日産の人気コンパクトカー新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)が、8年ぶりにフルモデルチェンジをしてデビューを果たしました。
スタイリッシュな見た目に進化を遂げたこの新型モデルですが、先代モデルと同様にこの新型モデルも広くて、使いやすい荷室・ラゲッジスペースを用意。
ファミリーカーとしても満足度の高いクルマに仕上がっていました。
そんな新型モデルの荷室・ラゲッジスペースは、どのようなデザインをしていたのでしょうか?また、どのようなアレンジを用意していたのでしょうか?
8年ぶりにフルモデルチェンジをして新発売をした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の荷室・ラゲッジスペースのアレンジ性能や使い勝手を確認してきたので、紹介したいと思います。
目次
新型ノートe-POWERは荷物の積み下ろしがしやすい?【開口部をチェック】
2020年12月にデビューを果たした日産のコンパクトカー”新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)”の後ろ姿は、このようなデザインになっています。
■新型ノートe-POWERの後ろ姿
横一文字のリヤコンビネーションランプを採用するなど、どっしり感が増したこの新型モデルですが、テールゲートを上げると、このような荷室開口部が登場しました。
■新型ノートe-POWERの荷室開口部
荷物の積み下ろしがしやすい広々設計に…
今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の荷室・ラゲッジスペースを確認して驚いたことの一つが、荷室開口部の広さです。
■新型ノート-POWERの荷室開口部
先代モデルは真四角の荷室開口部になっていましたが、今回デビューを果たした新型モデルは、真ん中部分が広がった楕円形のようなデザインに…。
■先代モデルの荷室開口部
そのおかげもあり、この新型モデルの荷室・ラゲッジスペースは、横幅の大きい荷物・アイテムも積みやすい形になっていました。
背の高い荷物の積み込みにも強い
また、背の高い荷物・アイテムが積み込みやすい形になっているのも、今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の荷室・ラゲッジスペースの魅力の一つです。
クルマによっては荷室開口部の傾斜が強く、背の高い荷物をつみにく場合もあるのですが、今回デビューを果たした新型モデルの荷室開口部は、ほぼ垂直に…。
■背の高い荷物も積み込みやすい新型ノートe-POWERの荷室
そのため、観葉植物などの背の高い荷物・アイテムも積みやすい、使い勝手の良い荷室・ラゲッジスペースになっていました。
新型ノートe-POWERの荷室は使いやすい?【アレンジ性能をチェック】
このように荷物が積み込みやすい形になっていた新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の荷室・ラゲッジスペースですが、アレンジ性能や使い勝手は、どうだったのでしょうか?
この新型モデルの荷室・ラゲッジスペースのアレンジ性能や使い勝手、荷室まわりの装備を確認していくことにしましょう。
オーソドックスな6対4分割方式の荷室を採用
2020年12月にデビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)は、後部座席の左右の背もたれを独立して収納することができる”6対4分割方式”の荷室・ラゲッジスペースを全グレードに標準装備しています。
この新型モデルは、後部座席の背もたれの左右に備わっているレバーを操作することによって、背もたれを収納することができるのですが、助手席側の後部座席を収納した時の荷室・ラゲッジスペースは、このような感じになります。
■背もたれを収納するためのレバー
■助手席側の後部座席を収納した時の荷室
一方、こちらは、運転席側の後部座席を背もたれを収納した時の荷室・ラゲッジスペースです。
■運転席側の後部座席を収納した時の荷室
また、後部座席の背もたれをすべて収納すると、荷室・ラゲッジスペースは、このような感じになります。
■後部座席を全部収納した時の荷室
背もたれを左右独立して収納することができる荷室・ラゲッジスペースは、トヨタのヤリス(YARIS)やホンダのフィット4(FIT4)にも用意されており、新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)だけのアレンジではありません。
ただ、後部座席を収納した時の奥行きが広いため、競合車・ライバル車よりも荷室・ラゲッジスペースの使い勝手は良いように感じました。
後部座席を収納した時の段差はオプションで解消
広くて使い勝手の良い荷室・ラゲッジスペースを備えている新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の荷室・ラゲッジスペースですが、後部座席を収納した時に10cmくらいの大きな段差ができてしまうのが、欠点&デメリットの一つです。。
■後部座席を収納時に生じる段差
なので、このままの状態で、この新型モデルの荷室・ラゲッジスペースに大きな荷物を積み込もうとすると、安定感が悪く安定しません。
また、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手も良くありません。
しかし、ディーラーオプションで用意されているラゲッジアンダーボックスを装着すると、後部座席を収納した時に生じる大きな段差は解消されます。
■オプションのラゲッジアンダーボックス
オプション価格は3万6300円と少し高めですが、大きい荷物を積み込む機会が多い方は、荷室・ラゲッジスペースを良くするラゲッジアンダーボックスの装着を検討しても良いのかなと思いました。
ラゲッジランプを全グレードに標準装備
2020年12月にデビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の荷室・ラゲッジスペースで良いと思ったのが、夜間に荷物を出し入れする時に重宝をするラゲッジランプが全グレードに標準装備されていたことです。
■新型ノートe-POWERのラゲッジランプ
最上位モデルに位置をする”Xグレード”だけではなく、中間グレードの”Sグレード”や最廉価モデルの”Fグレード”にもラゲッジランプが装着されているのは、嬉しいですよね。
このように荷室・ラゲッジスペースの使い勝手が良くなるような装備&アイテムをしっかりと備えているのも、今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の荷室・ラゲッジスペースの良いところの一つなのかなと思いました。
まとめ:使い勝手に優れる新型ノートe-POWERの荷室
2020年12月にデビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の荷室・ラゲッジスペースは、このようなデザインになっていました。
この新型モデルに用意されている荷室アレンジは、競合車・ライバル車と大きな違いはありません。
ただ、この新型モデルは、予想以上に荷室の奥行きが広く、競合車・ライバル車よりも使い勝手&積載性に優れているように感じました。