2019年6月にフルモデルチェンジをして新発売された2代目新型デイズ(DAYZ)は、ノーマル車/ハイウェイスターあわせて6つのグレードを用意しています。
その中で一番人気が高いグレードとなっているのが、ノーマルエンジンとシンプルハイブリッドを組み合わせたパワートレインを採用している”ハイウェイスターX プロパイロット エディション”です。
そして、次いで人気が高くなっているのが、最上位モデルの”ハイウェイスターGターボ”のようです。
なぜ、今回新発売された新型デイズ(DAYZ)の中で、中間モデルの”ハイウェイスターX プロパイロット エディション”が一番人気のグレードになっているのでしょうか?また、このハイウェイスターXの魅力は、何なのでしょうか?
先日、”ハイウェイスターX プロパイロット エディション”の人気が高い理由をディーラーさんに聞いてきたので、紹介したいと思います。
新型デイズのハイウェイスターXは、Gターボと変わらない機能や装備を採用
新型デイズ(DAYZ)の”ハイウェイスターX プロパイロット エディション”が一番人気となっている理由の一つが、機能や装備の充実度です。
この”ハイウェイスターX プロパイロット エディション”は、タイヤ&ホイールこそ最上位モデルの”Gターボ”と違いますが、それ以外の機能や装備は、ほとんど一緒です。
例えば、スムーズな発進をサポートしてくれる電動パーキングブレーキや、信号待ちをしている時に足をブレーキペダルから離しても停車状態を維持してくれるオートブレーキホールド機能は、標準装備されています。
■電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド
また、ハンドル・ステアリングホイールは、本革巻きとなっており、オシャレな高級感のある内装を演出しています。
■ハンドル・ステアリングホイール
当然、自動ブレーキ(インテリジェント エマージェンシーブレーキ)などの先進の安全装備も標準装備されています。
ディーラーさん曰く、最上位モデルのGターボと比較して見劣りしない機能や装備を備えているのは、この”ハイウェイスターX プロパイロット エディション”の人気を支えている理由の一つのようですよ。
新型デイズ ハイウェイスターXの燃費性能の良さ
また、新型デイズ(DAYZ)の”ハイウェイスターX プロパイロット エディション”の人気が高い理由の一つが、燃費性能の良さです。
このクルマは、ハイト系ワゴン車の中でもトップクラスの燃費性能を誇っているのですが、その中でもこの”ハイウェイスターX プロパイロット エディション”は、トップクラスで燃費性能を誇っています。
■新型デイズの燃費性能
ノーマルモデル Sグレード | FF車 | 29.4km/L |
4WD | 24.6km/L | |
ノーマルモデルXグレード | FF車 | 29.4km/L |
4WD | 24.6km/L | |
ハイウェイスターX | FF車 | 29.8km/L |
4WD | 25.4km/L | |
ハイウェイスターX プロパイロット エディション | FF車 | 28.6km/L |
4WD | 25.4km/L | |
ハイウェイスターGターボ | FF車 | 25.2km/L |
4WD | 22.8km/L | |
ハイウェイスターGターボ プロパイロット エディション | FF車 | 25.2km/L |
4WD | 22.8km/L |
“ハイウェイスターX”と”Gターボ”のプロパイロット エディション同士の燃費を比較すると、”ハイウェイスターX”の方が、3.4km/Lも燃費性能に優れています。
この数値だけを聞いても大した差は無いと感じるかもしれませんが、一回の給油で走れる距離(=航続可能距離)で計算すると、”ハイウェイスターX プロパイロット エディション”の方が、約92kmも長く走る事ができます。
■ハイウェイスターX プロパイロットの航続可能距離
■ハイウェイスターGターボ プロパイロットの航続可能距離
このように見ると、この2台のモデルの燃費の差は、かなり大きいですよね。
燃費性能の良さは、維持費の安さ、経済性の良さです。
この燃費や航続可能距離の差を見てしまうと、燃費性能に優れる”ハイウェイスターX プロパイロット エディション”の方が人気が高いというのも、納得でした。
新型デイズ ハイウェイスターXの車体本体価格と税金の安さ
また、いつもお世話になっているディーラーさんの話によると、新型デイズ(DAYZ)の”ハイウェイスターX プロパイロット エディション”の車体本体価格の安さも、人気の理由の一つのようです。
この”ハイウェイスターX”と”ハイウェイスターGターボ”のプロパイロットエディション同士を比較すると、
■新型デイズ ハイウェイスターXとGターボの車体本体価格比較
・ハイウェイスターGターボ プロパイロット(FF車) …1,647,000円
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションと比較すると、”ハイウェイスターX プロパイロット エディション”の車体本体価格は、約80,000円ほど安くなっています。
また、この2台のモデルでは、エコカー減税の減税率が異なるため、車体本体価格に税金などを含めた乗り出し価格で計算すると、10万円近くになります。
>>> 新型デイズのエコカー減税は、グレードで全然違う!【減税額の差は!?】
やはりこの金額差は、大きいですよね。
ディーラーさんの話によると、このように”Gターボ”と比較してお求めやすい価格になっているのも、この”ハイウェイスターX プロパイロット エディション”の魅力の一つとの事でした。
いつもお世話になっているディーラに、新型デイズ ハイウェイスターX プロパイロット エディションが一番人気グレードになっている理由を聞いたところ、このように教えてくれました。
確かに、ハイウェイスターXとGターボの外装や内装をパッと見ただけでは、2台のグレードの違いはわかりません。また、車体本体価格や乗り出し価格も思った以上の差があります。
山道の登板車線でもストレスなく走れるGターボも魅力的なクルマに仕上がっています。
ただ、今回、ディーラーさんの話を聞いて、高速道路運転するくらいなら、パワーも経済性や燃費性能に優れる”ハイウェイスターX プロパイロット エディション”の方がメリットが大きいのかなと感じました。
ちなみに、新型デイズ(DAYZ)のハイウェイスターは、グレードや装着するオプションなどによって、納期・納車待ちに大きな差が出るので、ご注意くださいね…。