2022年5月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ステップワゴン(STEP WGN)は純正ナビとして、画面サイズが異なる3種類のディーラオプションのナビ”ギャザズ(Gathers)”を用意しています。
■新型ステップワゴンの3種類の純正ナビ
・9インチサイズのLXM-237VFNi
・11.4インチサイズの”LXM-237VFLi”
ただ、この新型モデルに用意されているディーラーオプションの3種類のナビは画面サイズだけではなく、機能も異なります。
特に画面サイズが一番小さい廉価モデルのナビを購入を検討している人は、要注意です。
今回デビューを果たした新型モデルに用意されている3種類のディーラーオプションナビは、どのようなデザインをしているのでしょうか?また、画面サイズや機能にどのような違いがあるのでしょうか?
新型ステップワゴン(STEP WGN)に用意されている純正ナビのデザインや画面サイズ、機能の違いを紹介したいと思います。
目次
新型ステップワゴンの純正ナビ【8インチサイズの特徴&魅力をチェック】
2022年5月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ステップワゴン(STEP WGN)の8インチサイズの純正ナビ”LXM-232VFEi”は、このようなデザインをしています。
■新型ステップワゴンの純正ナビ”LXM-232VFEi”
この新型モデルに用意されている”LXM-232VFEi”は、エントリーモデルと言うこともあり、シンプルな見た目に…。
そんな新型モデルのエントリーモデルの純正ナビ”LXM-232VFEi”の特徴や魅力を紹介したいと思います。
8インチサイズのナビはクラリオン製
今回デビューを果たした新型ステップワゴン(STEP WGN)のエントリーモデルのナビ”LXM-232VFEi”の特徴の一つは、提供を受けているメーカーです。
上位2つのモデルと違いエントリーモデルの”LXM-232VFEi”は、フォルシア クラリオン製になってます。
個人的には、クラリオン製のナビを使っていたこともあり、あまり悪い印象は持っていないのですが、使いにくいという声も時々耳にします。
なので、エントリーモデルに位置をするLXM-232VFEiの装着を検討している方は、視認性も含めて、一度使い勝手を確認してみても良いかもしれませんね。
ホンダ コネクトの一部サービスを利用できない
今回デビューを果たした新型ステップワゴン(STEP WGN)の8インチサイズの純正ナビ”LXM-232VFEi”はエントリーモデルとしては珍しく、次世代コネクテッドサービスの”ホンダ コネクト(HONDA Connect)”に対応しています。
なので、このLXM-232VFEiを装着時でも、イザという時に専用のオペレーターが救急車などを手配してくれるSOSコール(緊急通報コール)や、エアコンなどをスマホで操作すうることができるリモート操作などを利用することができます。
■新型ステップワゴンのSOSコールスイッチ
ただ、エントリーモデルに位置をするLXM-232VFEiは、ホンダ コネクト(HONDA Connect)のサービスの一つでもある地図更新サービスを利用することができないので、ご注意くださいね。
マルチビューカメラシステムも非対応
また、今回デビューを果たした新型ステップワゴン(STEP WGN)の8インチサイズのナビの注意点の一つが、マルチビューカメラシステムの対応です。
■新型ステップワゴンのマルチビューカメラシステム
この新型モデルの最上位グレードのプレミラムライン(PLEMIUM LINE)は、クルマの周囲360度確認することができるマルチビューカメラシステムを標準装備しています。
また、エアー&スパーダも、メーカーオプションでマルチビューシステムを装着することができます。
ただ、この新型モデルの8インチサイズの純正ナビは、マルチビューカメラシステムに対応していないんですよね。
なので、マルチビューカメラシステムが標準装備されているプレミラムライン、もしくは、エアー&スパーダにマルチビューカメラシステムの装着を考えている方は、この8インチサイズのナビは避けた方が良さそうですね。
Apple CarPlay/Android Autoも非対応
また、新型ステップワゴンの8インチサイズのナビ”LXM-232VFEi”は、普段使っているiPhoneやスマホをナビで操作できるようになるアップル カープレイ(Apple CarPlay)やアンドロイド オート(Android Auto)に対応していません。
なので、スマホ/iPhoneの中に入っている音楽をかけることはできません。また、運転中にナビの画面を使用して、メッセージの送信なども行なえません。
ちなみに、ワンランク上の9インチのナビや11.4インチのナビは、アップル カープレイ(Apple CarPlay)&アンドロイド オート(Android Auto)に対応しています。
もし普段使っているiPhoneやスマホのアプリをナビに表示して使用したい方は、アップル カープレイ(Apple CarPlay)やアンドロイド オート(Android Auto)に対応している上位モデルの方が良いかもしれませんね。
8インチサイズのナビのオプション価格は約16万円
上位モデルのナビと比べると機能&装備が劣る新型ステップワゴン(STEP WGN)の8インチサイズのナビですが、オプション価格を確認してみたところ、アタッチメントや取り付け費を含めて約16万円となっていました。
■8インチサイズの純正ナビの価格の詳細
ホンダ コネクトに対応している純正ナビで約16万円というお値段は、かなり良いですね。
