2021年10月にデビューを果たした日産の新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)の車体本体価格は、ホンダのフィット モデューロX(FIT ModuloX)やトヨタのGRヤリス(GR YRRIS)などの競合車と同じ価格帯になっています。
ただ、オプションや諸経費を加えた乗り出し価格で比較すると、この新型モデルは、競合車・ライバル車よりも高めのお値段になるため、注意が必要です。
今回デビューを果たしたこの新型モデルの車体本体価格&乗り出し価格は、どれくらいだったのでしょうか?また、競合車・ライバル車とは、どれくらい差があるのでしょうか?
日産からデビューを果たした新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)と競合車・ライバル車の車体本体価格&乗り出し価格を比較してみたので、紹介したいと思います。
目次
新型オーラニスモと競合車の車体本体価格を比較【競合車との違いはいくら?】
日産のプレミアムコンパクトカーの”オーラ(AURA)”をベースにしたスポーツモデル新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)の車体本体価格は、このようになっています。
■新型オーラ ニスモの車体本体価格
新型オーラ ニスモはオーラよりも約17万円高い
今回デビューを果たした新型モデルの車体本体価格は約287万円となっており、ベースモデルのオーラ(AURA)の最上位モデルに位置をするGレザーエディションのFF車よりも約17万円ほど高くなっています。
■新型オーラ ニスモとオーラの車体本体価格比較
ただ、新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)は、前後のバンパーや大型化したテールゲートスポイラー、ミシュランのプロパイロット スポーツ4など、様々な専用装備&アイテムを備えています。
■新型オーラ ニスモの主な専用装備
・バンパー
・サイドシルプロテクター
・ルーフスポイラー
・アルカンターラ巻ハンドル
・アドバンスドドライブアシストディスプレイ
・センターアームレスト
・ドライブモードセレクター
・サスペンション
NISMOのみに用意されている専用の装備やアイテムのことを考えると、17万円と言う車体本体価格の差は、かなりお得感があるのかなと思いました。
新型オーラ ニスモの車体本体価格は競合車と同レベル
また、2021年10月にデビューを果たした新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)とベースのオーラ(AURA)の車体本体価格を比較すると、このような感じになっています。
■新型オーラ ニスモと競合車の車体本体価格
トヨタから発売されているGRヤリス(GR YARIS)は、ガソリン車と言うこともあり、新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)よりも車体本体価格は、20万円ほど安くなっています。
ただ、この新型モデルと同じモーター駆動をメインとしているホンダのフィット モデューロX(FIT ModuloX)の車体本体価格を比較すると、ほぼ同じ値段になっていました。
新型オーラニスモと競合車の乗り出し価格を比較【競合車との違いはいくら?】
今回デビューを果たした新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)は、競合車・ライバル車の一つでもあるホンダのフィット モデューロX(FIT ModuloX)とほぼ同じ車体本体価格になっています。
ただ、車体本体価格にオプション代や諸経費を加えた乗り出し価格では、大きな差がありました。
そんな新型モデルと競合車の乗り出し価格の差を、比較してみたいと思います。
新型オーラニスモの乗り出し価格は約400万円
2021年10月にデビューを果たした新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)の乗り出し価格は、このようになっています。
■新型オーラ ニスモの乗り出し価格
メーカーオプションをフル装備した時の新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)の乗り出し価格は約387万円となっており、もう少しオプションを豪華にすると、400万円を超えそうなお値段に…。
ちなみに、ボディカラーは、7万1500円の特別塗装料がかかる有料色のピュアホワイトパール×スーパーブラックのツートンカラーを選びました。
■新型オーラ ニスモのピュアホワイトパール×スーパーブラック
メーカーオプションに関しては、純正ナビやプロパイロットなどがセットになっているパッケージオプション、シートヒーターなどの寒冷地仕様などのアイテムがセットになっているオプション、どちらも装着をしました。
■今回の見積もりで装着したメーカーオプション
また、ディーラーオプションに関しては、フロアマットやドライブレコーダーなどの基本的なアイテムのみ装着しました。
■今回の見積もりで装着したディーラーオプション
メーカーオプションをフル装備したとは言え、「車体本体価格+100万円」と言う乗り出し価格は、ちょっと高すぎるなと思ってしまいました。
フィット モデューロXとの乗り出し価格の差は約30万円
また、今回デビューを果たした新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)とほぼ同じ車体価格だったフィット モデューロXの乗り出し価格を比較してみたところ、このようになりました。
ちなみに、フィット モデューロX(FIT ModuloX)の見積もりを作るにあたり、機能&装備は、できるだけ新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)と同じになるようにしました。
■新型オーラ ニスモとフィット モデューロXの乗り出し価格比較
できるだけ同じ条件にした時のフィット モデューロX(FIT ModuloX)となっており、新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)よりも35万円近く安い結果に…。(※ニスモの諸経費が高いのは、メンテナンスパックを含んでいるからです。)
ホンダのフィット モデューロX(FIT ModuloX)は、寒冷地仕様の用意がないなど諸事情はあるとはいえ、この乗り出し価格の差は、大きいですよね。
2021年10月にデビューを果たした日産の新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)は、刺激的な加速力やカーブを曲がった時の安定性など様々な魅力がありますが、この乗り出し価格の高さは、購入を検討する上でネックになるのかなと思いました。
まとめ:競合車よりも高い新型オーラ ニスモの乗り出し価格
2021年10月にデビューを果たした日産の新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)と競合車の車体本体価格&乗り出し価格を比較してみたところ、このようになりました。
■新型オーラ ニスモの車体本体価格&乗り出し価格のまとめ
・フル装備をした時のニスモの乗り出し価格は約387万円
・フィット モデューロXより乗り出し価格は30万円高い
今回デビューを果たした新型モデルと、競合車の一つでもあるフィット モデューロXは、ほぼ同じ車体本体価格になっています。
ただ、乗り出し価格で比較をすると、フィット モデューロX(FIT ModuloX)のよりも新型オーラ ニスモ(AURA NISMO)の方が30万円ほど高くなるので、ご注意くださいね。
また、この新型モデルの乗り出し価格は、競合車・ライバル車よりも高めなので、ガッツリと値引きをしてもらいたいところですね。