2022年5月にデビューを果たした新型ソルテラ(SOLTERRA)は、 携帯をしているだけでドアの解錠/施錠を行うことができるスマートキーを全グレードに標準装備しています。
スマートキー自体は珍しい装備ではなくなってきましたが、この新型モデルのスマートキーには、 競合者・ライバル車にはない嬉しいスイッチが…。
今回デビューを果たした新型モデルのスマートキーは 、どのようなデザインをしているのでしょうか？またこの新型モデルのスマートキーには、どのようなスイッチが備わっているのでしょうか？
スバル初の電気自動車新型ソルテラ(SOLTERRA)に標準装備されているスマートキーのデザインや搭載されているスイッチ、使い勝手を確認したので、紹介したいと思います。
目次
新型ソルテラのスマートキー【デザインや使い勝手をチェック】
2020年5月にデビューを果たした新型ソルテラ(SOLTERRA)に標準装備されているスマートキーは、このようなデザインをしています。
■新型ソルテラのスマートキー
エアコンのON/OFFスイッチ搭載
この新型モデルのスマートキーの注目ポイントの一つは、用意されているスイッチです。
今回デビューを果たした新型ソルテラ(SOLTERRA)のスマートキーは、ドアの開閉やテールゲートの開閉スイッチだけではなく、エアコンのON/OFFスイッチも搭載。
車外からエアコンのON/OFFを操作できるのは、かなり嬉しいですよね。競合車・ライバル車には、このような機能は用意されていないですし…。
スマートキーで操作をできる範囲は、最大で数十メートルと限りがあり、スマート家電のように遠くから操作をすることができないのは少し残念です。
ただ、車内に乗り込んでから、エアコンを起動するより快適に過ごすことができるのは、間違いありません。
なので、私だったら間違いなくこの機能を使用します。
このように快適に過ごすことができる機能＆装備が充実しているのも、今回デビューを果たした新型ソルテラ(SOLTERRA)の魅力の一つなのかなと思いました。
オートロック機能の用意はなし
このように車外からエアコンの操作をすることができるスイッチを備えている新型ソルテラ(SOLTERRA)のスマートキーですが、残念だったこともありました。
それは、スマートキーを携帯した状態でクルマに近づくと自動的に開錠し、また、クルマから離れると自動的に施錠をしてくれるオートロック機能の用意がなかったことです。
なので、この新型モデルの鍵を施錠/開錠するには、スマートキーのスイッチを操作するか、アウトドアハンドルに触れる必要があります。
■触れるだけで開閉できる新型ソルテラのドアハンドル
個人的には、鍵の施錠解錠操作をすることなくスムーズに乗り降りできるオートロック機能が用意されていないのは、少々残念でした。
スマートキーのサイズも大きめ
また、今回デビューを果たした新型ソルテラ(SOLTERRA)のスマートキーは、競合車・ライバル車のものと同様、サイズは大きめになっています。
そのため、ズボンやスカートのポケットに入れると、少し邪魔に感じます。また、型崩れの原因にもなります。
なので、スマートキーを携帯するなら、鞄(カバン)のポケットに忍ばせて置くのが良いのかなと思いました。
スマートキーの代わり！新型ソルテラのデジタルキーの特徴や魅力をチェック
また、別途サービス料が必要になるのですが、今回デビューを果たした新型ソルテラ(SOLTERRA)は、スマホや iPhoneをスマートキー代わりに使用することができるデジタルキーも用意しています。
スマホやiPhoneで施錠や開錠をすることができるスマートキー自体は、競合車・ライバル車も用意しています。
ただ、この新型モデルと競合車に用意されているデジタルキーでは、使い勝手に差が…。
この新型モデルに用意されているデジタルキーは、競合車・ライバル車のものよりもどこが優れているのか？特徴や魅力を紹介します。
スマホを携帯しているだけで施錠/開錠が可能
2022年5月にデビューを果たした新型ソルテラ(SOLTERRA)に用意されてるデジタルキーの最大の魅力は、操作性の良さです。
競合車・ライバル社のデジタルキーで開錠や施錠をするには、スマホや iPhoneにインストールをしたアプリを立ち上げて、アプリを操作しないといけないんですよね。
なので、意外と手間がかかります。
しかし、この新型モデルに用意されているデジタルキーでの開錠/施錠は、アプリを立ち上げる必要はありません。
スマートキーのようにスマホや iPhoneを持っている状態で、アウトドアハンドルに触れると開錠/施錠をすることができます。
アプリをわざわざ立ち上げる必要のない操作性の良さは、競合車・ライバル車にはない新型ソルテラ(SOLTERRA)のデジタルキーの魅力の一つなのかなと思いました。
施錠をし忘れた時も安心
また、2022年5月にデビューを果たしたスバルの新型ソルテラ(SOLTERRA)は、出先で、ドアの開閉状態を確認することができる”マイカーサーチ機能”も用意しています。
また、万が一、施錠し忘れた時には、お手持ちのスマホやiPhoneにお知らせをしてくれる”うっかり通知機能”も備えています。
この新型モデルもそうですが、最近、ドアノブに触れるだけで手軽にドアをロックすることができるので、後になって「きちんとクルマに鍵をかけたか？」不安になる時ってありますよね。
しかし、今回デビューを果たした新型モデルでは、お手持ちのスマホやiPhoneでドアロックの状況を確認することができます。
また、クルマからの距離にもよりますが、鍵をかけ忘れていた場合には、スマホの操作でドアを施錠することも可能です。
このようにお手持ちのスマホやiPhoneでドアの施錠/開錠状態を確認することができるのも、新型ソルテラ(SOLTERRA)の良いところの一つなのかなと思いました。
デジタルキーの使用には別途サービス料が必要
お手持ちのスマホやiPhoneをスマートキー代わりに使用することができるデジタルキーですが、このサービスを使用するには、T-コネクト(T-CONNECT)の基本サービス料の別途サービス料が必要になります。
T-コネクト(T-CONNECT)のサービス料は、初度登録日より5年間は無料ですが、それ以降は、330円／月（税込）かかります。また、デジタルキーは、初度登録日より5年間は無料ですが、それ以降は、月額550円かかります。
つまり、登録初年度から3年はデジタルキーを無料で使うことができますが、3年目以降は月額550円、5年目以降は毎月880円かかることに…。
ただ、3年目まではデジタルキーを無料で使うことができるので、まずは気軽な気持ちでデジタルキーを使ってみても良いかもしれませんね。
まとめ：機能性に優れる新型ソルテラのスマートキー
2022年5月にデビューを果たしたスバルの新型ソルテラ(SOLTERRA)のに用意されているスマートキーを確認したところ、次のようになっていました。
■新型ソルテラのスマートキーのまとめ
・テールゲートの開閉ボタン、エアコンのON/OFFボタンを搭載
・オートロック機能の用意はなし
・スマホで施錠/開錠を行えるデジタルキーも用意
今回デビューを果たした新型モデルは、スマートキーを全グレードに標準装備しているのですが、エアコンのON/OFFスイッチも備えた使い勝手の良いデザインに…。
また、別途サービス料はかかりますが、お手持ちのスマホやiPhoneをスマートキー代わりに使うことができるデジタルキーを用意しているのも好印象でした。