この8インチサイズのナビ”LXM-232VFEi”は、マルチビューカメラシステムに対応していないなどの欠点はありますが、とりあえず地図が見えれば良いと思っている人には、ピッタリなモデルかもしれませんね。
新型ステップワゴンの純正ナビ【9インチサイズの特徴&魅力をチェック】
新型ステップワゴン(STEP WGN)の純正ナビの9インチサイズの純正ナビ”LXM-237VFNi”は、このようなデザインをしています。
■新型ステップワゴンの9インチサイズの純正ナビ
この新型モデルのLXM-232VFEiのナビはベゼルレスデザインになっており、エントリーモデルに位置をする8インチサイズの”LXM-232VFEi”と比較すると、スッキリとした見た目に…。
そんな新型モデルの9インチサイズの純正ナビ”LXM-237VFNi”は、次のような特徴&魅力を備えていました。
9インチサイズのLXM-232VFEiは三菱製
新型ステップワゴン(STEP WGN)の廉価モデルに位置をする8インチサイズのナビは、フォルシア クラリオン製でした。
しかし、中間モデルに位置をする9インチサイズの純正ナビ”LXM-237VFNi”は、三菱製となっています。そのため、マップの見た目やデザインに若干の違いが…。
ただ、三菱製となった”LXM-237VFNi”は、タブレット端末感覚でサクサクと動いて、非常に使い勝手は良いように感じました。
備わっている機能は11.4インチのナビと同じ
また、中間モデルに位置をする9インチナビ”LXM-237VFNi”は機能が充実しており、最上位モデルの11.4インチのものと全く同じ機能が備わっています。
そんな新型モデルの9インチナビ”LXM-237VFNi”の注目の機能の一つは、地図の自動更新サービスです。
8インチサイズのナビには備わっていなかった地図の自動更新サービスですが、中間モデルの9インチサイズのナビでは、標準仕様となっています。
また、マルチビューカメラシステム、アップルカープレイ(Apple CarPlay)やアンドロイドオート(Android AUTO)にも対応しているのも魅力の一つですよ。
9インチサイズのナビの価格は約24万円
充実した機能が魅力の9インチサイズのナビですが、オプション価格は、8インチサイズよりも約6万円高い24万円となっています。
■9インチサイズの純正ナビの価格の詳細
画面がひと回り多いくなるだけで24万円と言うのは、ちょっと高すぎる感じが…。
ただ、新型ステップワゴン(STEP WGN)の純正ナビの最上位に位置をする11.4インチのナビと比べると、6万円ちょっと安くなっています。
この9インチのナビと11.4インチのナビに備わっている機能は全く同じなので、画面の大きさがあまり気にならない方は、9インチサイズのナビで良いかもしれませんね。
新型ステップワゴンの純正ナビ【11.4インチの特徴&魅力をチェック】
新型ステップワゴン(STEP WGN)に用意されている純正ナビの最上位モデル”LXM-237VFLi”は、このようなデザインになっています。
■新型ステップワゴンの11.4インチの純正ナビ
このLXM-237VFLiの画面サイズは11.4インチということもあり、広々としたこの新型モデルのダッシュボードに負けない迫力のあるデザインに…。
また、ハイエンドモデルのLXM-237VFLiは、画面のまわりの黒い部分が9インチサイズのものよりも小さく、スタイリッシュな見た目になっているのも好印象でした。
そんな新型モデルのハイエンドモデル”LXM-237VFLi”の特徴や魅力を紹介したいと思います。
11.4インチサイズのLXM-237VFLiも三菱製
新型ステップワゴン(STEP WGN)のエントリーモデルに位置をする8インチサイズのナビ”LXM-232VFEi”は、フォルシア クラリオン製となっていました。
しかし、最上位モデルに位置をする”LXM-237VFLi”は、中間モデルの9インチサイズのナビと同様に三菱製になっています。
また、搭載されている機能も、9インチサイズのナビと全く同じです。
ただ、11.4インチサイズの最上位モデルのナビは、中間モデルの9インチサイズのナビよりも画面サイズが大きいため、タッチパネルの操作が非常にしやすくなっていました。
11.4インチサイズのナビの価格は約30万円
新型ステップワゴン(STEP WGN)のハイエンドモデルに位置をする11.4インチサイズのナビのオプション価格は、取り付け費やアタッチメントなどを含めて約30万円となっています。
■11.4インチサイズの純正ナビの価格の詳細
やはり純正ナビの最上位モデルと言うこともあり、お値段は高めですね。
ただ、このハイエンドモデルのナビは、ディーラーさんにとっても利益率が非常に良いため、装着をすると、値引きを頑張ってくれます。
なので、「一番高いナビを装着するので、値引きをもっと頑張ってもらうことはできませんか?」と、交渉をしてみるのも良いかもしれませんね。
まとめ:グレードで画面サイズや機能が違う新型ステップワゴンの純正ナビ
新型ステップワゴン(STEP WGN)に用意されている純正ナビの画面サイズや機能を比較してみたところ、このようになっていました。
■新型ステップワゴンの純正ナビのまとめ
・8インチのナビは、クラリオン製
・8インチサイズのナビは機能が上位モデルより劣る
・9インチ&11.4インチは三菱製
・9インチ&11.4インチのナビの機能はまったく同じ
今回デビューを果たした新型モデルは純正ナビとして3種類のナビを用意していますが、機能や装備を見てみると、マルチビューカメラシステムに対応している9インチサイズor11.4インチサイズが良いのかなと…。
また、9インチサイズと11.4インチサイズのナビは機能に差がないため、どちらの画面サイズの方が良いのか自分の予算と相談しながら決めればよいと思いますよ。