2020年12月にデビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)に用意されているコネクテッドサービス”日産コネクト(NissanConnect)”は、機能やサービスが充実しており、競合車・ライバル車にはない魅力やメリットがあります。
その一方、ちょっと残念に感じた部分も…。
今回デビューを果たした新型モデルに用意されている”日産コネクト(NissanConnect)”が、競合車・ライバル車のコネクテッドサービスよりも優れているところは、どこだったのでしょうか?逆に、競合車・ライバル車のコネクテッドサービスの方が優れていると感じたところは、どこだったのでしょうか?
新しく生まれ変わった新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の注目の機能”日産コネクト(NissanConnect)”の魅力やメリット、欠点について、包み隠さずお話したいと思います。
目次
競合車にはない新型ノートe-POWERの日産コネクトの魅力&メリットとは?
より安全な、より快適なカーライフをサポートしてくれる新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のコネクテッドサービス”日産コネクト(NissanConnect)”ですが、次のような魅力・メリットを備えていました。
競合車にはない機能を用意
今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の”日産コネクト(NissanConnect)”の魅力&メリットの一つは、競合車・ライバル車にはない機能を用意していることです。
そんな新型モデルの”日産コネクト(NissanConnect)”のみに用意されている機能の一つが、”ドア to ドアナビ”です。
この新型モデルでは、日産コネクトのアプリで検索&登録した目的地をカーナビに送信してくれるだけではなく、クルマから降りた後もスマホのアプリでルート案内をしてくれます。
また、パケット代や通信料を気にせず車内でWifiを使用することができるようになる”dokomo in Car Connect(ドコモ イン カー コネクト)”を用意しているのも、競合車・ライバル車の中で新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)だけです。(dokomo in Car Connectの利用には、別途サービス料が必要)
このように快適に過ごせる機能が充実しているのは、この新型モデルの”日産コネクト(NissanConnect)”の魅力&メリットの一つなのかなと思いました。
分かりやすい&お手頃な価格設定
また、分かりやすくてお手頃な価格設定も今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のコネクテッドサービス”日産コネクト(NissanConnect)”の魅力の一つです。
この新型モデルの”日産コネクト(NissanConnect)”の年会費は7,920円となっており、一見すると、競合車の新型ヤリスやホンダの新型フィット4のコネクテッドサービスよりも少し高めの価格設定になっています。
■新型ノートと競合車のコネクテッドサービスの価格
ただ、トヨタの新型ヤリス(YARIS)や新型フィット4(FIT4)のコネクテッドサービスには、様々なオプションが用意されており、それらのオプションを装着すると、新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)よりもサービス料が高めになってしまうんですよね。
例えば、トヨタの新型ヤリスのコネクテッドサービス”T-コネクト(T-Connect)”の基本料金は年払いで3,630円(税込み)となっており、日産コネクト(NissanConnect)の年会費よりも4,000円以上安くなっています。
ただ、オプションを装着した時の新型ヤリスの”T-コネクト(T-Connect)”のサービス料は、日産コネクトよりも高くなります。
■新型ヤリスのTコネクトのサービス一覧
このトータルで考えた時のコストの安さは、競合車・ライバル車のコネクテッドサービスよりも新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の日産コネクト(NissanConnect)の方が優れているところの一つなのかなと思いました。
新型ノートe-POWERの日産コネクトの欠点&デメリットとは?
このように様々な魅力を備えている新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のコネクテッドサービス”日産コネクト(NissanConnect)”ですが、競合車・ライバル車のコネクテッドサービスの方が良いと思うところもありました。
この新型モデルの日産コネクト(NissanConnect)よりも競合車・ライバル車の方が優れているところは、どこだったのでしょうか?
私が気になった新型ノートe-POWERの日産コネクト(NissanConnect)の欠点&デメリットを紹介したいと思います。
お試し期間がない
今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のこねくてっとサービス”日産コネクト(NissanConnect)”の欠点&デメリットの一つは、無料で利用することができるお試し期間がないことです。
競合車・ライバル車の一つでもあるトヨタの新型ヤリス(YARIAS)、ホンダの新型フィット4(FIT4)はどちらも、コネクテッドサービスを無料で利用することができるお試し期間を用意していたんですよね。
しかも、トヨタの新型ヤリス(YARIS)に関しては、5年間も無料でコネクテッドサービスを利用することができるようになっていました。
5年間もコネクテッドサービスが無料で使えるのは、かなりの大盤振る舞いですよね。
それに比べて、今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の日産コネクト(NissanConnect)は…。
日産コネクト(NissanConnect)のようなコネクテッドサービスを使ったことがない人が多いことを考えると、競合車・ライバル車のように無料でお試しできる期間を設けても良かったのかなと…思ってしまいました。
スマホを使ったリモート操作の機能性&使い勝手
また、新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の日産コネクト(NissanConnect)で私が気になったのは、スマホのアプリを使ったリモート操作の性能&使い勝手です。
この新型モデルに用意されている日産コネクト(NissanConnect)では、競合車・ライバル車と同様にスマホのアプリでドアが施錠されているかを確認することはできます。
ただ、競合車・ライバル車のコネクテッドサービスでは、スマホのアプリからエアコンを作動させることができるようになっていたのに対し、新型ノートe-POWERに用意されている日産コネクト(NissanConnect)では、エアコンをリモート操作できる機能はなし。
なので、真夏の暑い日の快適性は、あらかじめスマホのアプリでエアコンをONにすることができる競合車・ライバル車よりもこの新型モデルの方が劣る感じが…。
個人的には、スマホのアプリでエアコンをONにすることができる機能は、真夏の暑い日に重宝すると思っていたので、新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)に用意されていないことは、少々残念に感じてしまいました。
カーセキュリティ&防犯性
また、カーセキュリティ(防犯性)も、今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の日産コネクト(NissanConnect)の気になるところの一つでした。
トヨタの新型ヤリス(YARIS)やホンダの新型フィット4(FIT4)では、駐車中のクルマの異常を検知するとガードマンを派遣してくれるサービスを備えています。
また、トヨタの新型ヤリス(YARIS)では、クルマの盗難にあった場合、位置情報の追跡するサービスも備えています。
しかし、今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)では、このようなガードマンを派遣してくれるサービスや盗難に遭ったクルマを追跡してくれるサービスの用意はありません。
この盗難に遭った時の安全性やサポート力に関しては、この新型モデルよりも競合車・ライバル車の方が一枚も二枚も上手なのかなと思いました。
まとめ:まだまだ進化の余地がある新型ノートe-POWERの日産コネクト
2020年12月にデビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)に用意されている日産コネクト(NissanConnect)と競合車のコネクテッドサービスを比較したところ、このような魅力が備えていました。
■新型ノートe-POWERの日産コネクトの魅力&欠点
・Wifiなど競合車にはないサービスを提供
・無料のお試し期間の用意はなし
・盗難に遭った時の安全性は競合車よりも劣る
・エアコンのリモート操作の用意はなし
この新型モデルのみ車内でWifiサービスを用意するなど、競合車・ライバル車のコネクテッドサービスにはない魅力やメリットが…。
ただ、無料でお試しする期間がないなど、競合車・ライバル車のコネクテッドサービスと比較すると、見劣りするところも…。
特にエアコンに関しては、スマホのアプリでリモート操作することができる競合車・ライバル車が羨ましいなと思ってしまいました。