2019年9月にマイナーチェンジをした新型スカイライン(SKYLINE)の中で使い勝手が良いと評判になっているアイテムの一つが、エアコン/ヒーターです。
私もこのクルマを試乗した際、実際にエアコン/ヒーターの使い勝手を確かめてみたのですが、予想以上に使い勝手が良くビックリとしてしまいました。
そんな新型スカイライン(SKYLINE)に用意されているエアコン/ヒーターは、どのようなデザインになっていたのでしょうか?また、この新型モデルのエアコン/ヒーターのどこが良かったのでしょうか?
実車画像を使って、マイナーチェンジをして新発売された新型モデルのエアコン/ヒーターの使い勝手、また、快適性を徹底レビューしたいと思います。
目次
新型スカイラインのエアコンの操作パネルのデザイン&使い勝手をチェック
2019年9月にマイナーチェンジをしてデビューを果たした新型スカイライン(SKYLINE)では、ダッシュボードの中央に備わった液晶ディスプレイを使って、エアコン/ヒーターの設定を行います。
8インチサイズの液晶ディスプレイの下に備わっている3連スイッチの一番左”クリメイト(CLIMATE)”スイッチを押すと、ディスプレイにエアコン/ヒーターの温度や風量を調節できる操作パネルが立ちあがります。
■新型スカイラインのエアコン操作パネル立ち上げスイッチ
■新型スカイラインのエアコン/ヒーターの操作画面
そして、この液晶ディスプレイはタッチパネル式になっているので、画面を直接タッチするだけで、温度や風量、シートヒーターの温度などを設定することができます。
私も実際にこの画面をタッチして色々と操作してみたのですが、予想以上に反応が軽い!
スマホやタブレット端末感覚でサクサクと操作できるのは、このクルマに用意されているエアコン/ヒーターの操作パネルの良いところだと思いました。
また、このエアコン/ヒーターの操作パネルの画面は8インチと他のクルマと比べて大きいため、操作ミスがしにくくなっているのも好印象でした。
タッチパネルだけではなく、スイッチでも設定可能
また、今回マイナーチェンジをして新発売された新型スカイライン(SKYLINE)のエアコン/ヒーターの操作パネルで用意と思ったのは、温度などを設定するスイッチを液晶ディスプレイの脇に用意していたことです。
■新型スカイラインに用意されているスイッチ
このようにタッチパネル式の液晶ディスプレイと物理スイッチの両方を揃えているクルマって、ちょっと珍しいですよね。
なので、運転中、わざわざ液晶ディスプレイ下に備わっている”クリメイト(CLIMATE)”スイッチを押して、エアコン/ヒーター画面を立ち上げる必要はなく、ダッシュボードの脇に備わっているスイッチ操作だけで間に合います。
しかも、この温度などを設定するスイッチは、助手席側にも用意。
運転席側からだけではなく、助手席側からでも簡単に温度の調節などのエアコン操作できるようになっているのも好印象でした。
新型スカイラインのエアコン/ヒーターは高性能
また、今回マイナーチェンジをして新発売された新型スカイライン(SKYLINE)に備わっているエアコン/ヒーターは、プレミアムセダン車と呼ぶのに相応しい機能を備えています。
例えば、左右独立式の温度調節機能。
最近は搭載しているクルマも多くなっていきましたが、この新型モデルでも、運転席と助手席で温度を別々に設定する事ができる”左右独立式の温度調節機能”を備えています。
また、空気清浄機やドライヤーなどにも使用され、脱臭や空気中のウイルスを除去してくると言われているプラズマクラスターも搭載。
このように機能に優れているのも、この新型モデルに備わっているエアコン/ヒーターの魅力の一つなのかなと思いました。
ただ、今回マイナーチェンジをして新発売された新型スカイライン(SKYLINE)では、フロントシートだけや運転席だけに集中して風を送り出すような機能は無し。
ここら辺の機能を搭載してくれたら、快適性がアップするだけではなく、燃費が向上にも繋がって良かったのに…と、思いました。
新型スカイラインのエアコン/ヒーター【後部座席でも快適に過ごせる?】
このように今回マイナーチェンジをして新発売された新型スカイライン(SKYLINE)のエアコン/ヒーターの操作パネルの操作性は良かったですが、快適性はどうだったのでしょうか?
後部座席でも快適に快適に過ごす事ができたのでしょうか?
私はこのクルマを試乗した際、ヒーターを使用してみたのですが、ヒーターを使い始めてから車内が温かくなるまで意外と短かったように感じました。
十分な数の送風口を用意
新型スカイライン(SKYLINE)のエアコン/ヒーターの効きが良かったと感じた理由の一つは、エアコンやヒーターの風を送り出す送風口の数と大きさです。
今回マイナーチェンジをして新発売されたこの新型モデルでは、フロントシートまわりだけではなく、後部座席の足元スペースにもしっかりと風量を調節機能付きの送風口を用意。
■後部座席の送風口
そのおかげで、後部座席に座っていてもスグに暖を感じる事ができました。
また、今回マイナーチェンジをして新発売された新型スカイライン(SKYLINE)のエアコン/ヒーターの風量は7段階から調整できるのですが、風量を一番強くすると、予想外にパワフルな風が送り出されるのも好印象でした。
車内の狭さが良い方向に…
また、今回マイナーチェンジをした新型スカイライン(SKYLINE)はプレミアムスポーツセダン車と言う事で、競合車・ライバル車よりも天井が低く、車内の居住スペースが狭くなっています。
ただ、エアコン/ヒーターの空気を車内全体に行き渡らせるには、この車内空間の狭さが逆にメリットになっている感じが…。
私は競合車・ライバル車の一つでもあるトヨタの新型クラウン(CROWN)も試乗した事があるのですが、車内全体が暖まるまでの早さは段違いで日産の新型スカイライン(SKYLINE)の方が良かったです。
ヒーターをガンガンに使っていると、もわっとした空気がスグに車内に漂うのは気になるところでしたら、車内の隅々にまで温風や冷気がしっかりと行き渡るのは、このクルマの意外なメリットなのかなと思いました。
まとめ:新型スカイラインのエアコンは、機能性/快適性ともに大満足
2019年9月にマイナーチェンジをして新発売された日産の新型スカイライン(SKYLINE)のエアコン/ヒーターは、このようになっていました。
今回マイナーチェンジをして新発売された新型モデルのエアコンの操作パネルは、液晶ディスプレイだけではなく、物理スイッチも用意しており、運転中の操作性に優れたデザインに…。
また、車内の隅々までエアコンの空気がしっかりと行き渡ってくれるため、どこに座っても快適に過ごせるようになっていました。
今回マイナーチェンジをして新発売されたこの新型モデルでは、シートヒーターも全グレード標準装備されていますし、真冬の寒い日でも十分快適に過ごせるのかなと思いました。