6年ぶりにフルモデルチェンジをして新発売された日産のハイト系ワゴン新型デイズ(DAYZ)は、ハイウェイスターとノーマル車それぞれ2つずつ、合計4つのグレードをラインナップしています。
そんな2代目モデルは、ホイールのデザインやパワートレインなど、グレードによって様々な違いがあります。
2019年3月にデビュー果たした2代目モデルの4つのグレードは、どのような特徴や魅力を備えていたのでしょうか?グレードによって、どんな違いがあったのでしょうか?
日産からデビューを果たしたハイト系ワゴン2代目新型デイズ(DAYZ)の4つのグレードの特徴や魅力、違いなどを包み隠さず紹介したいと思います。
目次
新型デイズ ノーマルモデルに用意されている2つのグレードを徹底解剖
カジュアルなデザインが特徴の新型デイズ(DAYZ)のノーマルモデルでは、次の2つのグレードをラインナップしています。
・Xグレード
そんなノーマルモデルに用意されている2つのグレードの特徴や魅力などを、紹介したいと思います。
新型デイズのSグレードって、どんなクルマ?
■Xグレードの車体本体価格
4WD:140万5080円
■パワートレイン
■Sグレードの主な標準装備&仕様
・ハロゲンヘッドライト
・足踏み式パーキングブレーキ
・マニュアルエアコン
・ウレタン製ハンドル
・リモートコントロールエントリーシステム
新型デイズ(DAYZ)の中で一番車体価格が安い最廉価モデルに位置をするのが、ノーマルモデルのSグレードです。
歩行者や車両を検知して、イザと言う時に緊急自動ブレーキを作動させるインテリジェント エマージェンシーブレーキや、車線逸脱時には、車線内へ戻るようにハンドル支援をする車線逸脱防止機能など、安全装備が充実しているのは、凄いの一言です。
また、ダッシュボードのアッパーパネルには、グレージュカラーのソフトパッドを採用するなど、高級感のあるデザインになっています。
■Sグレードに採用されているグレージュのソフトパッド
ただ、この”Sグレード”では、外装や内装の機能や装備は、他のグレードよりもシンプルになります。
例えば、このグレードでは、ホイールキャップ付きのスチールホイールとなります。
■Sグレードのタイヤ&ホイール
また、エアコン操作パネルは、先進性のあるタッチパネル式ではなく、シンプルなマニュアル式のエアコンとなります。また、スムーズな発進をサポートしてくれるプッシュ式のエンジンスターターも省かれます。
■Sグレードのエアコン
上位モデルのXグレードとの価格差もそれ程大きく無いため、積極的にこのSグレードを購入する理由は、無いのかなと思いました。
新型デイズのXグレードって、どんなクルマ?
■Xグレードの車体本体価格
4WD:145万6920円
■Xグレードのパワートレイン
■Xグレードの主な標準装備&仕様
・ハロゲンヘッドライト
・アラウンドビューモニター
・自動防眩式ルームミラー
・インテリジェントキー
・助手席シートバックポケット(アッパー)
新型デイズ(DAYZ)のノーマル車の上位モデルに位置をするのが、Xグレードです。
温かみと開放感のあるアイボリーの内装色を採用しているのは、Sグレードと同じです。
■Xグレードの内装
ただ、Sグレードと異なり、使い勝手の用意タッチパネル式のフルオートエアコンやプッシュ式のエンジンスターターなど、先進性のある機能や装備が備わっています。
■タッチパネル式のフルオートエアコン
また、シルバー塗装が施された専用デザインのアルミホイールが備わっているのも、特徴の一つです。
■Xグレードのタイヤ&ホイール
ただ、ハンドル・ステアリングホイールはウレタン製、ドア内側ハンドルはプラスチック製が用意されるなど、ハイウェイスターと比較すると、高級感・上質感は少し見劣りします。
新型デイズ ハイウェイスターに用意されている2つのグレードを徹底解剖
精悍な顔つきが特徴の新型デイズ ハイウェイスター(DAYZ Highway STAR)は、パワートレインが異なる2つのグレードを用意しています。
・ハイウェイスターGターボ
また、このハイウェイスターではどちらのグレードも、高速道路での運転をラクにしてくれる同一車線自動運転技術”プロパイロット機能”を標準装備したモデル”プロパイロット エディション”を用意していましす。
そんなハイウェイスターに用意されている2つのグレードでは、次のような特徴がありました。
新型デイズのハイウェイスターXって、どんなクルマ?
