)は1,831mmとなっており、競合車・ライバル車の中で一番広くなっているそうです。
そのおかげもあり、この新型モデルは、どこに座っても快適に過ごすことができます。
また、今回デビューを果たした新型モデルは、旧型モデルよりも室内幅が広くなったことにより、隣に座っている人を気にせずゆったりと座れるようになったのも好印象でした。
まとめ:運転のしやすさと広さを兼ね備えた新型ステップワゴン
2022年5月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ステップワゴン(STEP WGN)の実際のボディサイズと、乗った時のサイズ感を確認したところ、このようになっていました。
■新型ステップワゴンのサイズとサイズ感のまとめ
・全長が+35mm、全幅が55mmほど拡大。
・運転のしやすさを損なわないちょうど良いサイズ感
・細い路地の運転は不向き
・車内の広くて快適
今回デビューを果たした新型モデルは、上位モデルに位置をするスパーダ系だけではなく、下位モデルのエアー系も3ナンバーサイズに拡大。
ただ、この新型モデルは、運転席からの見晴らし&視界が良いため、運転のしにくさは一切感じませんでした。
また、この新型モデルはゆったりと座れるようになっており、運転のしやすさと車内の広さのバランスが絶妙のサイズ感に…。
運転がしやすさいだけではなく、このクルマに乗る人全員が快適に過ごすことができる広々とした車内空間になっているのも、今回デビューを果たした新型ステップワゴン(STEP WGN)の魅力&メリットの一つかもしれませんね。