ノートをベースにしたカスタム仕様のノートe-POWERオーテック(NOTE e-POWER AUTECH)と新型ノートクロスオーバー(NOTE CROSSOVER)は、どちらも日産のカスタムカーブランドのオーテックが手掛けたクルマです。
そのため、車内の雰囲気やデザインは非常に似ています。
ただ、この2台のモデルをじっくりと見てみると、内装・インテラリアのデザインにわずかな差が…。
オーテック(AUTECH)が手掛けたこの2台のモデルの内装・インテリアは、それぞれどのようなデザインをしていたのでしょうか?また、この2台のモデルの内装・インテリアには、どのような違いがあるのでしょうか?
日産からデビューを果たしたノートe-POWERオーテックと新型ノートクロスオーバーの内装・インテリアの違いを紹介したいと思います。
目次
ノートe-POWERオーテックと新型ノートクロスオーバーの内装をチェック
日産の人気コンパクトカーのノートe-POWERをベースにしたカスタム仕様”オーテック(AUTECH)”とSUV仕様のクロスオーバー(CROSS OVER)の内装・インテリアは、それぞれ次のようなデザインをしています。
ノートe-POWERオーテックの内装
日産の人気コンパクトカー”ノートe-POWER”をベースにしたカスタム仕様のノートe-POWER オーテック(NOTE e-POWER AUTECH)の内装・インテリアは、このようなデザインをしています。
■ノートe-POWERオーテックの内装
画像引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note/specifications/autech.html
ノートe-POWERオーテック(NOTE e-POWER AUTECH)の内装・インテリアは、ブラックを基調にセンターコンソールやドア内側パネルなどにブルーをワンポイントに使用したスタイリッシュ&スポーティな内装・インテリアになっています。
■ノートe-POWERオーテックのダッシュボード
■ノートe-POWERオーテックのセンターコンソール
■ノートe-POWERオーテックのドア内側パネル
また、シートの素材には、防水性に優れた合成比較のレザレットを採用しており、汚れてもタオルなどでサッと拭き取るだけで元通りにもなるのも好印象でした。
■ノートe-POWERオーテックのシート
新型ノートクロスオーバーの内装
一方、こちらは、2021年10月にデビューを果たしたノートe-POWERのSUV仕様”新型ノートクロスオーバー(NOTE CROSSOVER)”の内装・インテリアです。
■新型ノートクロスオーバーの内装
画像引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note/specifications/autech_crossover.html
この新型モデルも、ノートe-POWERオーテック同様、ブラックを基調にブルーをアクセントカラーに使用をした内装・インテリアになっています。
■新型ノートクロスオーバーのダッシュボード
■新型ノートクロスオーバーのセンターコンソール
■新型ノートクロスオーバーのドア内側パネル
また、シートに使用されている素材もノートe-POWERオーテックと全く同じになっています。
■新型ノートクロスオーバーのシート
そのため、この新型モデルは、パッと見ただけでは、ノートe-POWERとは同じに見えてしまう内装・インテリアになっていました。
ノートe-POWERオーテックとノートクロスオーバーの内装の違い
このようにパッと見ただけでは同じに見えてしまうノートe-POWERオーテックと新型ノートクロスオーバーの内装・インテリアですが、よ~く見比べて見ると、若干の違いが…。
この2台のモデルの内装・インテリアには、どのような違いがあるのでしょうか?実車画像を使って、2台のモデルの内装の違いを紹介したいと思います。
ハンドル【オーテックとクロスオーバーの違い1】
今回デビューをは達したノートe-POWERオーテックと新型ノートクロスオーバーの内装・インテリアの大きな違いの一つは、ハンドル・ステアリングホイールです。
この2台のモデルは、どちらもブルーのステッチをあしらった本革巻きのハンドル・スタリングホイールを標準装備しているは共通しています。
■ノートe-POWERオーテックのハンドル
■新型ノートクロスオーバーのハンドル
ただ、ノートe-POWERオーテックは、ハンドルの下部の部分がブルーに装飾されていたのに対し、SUV仕様の新型ノートクロスオーバーは、ブラック一色となっていました。
■ノートe-POWERオーテックのハンドルの下部
■新型ノートクロスオーバーのハンドルの下部
そのおかげもあり、新型ノートクロスオーバー(NOTE CROSSOVER)の方が落ち着いた雰囲気の運転席まわりになっていました。
シート【オーテックとクロスオーバーの違い2】
また、シートのデザインも、ノートe-POWERオーテックと新型ノートクロスオーバーの内装・インテリアの装備の大きな違いの一つです。
どちらのモデルも肌触りの良いレザテックを採用しているのは共通となっていますが、カスタム仕様のノートe-POWERオーテック(NOTE e-POWER AUTECH)は、背もたれの上部やヘッドレスト、シートサイドがブルーのレザーがあしらわれていました。
■ノートe-POWERオーテックのシート
そのおかげもあり、このオーテックの内装・インテリアは、スポーティーな装いに…。
また、ノートe-POWERオーテック(NOTE e-POWER AUTECH)のシートの背もたれの中央には、”AUTECH”のロゴの刺繍がほどこされていました。
一方、2021年10月にデビューを果たした新型ノートクロスオーバー(NOTE CROSSOVER)は、ステッチのみにブルーを使用しており、メイン部分にはブラックを採用したシートを標準装備。
■新型ノートクロスオーバーのシート
そのおかげもあり、ノートe-POWERオーテックよりもシックで落ち着いた雰囲気のあるデザイン&車内空間になっていました
また、シートの背もたれの中央部分にほどこされているエンブレムも”AUTECH CROSSOVER(オーテック クロスオーバー)”となっており、特別感のあるのも好印象でした。
着座位置の高さ【オーテックとクロスオーバーの違い3】
また、運転席に座った時に感じる着座位置位の高さも、ノートe-POWERオーテックと新型ノートクロスオーバーの大きな違いの一つです。
2021年10月にデビューを果たした新型ノートクロスオーバー(NOTE CROSSOVER)のFF車の最低地上高は145mmとなっており、ノートe-POWERオーテックよりも最低地上高が25mmほど高くなっています。(4WD車の最低地上高は150mm)。
■ノートe-POWERオーテックのサイドスタイル
■新型ノートクロスオーバーのサイドスタイル
そのため、ノートe-POWERオーテックよりもアイポイントが高く、運転をしていて安心感がありました。
まとめ:シックで重厚感がましたノートクロスオーバーの内装
日産のノートe-POWERをベースにしたカスタム仕様”オーテック(AUTECH)”と”クロスオーバー(CROSS OVER)”の内装・インテリアを比較してみたところ、このようになっていました。
■ノートe-POWERオーテックとノートクロスオーバーの内装の違いまとめ
・ハンドルの本革のカラーが異なるオーテックとクロスオーバー
・シートの装飾に違いがあるオーテックとクロスオーバー
・着座位置はクロスオーバーの方が高め
ノートe-POWERオーテックと新型ノートクロスオーバーの内装・インテリアはどちらも、ブルーをアクセントカラーに使用したオーテックらしいデザインに…。
ただ、この2台のモデルは、ハンドルやシートのデザインに違いがあり、2021年10月にデビューを果たした新型ノートクロスオーバー(NOTE CROSSOVER)の方がシックで落ち着いた雰囲気の内装・インテリアになっていました。