本サイトはプロモーションが含まれています。

新型RAV4の安全性はフォレスターよりも劣る!?【残念に感じた3つのこと】

2019年4月にトヨタから新発売されたミドルクラスSUV新型RAV4は、最新の予防安全装備”トヨタセーフティセンス”が、全グレード標準装備となっています。

最廉価モデルのXグレードやハイブリッドXでも安全装備が充実しているのは嬉しいのですが、競合車のスバルの新型フォレスター(Forester)と比較すると、このクルマの安全性は、ちょっと劣る感じが…。

トヨタから新発売された新型RAV4(ラブ4)の安全性・安全装備は、新型フォレスター(Forester)よりもどこが劣るのでしょうか?

この新型モデルの安全性で私が気になった3つの弱点・残念なところを、包み隠さずお話したいと思います。

スポンサーリンク
テスドラ-レクタングル(大)-02

新型RAV4の自動ブレーキの対応速度

2019年4月にフルモデルチェンジをして新発売された新型RAV4の安全装備・安全性が、競合車の一つスバルの新型フォレスターよりも劣っていると感じたことの一つが、自動ブレーキの性能です。

この新型モデルの自動ブレーキ(プリクラッシュセーフティシステム)は、夜間の歩行者や自転車を検知するなど、十分に信頼できる機能となっています。

ただ、新型RAV4の自動ブレーキ(プリクラッシュセーフティシステム)が作動する最高速度は、スバルの新型フォレスター(Forester)よりも低くなっていいるんですよね。

実際にこの2台のモデルの自動ブレーキが作動する最高速度を比較してみると、このような感じに…。

■新型RAV4とフォレスターの自動ブレーキの対応速度

トヨタ 新型RAV4 …約 80km/hまで
スバル 新型フォレスター…約160km/hまで

この2台のモデルの自動ブレーキの対応速度を比較してみると、全然違いますよね。

時速約80km/hまでしか対応していないトヨタの新型RAV4の自動ブレーキ(プリクラッシュセーフティシステム)は一般道を走行中に発生する事故の回避や被害の軽減をする事はできても、高速域で運転をしている高速道路などでの運転では、作動しない可能性が…。

■新型RAV4の自動ブレーキの作動条件

【自動ブレーキ】プリクラッシュセーフティ 歩行者(昼夜)・自転車運転者(昼)検知機能付

一方、時速約160km/hまで対応しているスバルの新型フォレスター(Forester)は、一般道だけではなく、高速道路での衝突の回避や軽減も対応しています。

■新型フォレスターの自動ブレーキの作動条件

SUBARU プロダクトムービー 「アイサイト(ver.3):プリクラッシュブレーキ」

高速道路での事故は被害が甚大になる事を考えると、時速160km/hまで対応しているスバルの新型フォレスター(Forester)の方が安心感・信頼感がありますよね。

時速160km/hまでは必要ないと思いますが、新型RAV4の自動ブレーキ(プリクラッシュセーフティシステム)もせめて時速約100km/hくらいまでは対応できるようにして貰いたかったです。

新型RAV4の夜間ドライブ時の安全性&視認性

また、2019年4月にデビューを果たした新型RAV4と競合車のスバルの新型フォレスター(Forester)を比較して気になったのは、夜間ドライブ時の安全性です。

この2台のモデルはどちらも、周囲の状況を確認して自動的にハイビームとロービームを切り替えてくれる”オートマチックハイビーム(AHB)”を標準装備しています。

■新型RAV4のヘッドライト

しかし、スバルの新型フォレスター(Forester)のヘッドライトは、この機能を一歩進めて、ステアリング操作に連動して進行方向の先を照射する”ステアリング連動ヘッドランプ “を搭載。

■新型フォレスターのステアリング連動ヘッドランプ

新型フォレスターに備わっているステアリング連動ヘッドランプは、夜間ドライブ時、カーブや交差点を曲がる時に車両や歩行者をいち早く認識できるなど、新型RAV4には無いメリットが…。

夜間ドライブの視認性やハイビームとロービムを自動で切り替えてくれるオートマチックハイビームの性能は、このクルマよりも競合車のスバルの新型フォレスター(Forester)の方が一枚も2枚も上手なのかなと思いました。

新型RAV4は助手席側の死角の多さ

また、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型RAV4(RAV4)を試乗していて気になったのは、助手席側の死角の多さです。

このクルマはミドルクラスSUVという事で助手席側の死角が多いため、車両側方下部の確認できる補助ミラー(サブミラー)が、全グレード標準装備されています。

■新型RAV4の補助ミラー

補助ミラーが用意されているだけでも助かるんですが、競合車・ライバル車のスバルの新型フォレスター(Forester)では、助手席側ドアミラーに装着されたカメラの映像をマルチファンクションディスプレイに表示する”サイドビューモニター”を、全グレード標準装備しています。

■新型フォレスターのサイドビューモニター

なので、新型フォレスター(Forester)の方が新型RAV4よりもカバーできる範囲が広くなっています。また、マルチインフォメーションディスプレイで表示している新型フォレスターの方が視認性が良いように感じました。

サイドミラーの視認性も新型フォレスターの方が上

また、この2台のモデルは、バックをする際のサイドミラーの視認性も大きく異なります。

スバルの新型フォレスター(Forester)は、シフトポジションをリバースに入れると、助手席側のドアミラーが連動して、鏡面が下を向く”リバース連動ドアミラー”を全グレード標準装備しています。

■新型フォレスターのサイドミラー

フルモデルチェンジをして新発売された新型RAV4でもリバース連動ドアミラーは用意されているのですが、残念ながら標準装備ではなく、ディーラーオプションだったんですよね。

なので、このクルマにリバース連動ドアミラーを搭載するには、追加料金を支払わないといけません。

ここら辺も、この2台のモデルの安全性の違いを感じました。

競合車・ライバル車の一つでもあるスバルの新型フォレスター(Forester)と比較すると、新型RAV4の安全性は、このような部分で物足りなさが…。

特に自動ブレーキ(プリクラッシュセーフティシステム)の対応速度の違いは、気になりました。

新型RAV4もトヨタの最新の安全装備システムを装着していますが、もし安全装備の充実度や安全性を最優先に考えるのなら、このクルマよりもスバルの新型フォレスター(Forester)の方が良いのかなと思いました。

>>> ファミリカーとしてはイマイチ!?新型RAV4の後部座席の3つの欠点&デメリット

スポンサーリンク
テスドラ-レクタングル(大)-02

スポンサーリンクと関連記事


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
テスドラ-レクタングル(大)-02