■ハイウェイスターXの車体本体価格
2WD:146万9880円
4WD:160万1640円
・プロパイロット エディション
2WD:156万7080円
4WD:169万8840円
■ハイウェイスターXのパワートレイン
■ハイウェイスターXの主な標準装備&仕様
・LEDヘッドライト
・フォグランプ
・本革巻きステアリング
・メッキ調ドアハンドル
・サイドターンランプ付き電動格納式リモコンカラードドアミラー
・アラウンドビューモニター
・自動防眩式ルームミラー
・インテリジェントキー
・助手席シートバックポケット(アッパー)
・電動パーキングブレーキ(※)
・オートブレーキホールド(※)
・日産オリジナルナビ取付パッケージ(※)
※マークは、プロパイロットエディションのみ
モーターがエンジンのチカラをアシストするSハイブリッドとノーマルエンジンを組み合わせたパワートレインを採用している新型デイズ(DAYZ)のハイウェイスターXは、ハイト系ワゴン車の中でトップクラスの燃費性能を誇っています。
そんなハイウェイスターXの特徴の一つが、専用デザインの14インチのアルミホイールです。
■ハイウェイスターXのタイヤ&ホイール
このオーソドックスなシルバー塗装のタイヤ&ホイールのおかげで、ハイウェイスターの特徴でもある精悍さが緩和され、柔らかい雰囲気の外装・エクステリアになっているように感じました。
また、このハイウェイスターXは、ブラックを基調にネイビーをアクセントカラーを採用したスタイリッシュさを演出した内装・インテリアに…。
■ハイウェイスターXの内装・インテリア
本革巻きのハンドルやメッキ調のドア内側ハンドル、織物のような肌触りを楽しめるシートを採用するなど、ノーマルモデルよりもワンランク上の高級感・上質感を備えたデザインになっていました。
新型デイズのハイウェイスターGターボって、どんなクルマ?
■ハイウェイスターGターボの車体本体価格
2WD:154万9800円
4WD:168万1560円
・プロパイロット エディション
2WD:164万7000円
4WD:177万8760円
■ハイウェイスターGターボのパワートレイン
■ハイウェイスターGターボの主な標準装備&仕様
・LEDヘッドライト
・フォグランプ
・本革巻きステアリング
・メッキ調ドアハンドル
・サイドターンランプ付き電動格納式リモコンカラードドアミラー
・アラウンドビューモニター
・自動防眩式ルームミラー
・インテリジェントキー
・助手席シートバックポケット(アッパー&ロア)
・電動パーキングブレーキ(※)
・オートブレーキホールド(※)
・日産オリジナルナビ取付パッケージ(※)
※マークは、プロパイロットエディションのみ
日産から新発売された新型デイズ(DAYZ)の最上位モデル”ハイウェイスターGターボ”は、その名の通り、Sハイブリッドとターボエンジンを組み合わせたパワートレインを採用したグレードです。
■ハイウェイスターGターボのエンジン
山道や坂道、高速道路での合流でも不安のないパワーや加速力を備えているため、このクルマに乗って、遠出や長距離ドライブをしたいと思っている方には、ピッタリなモデルです。
そんなハイウェイスターGターボの内装・インテリアは、一つ下のグレード”ハイウェイスターX”とほぼ同じデザインになってるため、ほとんど見分けがつきません。
■ハイウェイスターGターボの内装
ただ、外装・エクステリアに関しては、切削加工&ブラック塗装を施した専用デザインのタイヤ&ホイールを標準装備。タイヤサイズも他のグレードよりも一回り大きい15インチとなっており、スタイリッシュな見た目を演出していました。
■ハイウェイスターGターボのタイヤ&ホイール
2019年3月にフルモデルチェンジをして新発売された2代目新型デイズ(DAYZ)は、ご覧の通り、4つのグレードをラインナップしていました。
グレードによって、外装や内装のデザインも異なりますが、それ以上に異なるのが、搭載されているエンジン(パワートレイン)です。
なので、グレード選びをする際は、まず初めに、どのパワートレインが、自分の使用するシチュエーションに一番ピッタリなのか考えるのが良いのかなと思いました。
ちなみに、今回新発売された新型モデルは大きく分けて4つのグレードを用意していますが、ディーラーさんによると、一番売れ行きが高い人気グレードは、”ハイウェイスターX”のようですよ。