2018年8月に5代目となる新型CRV/CR-Vが日本再デビューを果たしましたが、遅れること2ヶ月、待望のハイブリッド車が登場をしました。
遅れて登場をしたハイブリッド車では、ガソリン車と異なりボタン式のシフトレバーを採用するなど、先進性のある内装・インテリアに…。
>>> デザインや操作性は!?新型CRV/CR-VのHV車のボタン式シフトレバーを徹底レビュー
また、メーターのデザインもハイブリッド車専用となってるのも印象的でした。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型CRV/CR-Vのハイブリッド車のメーターは、どのようなデザインになっていたのでしょうか?また、ハイブリッド車とガソリン車のメーターは、どこが違ったのでしょうか?
2018年11月にデビューをしたハイブリッド車のメーター&マルチインフォメーションディスプレイのデザインや表示項目を確認してきたので、紹介したいと思います。
目次
新型CRV/CR-V ハイブリッドのメーター実写画像レビュー
ガソリン車よりも2ヶ月遅れで登場をした新型CRV/CR-Vのハイブリッドの車のメーターは、このようなデザインになっています。
■新型CRV/CR-V ハイブリッドのメーター
そして、インパネの右側に用意されているシステム起動スイッチを押して、電源を立ち上げてみると、メーター中央上部のパワー/チャージメーターが左から右に流れるオープニング画面が映し出された後、メーターが点灯をします。
■新型CRV/CR-V ハイブリッドのメーター点灯時の様子
かなりオシャレですよね。
今回新発売された新型CRV/CR-Vのハイブリッド車のメーターは、ガソリン車と同様に3つのパートに分割されたフルデジタル表示のメーターを標準装備。
■新型CRV/CR-V ガソリン車のメーター
>>> 新型CRV/CR-V ガソリン車のメーター【フルデジタルの視認性を徹底解剖】
このように基本的なメーターのデザインは同じになっていたものの、ハイブリッド車は専用の表示項目を多数用意。ガソリン車よりも先進性のあるデザインになっていました。
そんな新型CRV/CR-Vのハイブリッド車のメーターの各パーツや表示項目をじっくりとみていきましょう。
ハイブリッド車のメーター:中央画面
今回新発売された新型CRV/CR-V ハイブリッド車のメーターのメインとなる中央部分は、このようなデザインになっています。
■新型CRV/CR-Vの中央部分のメーター
この中央部分の真ん中には、大きく表示されるデジタル標識のスピードメーターを標準装備。
■新型CRV/CR-Vのスピードメーター
この新型ハイブリッド車に備わっているデジタル標識のスピードメーターは、ご覧の通り文字が大きくなっているので、視認性も十分です。運転中、少し視線を落とすだけで、自然と大きなスピードメーターが視線に入るデザインになっているのは、とても良いと思いました。
スピードメーターの上段にはハイブリッド車専用の表示項目が…
また、ガソリン車ではタコメーターが備わっていたスピードメーターの上段の部分ですが、新型CRV/CR-Vのハイブリッド車では、タコメーターの代わりにエネルギーの出力や回生状況を表す”パワー/チャージメーター”を標準装備。
■新型CRV/CR-V ハイブリッド車のパワー/チャージメーター
■新型CRV/CR-V ガソリン車のタコメーター
今回新発売されたこのハイブリッド車のように横に長い”パワー/チャージメーター”はちょっと珍しいのですが、視線の移動が少なく確認しやすい感じが…。
また、運転中、視線を真下に落とした際、スピードメーターと”パワー/チャージメーター”を一緒に確認できるのが、意外と便利で良いと思いました。
マルチインフォメーションディスプレイの表示項目もハイブリッド車専用の表示項目が…
また、新型CRV/CR-Vのメーターの中央部分の下段には、様々な情報を表示してくれるマルチインフォメーションディスプレイが配置されています。
■新型CRV ハイブリッドのマルチインフォメーションディスプレイ
“ドライバー注意力モニター”や”リヤシートベルト使用状況表示”など、ハイブリッド車に用意されている基本的なマルチインフォメーションディスプレイの表示項目は、ガソリン車と同じになっています。
■航続可能距離表示/平均燃費表示/瞬間燃費表示
■平均燃費履歴表示
■コンパス表示/交差点案内表示
■リヤシートベルト使用状況表示
■ドライバー注意力モニター
■ECOスコア
ただ、新型CRV/CR-Vのハイブリッド車には、加速や減速の具合を示し、ECOな運転をアシストする”ECOドライブディスプレイ”やハイブリッドシステムのエネルギーの流れを表示する”パワーフロー画面”などの専用の表示項目が…。
■ECOドライブディスプレイ
■パワーフロー画面
パワーフロー画面などのハイブリッド車専用の表示項目を見ると、ガソリン車との違いを実感しますよ。
ただ、競合車の新型フォレスターのハイブリッド仕様の”アドバンス(Advance)”よりもパワーフロー画面のグラフィック性が劣る感じが…。個人的には、パワーフロー画面のグラフィックをもう少しキレイ高性能にしても良かったのかなと思いました。
>>> 新型フォレスター アドバンスのメーターを実車画像で確認してみる
ハイブリッド車のメーター:左右の画面
パワー/チャージメーターなど、HV車専用の表示項目を用意している新型CRV/CR-Vですが、メーターの左右の画面にも専用デザインの表示項目が用意されていました。
ハイブリッド車のメーターの右側には、ガソリン車と同様にガソリンタンクの燃料計が配置されています。
■新型CRV/CR-V ハイブリッドの燃料計
ただ、ハイブリッド車のメーターの右側は、ガソリン車と異なり、バッテリーの残量計を配置。
■新型CRV/CR-V ハイブリッドのバッテリー残量計
バッテリーの残量はパワーフロー画面と一緒に表示しているクルマが多く、新型CRV/CR-Vのハイブリッド車のようにバッテリー残量を独立して表示しているクルマはちょっと珍しいです。
ちなみに、競合車・ライバル車の一つでもある新型フォレスターでも、このようにパワーフロー画面にバッテリー残量を表示するようにしています。
■新型フォレスターのパワーフロー画面
ただ、新型フォレスターの場合は、パワーフロー以外の画面をマルチファンクションディスプレイに表示していると、バッテリーの残量が確認できなと言うデメリットが…。
しかし、今回新発売された新型CRV/CR-Vでは、バッテリーの残量計が独立しているため、マルチインフォメーションディスプレイにどの画面を表示していても、バッテリーの残量が一目で確認する事ができます。
実際にこの新型モデルを使用してみると、バッテリーの残量計が独立しているのは、予想以上に便利。意外だったのですが、運転中に簡単にバッテリーの残量が確認する事ができるこの新型モデルのメーターの方が使い勝手は格段に良かったです。
2018年11月にデビューをした新型CRV/CR-V ハイブリッド車のメーターは、このようなデザインになっていました。
この新型ハイブリッド車のメーターの基本的なデザインは、ガソリン車と同じになっています。ただ、メーター中央上部にエネルギーの出力や回生状況を表示してくれるパワー/チャージメーターを用意するなど、様々な専用の表示項目を用意。
ブルーとグリーンを基調にしたハイブリッド車らしいエコな雰囲気と先進性を兼ね備えており、ガソリン車とは全く異なる仕上がりになっていました。
このように新型CRV/CR-Vのハイブリッド車とガソリン車のメーターやマルチインフォメーションディスプレイの表示項目は異なるので、もしこれから試乗に行かれる方は、ぜひともメーターのデザインの違いにも注目してみてくださいね。