2018年9月、スバルが新開発したハイブリッドシステム”e-BOXER”を搭載した新型フォレスター(Forester)の最上位モデル”アドバンス”がデビューをしました。
この最上位モデルのアドバンス(Advance)には、ドライバーの運転状況を常に監視する”ドライバーモニタリングシステム”を搭載するなど、ガソリン車には無い機能や装備が充実しているのが、魅力の一つです。
>>> 新型フォレスター ハイブリッドとガソリンの外装【7つの違いを実車画像で比較】
また、今回新発売された新型フォレスター(Forester)のハイブリッド仕様”アドバンス”の荷室・ラゲッジスペースは、ガソリン車と若干デザインや使い勝手に違いがありました。
ただ、ガソリン車の荷室・ラゲッジルームの方が使い勝手が良かった感じが…。
ガソリン車よりも遅れて登場をした”e-BOXER”を搭載したハイブリッド車の荷室・ラゲッジスペースは、どのようなデザインになっているのでしょうか?また、ガソリン車とハイブリッド車の荷室・ラゲッジスペースは、どのような違いがあったのでしょうか?
2018年9月にデビューをした新型フォレスター(Forester)のハイブリッド車アドバンス(Advance)の荷室・ラゲッジスペースのデザインや使い勝手を徹底的にレビューをしてみたいと思います。
目次
新型フォレスター アドバンスの荷室の広さ&使い勝手を徹底チェック
2018年9月にデビューをした新型フォレスター アドバンス(Forester Advance)の後ろ姿は、このようなデザインになっています。
■新型フォレスター アドバンスの後ろ姿
シルバー加飾を施した専用デザインのバンパーが印象的ですよね。
そんな新型ハイブリッド車のテールゲートを開けると、このような感じに…。
■新型フォレスター アドバンスの荷室開口部
荷室開口部が広いですよね。
この新型ハイブリッド車の荷室開口部は1,300mmとなっており、ガソリン車と同様の広さを確保。ベビーカーやゴルフバッグなどの大きい荷物の積み込みもスムーズに行う事ができるので、とても便利です。
また、今回新発売された新型フォレスター(Forester)のアドバンスの荷室・ラゲッジスペースの内部の様子は、このようになっています。
■新型フォレスター アドバンス車の荷室
ちなみに、こちらは、ガソリン車の荷室・ラゲッジスペースです。
■新型フォレスター ガソリン車の荷室
今回新発売された新型フォレスターの荷室・ラゲッジスペースは、ガソリン車とハイブリッド車のアドバンス(Advance)で全く同じデザインになっています。また、荷室アレンジにも違いがありません。
■新型フォレスター アドバンスの荷室アレンジ
競合車の日産のエクストレイル(X-TRAIL)のようにガソリン車とハイブリッド車で荷室・ラゲッジスペースの広さやデザインが異なるモデルもあります。ただ、今回新発売された新型フォレスターは、ハイブリッド車を選んだからと言って、荷室・ラゲッジスペースの広さや使い勝手で不満を感じる事はありません。
■日産 新型エクストレイル ガソリンとハイブリッド 荷室の比較
・ガソリン
・ハイブリッド車
競合車・ライバル車の日産 エクストレイル(X-TRAIL)とは異なり、ガソリン車と同じ荷室・ラゲッジスペースの広さ&使い勝手を備えているのは、新型フォレスターのハイブリッド仕様”アドバンス(Advance)”の大きな魅力&メリットの一つなのかなと思いました。
新型フォレスター ハイブリッドの荷室:ガソリン車との違いとは?
このようにガソリン車と同じ荷室・ラゲッジスペースを備えている新型フォレスターのアドバンス(Advance)ですが、ガソリン車との違いもありました。
それは、床下収納(サブトランク)のデザインです。
今回新発売された5代目モデルのガソリン車では、荷室フロアを持ち上げると、床下一面にアイテムを収納できる広い床下収納(サブトランク)が登場します。
■新型フォレスター ガソリン車の床下収納
一方、遅れて登場をした新型ハイブリッド車の床下収納(サブトランク)は、このようにガソリン車よりも小さいサイズになっています。
■新型フォレスター ハイブリッド車の床下収納
このように見比べると、ガソリン車よりもハイブリッド車の方が収納力(積載力)は、劣りそうですよね。
この床下収納の違いもあり、新型フォレスター(Forester)のガソリン車の荷室容量は、後部座席を展開した状態で520リットルになっているのに対し、ハイブリッド車のアドバンス(Advance)は509リットルと若干劣る結果に…。
荷室・ラゲッジスペースのアレンジは全く同じになっている5代目モデルのハイブリッド車とガソリン車ですが、このように床下収納のサイズやデザインは、大きく異なるので、注意をしてくださいね。
ハイブリッド車とガソリン車では、タイヤがパンクした時の対応にも違いが…
また、新型フォレスター(Forester)のハイブリッド車とガソリン車では、タイヤがパンクした時の緊急対応にも違いがあります。
一足早く発売されたガソリン車では、発泡スチロール製になっている床下収納(サブトランク)を持ち上げると、このように応急用スペアタイヤが標準装備されています。
■ガソリン車に用意されている応急用のスペアタイヤ
一方、今回新発売された新型フォレスター(Forester)のアドバンスでは、スペアタイヤの用意は無く、このようにパンク修理キットを標準装備。ちなみに、パンク修理キットは、ハイブリッド車のボックスの床下に用意されています。
■ハイブリッド車のパンク修理キット
個人的には、新型フォレスター(Forester)のような本格派のSUVの場合、パンク修理キットよりもスペアタイヤの方が良いように感じるのですが…。
ただ、荷室・ラゲッジスペースの床下にスペアタイヤを載せるスペースがなかっただけではなく、車体重量や燃費性能の事を考えると仕方ないのかもしれませんね。
ちなみに、試乗をした際にディーラーさんに確認をしたのですが、スペアタイヤはメーカーオプション設定になっていないので、ハイブリッド車にスペアタイヤを載せるのはできないようです。
このようにタイヤがパンクをした時のための用意に違いがあるのも、新型フォレスター(Forester)のハイブリッド車とガソリン車の大きな違いなのかなと思いました。
ガソリン車よりも一足遅く発売された新型フォレスターの最上位モデル”アドバンス(Advance)”の荷室・ラゲッジスペースは、このようなデザインになっていまいた。
この新型ハイブリッド車の荷室・ラゲッジスペースの広さやアレンジに関しては、ガソリン車と全く同じになっていました。
ただ、この2台のモデルでは、床下収納(サブトランク)の広さや使い勝手に違いが…。また、ハイブリッド車では、スペアタイヤの用意は無く、パンク修理キットを標準装備。
このようにこの2台のモデルでは、床下収納(サブトランク)の広さや使い勝手、応急時の対応に違いがあるので、購入する前にしっかりと確認をしてみてくださいね。