2018年8月、北米や欧州で高い評価を受けていたホンダのミドルクラスSUV新型CRV/CR-Vが、満を持して日本再デビューを果たしました。
今回フルモデルチェンジをして新発売されたホンダの新型SUVは2つのグレードを用意しているのですが、最上位グレード”EX マスターピース(EX Masterpiece)”は、ブラックとブラウンの2つから内装色を選べるようになっています。
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先日、最上位モデルの”EX マスターピース(EX Masterpiece)”に用意されているブラックとブラウンの内装色を見比べると事ができたのですが、選ぶ内装のカラーによって、車内の雰囲気や印象が大きく異なりました。
この新型モデルの最上位グレード”EX マスターピース(EX Masterpiece)”に用意されているブラックとブラウンの内装色は、それぞれどのようなデザインになっていたのでしょうか?また、この新型モデルの内装色の良いところは、どこだったのでしょうか?
実車画像を使って、新型CRV/CR-Vの最上位モデルに用意されているブラックとブラウンの内装色の魅力を包み隠さず紹介したいと思います。
目次
新型CRV/CR-Vのブラックの内装色は、どんなデザイン?
2018年8月にフルモデルチェンジをして新発売された新型CRV/CR-Vのブラックの内装・インテリアは、このようなデザインになっています。
■インパネ
■本革シート
■センターアームレスト
■ドア内側パネル
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型CRV/CR-Vのブラックの内装色は、シートやセンターコンソールにブラックカラーを採用したオーソドックスなデザインに…。長年乗っても飽きが来ない、息が長いデザインになっているように感じました。
また、ブラックの内装色をしたこの新型モデルは、マット感のあるシートを採用するなど、モダンスタイリッシュな雰囲気な車内に…。本革シートを採用したクルマの内装にありがちなオヤジ臭さを一切感じないデザインになっているのも好印象でした。
ブラックの内装色でも圧迫感は少なめ!?
そんなブラックの内装色の新型CRV/CR-Vを試乗してみて良いと思ったのが、競合車・ライバル車よりも圧迫感や窮屈感を感じなかった事です。
黒(ブラック)は重みを感じるカラーという事もあり、内装色やシートに使用をすると、圧迫感や窮屈感を感じやすいと言う欠点・デメリットがあります。
しかし、今回新発売された新型モデルの”EX マスターピース(EX Masterpiece)”は、大きなサンルーフが天井に標準装備されているため、ブラックの内装色でも圧迫感・窮屈感は感じにくいです。
■新型CRV/CR-Vのサンルーフ
むしろ、サンルーフ部分のシェードを開けると、他のクルマでは味わえないような解放感があり、とっても快適です。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型CRV/CR-Vのブラックの内装色は、ブラック本革ならではスタイリッシュさや重厚さがありつつも、窮屈感や圧迫感を感じないスペースになっているのが、魅力の一つだと思いました。
新型CRV/CR-Vのブラウンの内装色は、どんなデザイン?
一方、新型CRV/CR-Vのブラウンの内装色は、どのようなデザインになっていたのでしょうか?
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型CRV/CR-Vのブラウンの内装・インテリアは、このようなデザインになっていました。
■インパネ
■本革シート
■センターアームレスト
■ドア内側パネル
先ほど紹介をしたブラックとは、車内の雰囲気がかなり異なりますよね。
ブラックの内装・インテリアは、落ち着いたモダンスタイリッシュな雰囲気になっていましたが、ブラウンの内装色になると、車内が一気に華やかになった感じが…。
また、この新型CRV/CR-Vのシート素材として使用されているブラウン本革は、安っぽさがなく見るからに高級そうなメリハリの効いたデザインになっているのも好印象でした。
ブラックよりも一回り広く感じるブラウンの内装色
このようなデザインになっている新型CRV/CR-Vのブラウンの内装・インテリアの魅力の一つは、何といっても車内が明るく、解放感がある事です。
この新型モデルのシートやセンターコンソールに採用されているブラウンは比較的明るいカラーになっていた事もあり、ブラックの内装色よりも一回りも二回りも車内が広く感じます。
また、この新型モデルのシートやセンターコンソールに採用されているブラウン素材は比較的明るく”黄土色(おうど色)”に近いカラーになっているので、車内全体が明るく感じます。
そんな新型CRV/CR-Vのブラウンの内装色の良さを特に実感したのは、ガソリン車の7人乗り仕様を試乗した時です。
この新型モデルの3列目シートの居住空間はかなり狭めなのですが、ブラックよりもブラウンの内装色の方が圧迫感・窮屈感がだいぶ和らいでいる感じが…。
3列目シートを使用すると居住空間が狭くなるガソリン車の7人乗り仕様の購入を検討している方は、圧迫感や窮屈感を感じやすいブラックよりも車内が広く感じるブラウンの内装色を積極的に選んでも良いのかなと思いました。
ハデハデしさが無いのも魅力の一つ
また、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型CRV/CR-Vのブラウンの内装・インテリアを見て良いと思ったのが、思ったよりもハデハデしさが無かった事です。
クルマによっては、ブラウンの割合が多すぎて、車内全体がハデハデしいのもありますが、この新型モデルのブラウンの内装色は、シートとセンターコンソールにブラウンカラーを採用しているのみとなっています。
このブラウンの内装色のインパネは、オーソドックスなブラックの内装色と全く同じデザインになっておらず、また、ドア内側パネルもステッチにブラウンカラーを使っているだけなので、過度な派手さはありません。
このように新型CRV/CR-Vのブラウンの内装色は比較的落ち着いた雰囲気になっているので、「オシャレな内装・インテリアのクルマに乗りたいけど、ハデハデしいのはちょっと苦手…。」と思っている人にも、ピッタリなのかなと思いました。
2年半ぶりに日本市場に復活をした新型CRV/CR-Vの最上位モデル”EX マスターピース”に用意されているブラックとブラウンの内装色を確認したところ、このようになっていました。
落ち着いた雰囲気のブラックと華やかなブラウンでは、内装・インテリアの雰囲気が全く異なります。ただ、どちらのモデルもプレミアムSUVらしい高級感のあるデザインになっているため、ブラック/ブラウンどちらの内装色を選んでも十分に満足できると思いました。
ちなみに、ディーラーさんの話を聞いた限りでは、オーソドックスなブラックの内装色の方が若干ですが、人気が高いようですよ。