2021年8月にデビューを果たした日産の新型オーラ(AURA)は、メーカーオプションでSOSコールが用意されています。
イザと言う時にドライバーや同乗者の身を守ってくれるSOSコールは、非常に心強いアイテムです。
ただ、価格の高さなど気になるところも…。
の新型モデルに用意されているSOSコールは、どのような機能なのでしょうか?また、SOSコールを使用するには、どれくらいの金額がかかるのでしょうか?
日産からデビューを果たした新型オーラ(AURA)に用意されているSOSコールの機能や使い勝手、価格を確認してきたので、紹介したいと思います。
目次
新型オーラのSOSコールって、どんな機能?
2021年8月にデビューを果たした日産の新型オーラ(AURA)の用意されているSOSコールとは、事故に遭った際や車内で急病人が出た際、専用のオペレーターが緊急車両の手配などをサポートしてくれるサービスです。
画像引用:ttps://www3.nissan.co.jp/connect/service_note/operation_service_sos.html
「事故に遭ったら、自分で救急車やパトカーを手配した方が早いじゃん!」
と、思う方もいるかもしれません。
たしかに軽い事故で意識がはっきりとしていたら、自分で救急車やパトカーを手配した方が早いかもしれません。
ただ、事故の衝撃で気を失ってしまう可能性もありますよね。
また、遠出をしている時など、救急車やパトカーを呼ぶにも、事故が起こった場所が分からない場合もあります。
このような時、専用のオペレーターが様々なサポートをしてくれるSOSコールは、非常に心強いと思いますよ。
オペレータへーの接続方法は二通り
事故に遭った時など専用のオペレーターが様々なサポートをしてくれる新型オーラ(AURA)のSOSコールですが、オペレーターへの接続方法は2種類あります。
一つは、自ら専用のオペレーターに連絡する方法です。
この新型モデルの運転席の天井、ルームランプ付近にはSOSコールが設置されており、このスイッチを押すと、専用のオペレーターに繋がります。
■新型オーラのSOSコール
また、専属のオペレーターから呼びかけてくれる場合もあります。
この新型モデルのSOSコールは、エアバッグと連動しており、エアバッグが展開するレベルの事故が起こった場合、専用のオペレーターから呼びかけてくれます。
もしドライバーや同乗者が気を失っていて、専用のオペレーターの呼びかけに応答がない場合、オペレーターの方から救急車などの緊急車両を手配してくれます。
あおり運転に遭った時もサポート
このように事故に遭った際や車内で急病人が出た時にサポートをしてくれる新型ノート オーラ(NOTE AURA)のSOSコールですが、あおり運転にあった時にもサポートしてくれます。
ディーラーさんの話によると、あおり運転に遭った際、専用のオペレーターから警察の方に連絡をしてくれるそうです。また、オペレーターが呼んだ警察車両と合流できるよう誘導・道案内をしてくれるようですよ。
ちなみに、SOSコールスイッチを押すと、専用オペレーターは、このように対応をしてくれますよ。
車の故障などはサービス適応外
このようにイザと言う時、ドライバーや同乗者の身を守ってくれる新型オーラ(AURA)のSOSコールですが、使用することができるのは、事故に遭った場合やあおり運転を受けた場合のみです。
近所のガソリンスタンドやレストランを知りたい時、クルマが故障して動かなくなった時は、サポート対象外なので連絡をしないようにしてくださいね。
新型オーラのSOSコールはプロパイロットと連動
また、今回デビューを果たした新型オーラ(AURA)に用意されているSOSコールは、高速道路の運転を楽にしてくれるプロパイロット機能と連動をした最新モデルとなっています。
なので、プロパイロットで走行中、突発的な病気で意識を失った場合、ハザードを点滅し徐々に減速~停止するだけではなく、SOSコールの専用オペレーターに自動接続してくれます。
このようにプロパイロット機能を使用している時の安全性が高いのも、この新型モデルの魅力&メリットの一つなのかなと思いました。
新型オーラのSOSコールは高い【オプション価格&サービス料はいくら?】
このようにイザと言う時に頼りになる新型ノート オーラ(NOTE AURA)のSOSコールですが、オプション価格が高いのが欠点&デメリットです。
また、サービス使用料もかかります。
この新型モデルのSOSコールのオプション価格は、いくらだったのでしょうか?また、サービス使用料は、いくらなのでしょうか?
新型オーラ(AURA)でSOSコールを使用するためにかかる費用を確認してきたので、紹介します。
SOSコールのオプション価格は40万円以上
今回デビューを果たした新型オーラ(AURA)のSOSコールはメーカーオプションとして用意されているのですが、単品ではなく、プロパイロット機能や純正ナビ、BOSEパーソナルプラスサウンドシステムなどのアイテムとセットで用意されています。
そのため、オプション価格は約40万円とかなり高額な部類に…。
■新型オーラのSOSコールを含むセットオプション
このセットオプションに含まれる装備&アイテムを見ると、このくらいの金額になってしまうのは仕方ありません。
ただ、オプション価格だけを見ると、少し高すぎますよね。
ちなみに、日産の人気軽自動車”ルークス(ROOX)”では、SOSコールが標準装備されているモデルが用意されているんですよね。(※サービス料は別途かかります)
■新型ルークスのSOSコール
軽自動車のルークス(ROOX)でSOSコールを標準装備するのなら、プレミアムコンパクトカーを謳う新型ノート オーラ(NOTE AURA)も、SOSコールを標準装備しても良かったのかなと思いました。
SOSコールを使用するには日産コネクトへの申し込みが必要
今回デビューを果たした新型オーラ(AURA)では、メーカーオプションで用意されているSOSコールを装着するだけでは、使用することができません。
この新型モデルでSOSコールを使用するには、通信技術を活用して様々なサービスを提供してくれる”日産コネクト”に申し込みをする必要があります。
ただ、SOSコールなどの日産コネクトのサービスを利用するには、毎年7,920円(税込み)のサービス料が必要となります。
SOSコールを含む日産コネクト(Nissan Connect)は非常に便利なサービスですが、毎年サービス料を払い続けなければいけないのも、少々気になるところでした。
まとめ:利用するまでのハードルが少し高い新型オーラのSOSコール
2021年8月にデビューを果たした新型オーラ(AURA)に用意されているSOSコールの特徴や使い勝手、価格などを確認したところ、このようになっていました。
■新型オーラのSOSコールのまとめ
・SOSコールスイッチは運転席まわりの天井に設定
・標準装備ではなく、メーカーオプションで用意
・使用するには、日産コネクトの申し込みが必要
・日産コネクトの年会費は7,920円
この新型モデルに用意されているSOSコールは、イザと言う時にドライバーや同乗者の安全を守ってくれる”守り神”のような存在です。
なので、安全性を考えると、装着した方が絶対に良いです。
ただ、40万円かかるメーカーオプション代や、毎年発生する年会費など、SOSコールの装着して利用するには、思った以上にお金がかかります。
この新型ノート オーラ(NOTE AURA)のSOSコールは非常に良い機能&アイテムなので、個人的には、もう少し気軽に利用できるようにしても良かったのかなと思いました。