2020年12月にフルモデルチェンジをして新発売をした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)に用意されている”SOSコール”は、他の日産車にはない機能が備わっており、使い勝手&信頼性が大幅にアップしています。
その一方、注意点や欠点も…。
今回デビューを果たしたこの新型モデルに用意されているSOSコールの魅力&メリットは、どこなのでしょうか?一方、この新型モデルに用意されているSOSコールの欠点&デメリットは、何だったのでしょうか?
新しく生まれ変わった新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)に用意されている安全装備システム”SOSコール”の特徴や魅力、欠点を包み隠さずお話したいと思います。
ちなみに、今回デビューを果たしたこの新型モデルにも用意されているSOSコールの機能や性能、使い勝手に関して、詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
目次
新型ノートe-POWERのSOSコールはココが進化【魅力&特徴を紹介】
エアバッグを展開するレベルの事故に遭った際や車内で急病人が発生した際、専用のオペレータが必要に応じて救急車やドクターヘリを手配をしてくれるなど、新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の”SOSコール”の基本的な機能は、他の日産車と同じになっています。
■新型ノートe-POWERのSOSコールスイッチ
ただ、この新型モデルに用意されているSOSコールは、他の日産車にはない機能が備わっていました。
新型ノートe-POWERのSOSコールはプロパイロット機能と連動
今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)と他の日産車のSOSコールの性能で大きく異なるのが、自動運転支援システム”プロパイロット機能”を使用している時の対応です。
この新型モデルでは、自動運転支援システムの”プロパイロット”を使用中、自動車側がドライバーに何らからの緊急事態が発生したと判断した場合、自動的にクルマを減速&停車をしていくれます。
そして、専用のオペレーターに自動的に接続し、必要に応じて警察や救急車、ドクターヘリなどを手配してくれます。
なので、万が一、プロパイロット機能を使って走行中に急病でドライバーが意識を失っても、自動停車し、緊急車両を手配してくれるので安心です。
ちなみに、2021年3月末時点で、プロパイロット連動機能を備えたSOSコールを備えているのは、今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のみです。
また、競合車・ライバル車にもこのような機能は用意されていません。
このようにSOSコールがサポートできる範囲が拡大したのは、この新型モデルの魅力&メリットの一つなのかなと思いました。
新型ノートe-POWERのSOSコールの残念なところとは?【欠点&注意点を紹介】
このように他の日産車よりもサポート範囲が広がった新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のSOSコールですが、残念なところも…。
今回デビューを果たしたこの新型モデルに用意されているSOSコールの欠点&デメリットは、何だったのでしょうか?
2020年12月にデビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のSOSコールの欠点&デメリット、注意をしないといけないところを包み隠さずお話したいと思います。
SOSコールが装着できるのはXグレードのみ
今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のSOSコールの欠点&デメリットの一つが、装着することができるグレードです。
今回デビューを果たしたこの新型モデルは、大きく分けて3つのグレードを用意しているのですが、このSOSコールを装着することができるのは、最上位モデルに位置をする”Xグレード”のみです。
ちょっとコレは残念ですよね。
エントリーモデルに位置をする”Fグレード”にSOSコールを装着することができないのは、仕方ないと思いますが、最上位モデルの”Xグレード”だけではなく、中間モデルの”Sグレード”には、SOSコールを装着できるようにしても良かったのかなと思いました。
オプション価格が高い
また、今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のSOSコールの欠点&デメリットの一つは、オプション価格が高いことです。
この新型モデルでは、メーカーオプションでSOSコールを用意しているのですが、他のオプションとセットになっていることもあり、オプション価格が思ったよりも高くなっています。
そんな新型モデルでは、SOSコールを含むセットオプションを2種類用意しているのですが、それぞれ次のようなセット内容&価格設定になっていました。
■セット内容
・インテリジェントルームミラー
・統合型インターフェースディスプレイ
・USB電源ソケット(タイプA1個、タイプC1個)
・ワイヤレス充電器
・ニッサン コネクト対応ナビゲーションシステム
・ニッサン コネクト専用車載通信ユニット
・SOSコール
・インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)
・BSW(後側方車両検知警報)
・RCTA(後退時車両検知警報)
■セット内容
・インテリジェントルームミラー
・ステアリングスイッチ
・統合型インターフェースディスプレイ
・USB電源ソケット(タイプA1個、タイプC1個)
・ワイヤレス充電器
・ニッサン コネクト対応ナビゲーションシステム
・ニッサン コネクト専用車載通信ユニット
・プロパイロット
・プロパイロット緊急停止支援システム
・SOSコール
・インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)
・BSW(後側方車両検知警報)
・RCTA(後退時車両検知警報)
SOSコールを含むセットオプションには、メーカーオプションナビが含まれることもあり、価格が安いタイプAの方でも約35万円となっています。
■新型ノートe-POWERのメーカーオプションナビ
一方、自動運転支援技術”プロパイロット機能”を含むセットオプションBの方は、このメーカーオプション代だけで約42万円もします。
セット内容に含まれている装備や機能をみると、これくらいの金額になっていしまうのは分かりますが、このオプション価格だけを見ると、少し高く感じてしまいますよね。
気軽にSOSコールを装着することができない価格設定も、今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の気になるところの一つでした。
サービス料が発生
また、新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)でSOSコールを使用するためには、毎年、サービス料を払わなければいけないのも、注意をしなければいけないポイントの一つです。
この新型モデルのSOSコールは、通信技術を活用し、ドライブをより快適にするための情報やサービスなどを受けることができる”Nissan Connect(ニッサン コネクト)”のサービスの一つとして用意されています。
そのため、SOSコールを使用するには、Nissan Connect(ニッサン コネクト)のサービス利用料として、毎年、7,920円を支払う必要があります。
Nissan Connect(ニッサン コネクト)に含まれるサービスを考えると決して高い金額ではありませんが、このようにサービス料を支払わないと、SOSコールは使えないので、ご注意くださいね。
まとめ:オプション価格の高さなどが気になる新型ノートe-POWERのSOSコール
2020年12月にデビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)に用意されている安全装備システム”SOSコール”には、次のような特徴や注意点がありました。
■新型ノートe-POWERのSOSコールのまとめ
・SOSコールの装着はXグレードのみ
・オプション価格は高め
・毎年、サービス使用料が発生する
今回デビューを果たした新型モデルは、プロパイロット機能を使用時でもSOSコールが作動するなど、SOSコールを装着している他の日産車よりも安全性は良くなっています。
ただ、この新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)に用意されているSOSコールは、オプション代が高いため、装着すると、乗り出し価格が一気に高くなるのが、少し気になるところでした。
ちなみに、SOSコールを装着した時の乗り出し価格を確認したい方は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。