2020年12月にデビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)は、燃費性能に優れていることもあり、支払う税金が安くなるエコカー減税対象車になっていました。
また、自動車取得税の代わり始まった新たな税金”自動車環境割”も安くなっていました。
今回デビューを果たしたこの新型モデルの税金は、どれくらい減税されていたのでしょうか?また、グレードや2WD/4WDによって、減税額に違いはあったのでしょうか?
2020年12月にデビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)を購入する際にかかる税金(自動車重量税&環境性能割)を確認してきたので、紹介したいと思います。
目次
2WD車の減税額は?【新型ノートe-POWERの税金&エコカー減税をチェック】
2020年12月にデビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)は、2WD車は3つのグレードを用意しているのですが、それぞれの税金(自動車重量税&環境性能割)の減税率は、それぞれこのようになっていました。
■2WD車の税金の減税率&減税額
2WD車は2030年度燃費基準達成車
今回デビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の2WD車の車体重量は1,190kg~1,220kgあるため、2万2000円の自動車重量税がかかるクルマとなっています。
ただ、この新型モデルは全グレード、エコカー減税の減税率の判断材料となる2030年度燃費基準を達成していることもあり、すべてのグレードで自動車重量税は免税となっていました。
また、新しく生まれ変わった新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)は燃費性能も優れているということもあり、燃費性能に応じて最大3%課税される”環境性能割”も非課税に…。
ちなみに、こちらは私が貰ってきたこの新型モデルの2WD車の見積もりなのですが、自動車重量税&環境性能割の欄は、しっかりと0円となっています。
■新型ノートe-POWER 2WD車の見積もり
今回デビューを果たしたこの新型モデルは、オプション価格が高いこともあり、競合車・ライバル車よりも乗り出し価格が高めになってしまうのが欠点&デメリットなのですが、税金で購入費用を多少抑えることができるのは、かなり助かるなと思いました。
4WD車の減税額は?【新型ノートe-POWERの税金&エコカー減税をチェック】
一方、新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の4WD車の税金(自動車重量税&環境性能割)の減税率は、どのようになっていたのでしょうか?
今回デビューを果たしたこの新型モデルは、4WD車を2つのグレードをラインナップしているのですが、それぞれのグレードの税金(自動車重量税&環境性能割)の減税率は、このようになっていました。
■4WD車の税金の減税率&減税額
4WDは2030年度燃費基準90%達成車
2020年12月にデビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の4WD車は、2WD車よりも燃費性能が少し劣ることもあり、エコカー減税の減税率の判断材料となる2030年度燃費基準90%達成車となっています。
■新型ノートe-POWERの燃費性能
ただ、「2030年度燃費基準90%達成車」でも、免税対象となるため、4WD車も2WD車と同様に、自動車重量税は100%免税となっていました。
また、2WD車よりも少し燃費性能が劣る4WD車でしたが、環境性能割の基準に達していたため、非課税となっていました。
ちなみに、こちらは私が貰った新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の4WD車の見積もりですが、2WD車と同様に自動車重量税/環境性能割どちらも0円となっています。
4WD車でも自動車重量税/環境性能割どちらも免税となっているのは、今回デビューを果たした新型モデルの良いところの一つなのかなと思いました。
環境性能割の特例措置は2021年12月31日まで
ちなみに、環境性能割の税率を1%軽減する特例措置は元々2021年3月31日までだったのですが、2021年12月31日までに延長をされました。
ただ、この特例措置が終わると、この新型モデルは2WD/4WD車どちらも環境性能割が課税される可能性があります。
また、日本の自動車税の課税は、購入日ベースではなく、登録日ベースとなっています。
つまり、2021年10月にクルマを購入したとしても、納車されるのが2022年1月になってしまうと、環境性能割を支払わないといけないことに…。
なので、これから新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の購入を検討している方は、納期・納車の時期にご注意くださいね。特に4WD車は納期・納車待ちが長くなっているので…。
まとめ:2WD/4WDどちらも税金は100%免税
2020年12月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の税金(自動車重量税&環境性能割)を確認してみたところ、このようになっていました。
■新型ノートe-POWERの税金のまとめ
・2022年12月以降、環境性能割が課税される可能性あり
今回デビューを果たした新型モデルは、2WD車/4WD車どちらも自動車重量税/環境性能割は、非課税となっていました。
ちょっとコレは嬉しいですよね。
ただ、新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)は、2022年以降、環境性能割が課税される可能性があるので、これからこの新型モデルの購入を検討している方は、ご注意くださいね。