2019年3月、普通乗用車に匹敵をする機能と装備を備えた軽自動車新型デイズ(DAYZ)の2代目モデルは、日産からデビューを果たしました。
そんな新型モデルを購入する際の悩ましい問題の一つが、グレード選びですよね。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型デイズ(DAYZ)では、3種類のパワートレインを用意しており、グレードによって、搭載されているパワートレインや燃費に違いがあるので…。
また、この新型モデルは、グレードによって、エコカー減税(自動車取得税&自動車重量税)も異なります。
2019年3月にデビューをしたこの2代目モデルの各グレードのエコカー減税は、どれくらいだったのでしょうか?また、グレードによって、エコカー減税の減税額にどれくらいの差が、あったのでしょうか?
フルモデルチェンジをして新発売された2代目新型デイズ(DAYZ)のエコカー減税を確認してきたので、紹介したいと思います。
目次
新型デイズのエコカー減税の減税率をチェック
2019年3月にフルモデルチェンジをして新発売された日産のハイト系ワゴン新型デイズ(DAYZ)の各グレードのエコカー減税率は、次のようになっています。
■新型デイズの各グレードのエコカー減税
FF車 | 4WD | |||
自動車取得税 | 自動車重量税 | 自動車取得税 | 自動車重量税 | |
Sグレード | 50% | 50% | 20% | 25% |
Xグレード | 50% | 50% | 20% | 25% |
ハイウェイスターX | 50% | 50% | 20% | 25% |
ハイウェイスターX プロパイロット | 50% | 50% | 20% | 25% |
ハイウェイスターGターボ | – | – | – | – |
ハイウェイスターGターボ プロパイロット | – | – | – | – |
今回デビューを果たした2代目モデルでは、残念ながら、エコカー減税を100%免税されているグレードは無く、一番エコカー減税の恩恵を受けれるモデルは、自動車取得税や自動車重量税を50%減税されるノーマル車のXグレードなどです。
一方、エンジンがモーターをアシストするスマートシンプルハイブリッド(Sハイブリッド)とターボエンジンを組み合わせたパワートレインを採用しているハイウェイスターGターボは、エコカー減税対象外に…。
ハイウェイスターGターボを購入する際は、他のグレードよりも乗り出し価格が高くなるので、ご注意くださいね。
新型デイズのエコカー減税【グレードによって課税額はどれくらい違う!?】
このようにグレードによって、エコカー減税の減税率が異なる新型デイズ(DAYZ)ですが、実際に支払わなければいけない金額は、どれくらい異なるのでしょうか?
私が貰ってきたこの2代目モデルの見積もりを使って、エコカー減税の課税額の違いを紹介したいと思います。
ノーマル車のXグレード(FF車)のエコカー減税の課税額は?
自動車重量税/自動車取得税それぞれ50%減税される新型デイズ(DAYZ)のノーマル車のXグレードの見積もりを確認してみたところ、エコカー減税の課税額は、このようになっていました。
■ノーマル車Xグレードのエコカー減税の課税額
自動車取得税 | 3,700円 |
自動車重量税 | 14,000円 |
合計金額 | 35,610円 |
ノーマル車のXグレードでは、エコカー減税の対象となる自動車取得税と自動車重量税あわせて、1万7700円に…。
エコカー減税100%免税でないのは少々残念でしたが、自動車取得税/自動車重量税それぞれ50%軽減という事もあり、負担額はかなり抑えられているのかなと感じました。
ハイウェイスターX(FF車)のエコカー減税の課税額は?
発進時や加速時にモーターがエンジンのチカラをサポートするスマートシンプルハイブリッド(Sハイブリッド)を採用している新型デイズ(DAYZ)のハイウェイスターXプロパイロットの見積もりを確認してみたところ、エコカー減税の支払額は、このようになっていました。
■ハイウェイスターXのエコカー減税の課税額
自動車取得税 | 15,600円 |
自動車重量税 | 3,700円 |
合計金額 | 35,610円 |
ハイウェイスターXのエコカー減税は、ノーマル車のXグレードと同様に50%減税となっています。
ただ、自動車取得税の計算に使用する車体本体価格の違いもあり、ハイウェイスターXの自動車取得税は、ノーマル車のXグレードよりも1,600円ほど高めに…。
ただ、後に紹介をするハイウェイスターGと比較すると、このハイウェイスターXは、エコカー減税の課税額の安さを実感できる金額になっていましたした。
ハイウェイスターGターボ(FF車)のエコカー減税の課税額は?
一方、エコカー減税対象外となっている、新型デイズ(DAYZ)のハイウェイスターGターボ(FF車)のエコカー減税の支払額は、どのくらいなのでしょうか?
私が貰ってきたハイウェイスターGターボ(FF車)の見積もりを確認したところ、エコカー減税の支払額は、次のようになっていました。
■ハイウェイスターGターボのエコカー減税の課税額
自動車取得税 | 32,500円 |
自動車重量税 | 9,900円 |
合計金額 | 42,400円 |
エコカー減税対象外になっている新型デイズ(DAYZ)のハイウェイスターGターボ(FF車)の自動車取得税と自動車重量税の支払金額は4万2400円となっており、ハイウェイスターXの2倍以上の金額…。
このように見比べてみると、ハイウェイスターGターボの税金(自動車取得税と自動車重量税)は、かなり高く感じてしまいますよね。
また、エコカー減税の違いもあり、ハイウェイスターGターボとハイウェイスターXの乗り出し価格を比較してみると、思った以上の価格差があります。
パワーや高速道路での運転の事を考えると、シンプルハイブリッドとターボエンジンを組み合わせたハイウェイスターGターボは魅力的ですが、この税金の高さは、購入を妨げるデメリットの一つなのかなと思いました。
2019年3月にフルモデルチェンジをした2代目新型デイズ(DAYZ)のエコカー減税を確認したところ、このようになっていました。
ご覧の通り、今回新発売された新型モデルでは、グレードによって、エコカー減税の減税率に差が…。また、グレードによって、購入時に支払わないといけない税金に大きな差がありました。
特にエコカー減税対象外となっているハイウェイスターGターボの購入を検討している方は、他のグレードよりも乗り出し価格が高めになってしまうので、購入時にはご注意くださいね。