2021年8月にデビューを果たした日産の新型オーラ(AURA)は、オプションで通信技術を活用して様々なサービスを提供してくれる日産コネクト(Nissan Connect)を装着することができます。
地図の自動更新やオペレーターサービス、SOSコールなど使い勝手の良いサービスを用意しているこの新型モデルの日産コネクト(Nissan Connect)ですが、装着するのに必要な費用が少し高すぎる感じが…。
この新型モデルで日産コネクト(Nissan Connect)を使用するには、いくらくらいかかるのでしょうか?また、日産コネクトを装着すると、どのようなことができるのでしょうか?
日産からデビューを果たした新型オーラ(AURA)に用意されている日産コネクト(Nissan Connect)の特徴や価格を確認してきたので、紹介したいと思います。
目次
新型オーラの日産コネクトって、どんなサービス?【特徴&魅力を紹介】
快適なカーライフを提供してくれる新型オーラ(AURA)の日産コネクト(Nissan Connect)ですが、大きく分けて3つのサービスを用意しています。
■新型オーラの日産コネクトの3つのサービス
・車内のエンタテイメントを拡充するサービス
・安全性を高めるサービス
そんな新型モデルの日産コネクト(Nissan Connect)に用意されている3つのサービスをもう少し詳しく見ていくことにしましょう
ナビの使い勝手を良くするサービス
今回デビューを果たした新型オーラ(AURA)に用意されている日産コネクト(Nissan Connect)を装着すると、ナビに次のような機能が搭載されます。
・OTA自動地図更新
・OTAソフトウェア往診
・最速ルート探索
・Googleサービス
・オペレータサービス
この新型モデルに日産コネクト(Nissan Connect)を搭載すると、スマホ/iPhoeのアプリで目的地を設定することができる”ドアtoドア ナビ”や、ナビの自動更新機能が追加され、ナビの使い勝手が格段に良くなります。
また、この新型モデルの日産コネクト(Nissan Connect)で良いと思ったのが、オペレーターとの会話で目的地やの設定やレストランやガソリンスタンドなどの検索などをしてもらえる“オペレーターサービス”です。
トヨタのコネクテッドサービス”T-コネクト”でも似たようなサービスは用意されているのですが、T-コネクトでは、オペレーターサービスはオプション設定となっているため、追加料金を払わないといけませんでした。
しかし、新型ノート オーラ(NOTE AURA)では、追加料金がかからない標準サービスに…。
このように使い勝手の良いオペレーターサービスを追加料金を払うことなく利用できるのは、この新型モデルの日産コネクト(Nissan Connect)の良いところの一つなのかなと思いました。
車内のエンタテイメントを拡充するサービス
また、今回デビューを果たした新型ノート オーラ(NOTE AURA)の日産コネクト(Nissan Connect)は、次のような車内のエンタテイメントを充実するサービスを用意しています。
・Apple CarPlay/Android Auto
・情報チャンネル
・ドライブ履歴
日産コネクト(Nissan Connect)を搭載すると、Apple CarPlayやAndroid Autoが利用できようになるのは、嬉しいですよね。
■新型オーラのApple CarPlay
また、新型オーラ(AURA)の日産コネクト(Nissan Connect)で良いと思ったのが、docomo in Car Connect(車内Wifiサービス)です。
ホンダのフィット4にも車内Wifiサービスは用意されているのですが、1ギガあたり330円と、少し割高の価格設定になっているんですよね。
しかし、この新型モデルのdocomo in Car Connect(車内Wifiサービス)では、1日あたりからの定額サービスで用意。
競合車・ライバル車の一つでもあるフィット4の車内Wifiサービスよりも気軽に使える価格設定になっているのが、好印象でした。
安全性&快適性を高めるサービス
また、2021年8月にデビューを果たした新型ノート オーラ(NOTE AURA)の日産コネクト(Nissan Connect)は、次のような安全性を高めるサービスを用意しています。
・SOSコール
・リモートドアロック
・リモートマイカーチェック
・ドライブ制限アラート
・警告灯通知
・メンテナンス通知
・リモートデータ消去
この新型モデルの日産コネクト(Nissan Connect)は、競合車・ライバル車のコネクテッドサービス同様、スマホでドアの解錠/施錠を行えるリモートドアロックを用意しています。
ただ、ホンダのフィット4(FIT4)に用意されているスマホ/iPhoneのアプリでエアコンをON/OFFする機能が用意していないのは、少々残念でした。
新型オーラの日産コネクトはいくらかかる?【価格&費用を紹介】
このように使い勝手の良いサービスを利用することができる新型オーラ(AURA)の日産コネクト(Nissan Connect)ですが、価格&費用が高いのかネックです。
この新型モデルに用意されている日産コネクト(Nissan Connect)を利用するのに必要な費用はいくらなのか?確認してきたので、紹介します。
日産コネクトの利用には純正ナビの装着が必要
今回デビューを果たした新型オーラ(AURA)で日産コネクトを利用するには、メーカーオプションで用意されている純正ナビと、日産コネクト専用車体ユニットの装着が必要です。
ただ、この新型モデルの純正ナビは、単品のオプションではなく、SOSコールやBOSEパーソナルプラスサウンドシステム、プロパイロット機能などとセットで用意されているんですよね。
そのため、メーカーオプション価格が約40万円と、かなり高額な部類に…。
■純正ナビを含む新型オーラのセットオプション
この新型モデルの日産コネクト(Nissan Connect)は非常に良い機能なので、セットオプションではなく、単品のオプションにするなどをして、もう少し装着しやすいようにしても良かったのかなと思いました。
利用するには年会費7,920円が必要
また、新型ノート オーラ(NOTE AURA)の日産コネクト(Nissan Connect)を利用するには、サービス料として毎年7,920円がかかります。(※車内Wifiは別料金)
「日産コネクトを利用するには、毎年8000円弱かかるのか~」と、思う方もいるかもしれません。
ただ、競合車・ライバル車に用意されているコネクテッドサービス”ホンダ コネクト(HONDA Connect)”や”T-コネクト(T-Connect)”の年会費は1万円以上かかるんですよね。(※オプションなどを含めすべてのサービスを利用時)
■コネクテッドサービスの価格比較
※価格はオプションを含めた金額です。
※トヨタの無料サービスは、基本料金のみ。
そのことを考えると、今回デビューを果たした新型オーラ(AURA)に用意されている日産コネクト(Nissan Connect)は、良心的な価格設定なのかなと思いまいた。
ただ、この新型モデルに用意されている日産コネクト(Nissan Connect)には、無料で利用できるお試し期間の用意がないのが、少々残念でした。
まとめ:年間サービス料は競合車よりもお手頃な新型オーラの日産コネクト
2021年8月にデビューを果たした新型オーラ(AURA)に用意されている日産コネクトの特徴やサービス内容、価格を確認したところ、このようになっていました。
■新型オーラの日産コネクトのまとめ
・純正ナビ&専用の車載器が必要
・純正ナビのオプション価格や約40万円
・年間のサービス料は約8,000円
この新型モデルで日産コネクト(Nissan Connect)を利用するには、メーカーオプションで用意されている純正ナビを装着する必要があるのですが、オプション価格は40万円とちょっとお高めの価格設定に…。
ただ、競合車・ライバル車のコネクテッドサービスよりも年会費が安いのは、日産コネクト(Nissan Connect)の魅力&メリットの一つなのかなと思いました。