日産のプレミアムスポーツセダン車の新型スカイライン(SKYLINE)のハイブリッド車は、ガソリン車よりも大きなマルチインフォメーションディスプレイを配した専用デザインのメーターを備えています。
なので、メーターやマルチインフォメーションディスプレイの視認性は、かなり良かったです。
そんなハイブリッド車に用意されている専用メーターは、どのようなデザインになっていたのでしょうか?また、マルチインフォメーションディスプレイの表示項目は、どのようになっていたのでしょうか?
2019年9月にマイナーチェンジをして新発売された新型スカイライン(SKYLINE)のハイブリッド車のメーターのデザインや視認性、操作性などを確認してきたので、紹介したいと思います。
目次
新型スカイライン ハイブリッド車のメーターのデザインをチェック
2019年9月にマイナーチェンジを指定すん発売された新型スカイライン(SKYLINE)のハイブリッド車のメーターは、このようなデザインになっています。
■ハイブリッド車のメーター
この新型モデルのハイブリッド車では、大きなタコメーターとスピードメーターを配した2眼式のアナログメーターを標準装備。
■ハイブリッド車のタコメーター
■ハイブリッド車のスピードメーター
先進性や未来感と言う点では、このクルマのメーターは、デジタルメーターを採用しているBMWの3シリーズなど競合者・ライバル社よりも見劣りするをします。また、このハイブリット車のメーターは余計な加飾もなく、とてもシンプルなデザインになっています。
ただ、余計な加飾などを施さないこのシンプルさが、新型スカイライン(SKYLINE)らしいなと思いました。
タコメーターの内部にはHVパワー計を標準装備
また、今回マイナーチェンジをして新発売された新型スカイライン(SKYLINE)のハイブリッド車では、メーターの左側に備わっているタコメーターの内部にモーターの駆動状況や回生状況を表す”HVパワーメーター(ハイブリッド パワーメーター)”を標準装備。
■ハイブリッド車に備わっているHVパワーメーター
ハイブリッド車の場合、タコメーターの代わりに”ハイブリッドパワーメーター”を備えているクルマは多いですが、このクルマのような小さいサイズは、ちょっと珍しいですよね。
ただ、試乗をした際にこの”HVパワーメーター(ハイブリッド パワーメーター)”の視認性を確認してみたのですが、思ったよりも悪くありません。直感的に出力/回生状況とその強さを確認することができるため、とても便利です。
また、サイズの小ささも、思ったよりも気になりませんでした。
エンジンの回転数を表すタコメーターとハイブリッド車ならではの”HVパワーメーター(ハイブリッド パワーメーター)”を同時に確認する事ができるのは、このクルマの大きな特徴の一つなのかなと思いました。
新型スカイライン ハイブリッド車のマルチインフォメーションディスプレイをチェック
また、今回マイナーチェンジをして新発売された新型スカイライン(SKYLINE)のハイブリッド車では、スピードメーターとタコメーターの間に7インチサイズのカラーのマルチインフォメーションディスプレイを採用。(マルチインフォメーションディスプレイの正式名称は、アドバンスドドライブアシストディスプレイです。)
■ハイブリッド車のマルチインフォメーションディスプレイ
やっぱり画面サイズが大きいと、視認性が良いですね。
5インチサイズのマルチインフォメーションディスプレイを採用いしているガソリン車とは、見やすさも確認できる情報量も全然違います。
また、ハイブリッド車のマルチインフォメーションディスプレイに採用されている液晶画面は高精細なので、表示されるグラフィックもとてもキレイで大満足でした。
マルチインフォメーションディスプレイに用意されている表示画面をチェック
このように大画面で視認性に優れたマルチインフォメーションディスプレイを用意している新型スカイライン(SKYLINE)のハイブリッド車ですが、ハイブリッド車ならではの画面も用意されており、情報量は充実していました。
そんなハイブリッド車のマルチインフォメーションディスプレイに用意されている主な画面を紹介したいと思います。
ちなみに、この新型モデルのマルチインフォメーションディスプレイの画面は、ハンドル・ステアリングホイールの右側に備わっているスイッチで変更することができますよ。
■マルチインフォメーションディスプレイの画面切り替えスイッチ
ホーム画面
大きく表示されているコンパスが印象的なのが、ホーム画面です。
このホーム画面ですが、デジタル表示の走行速度やオーディオ情報のON/OFF状況、ナビゲーション情報などの基本的な情報をまとめて表示してくれます。
車速(速度表示)画面
車速画面は、その名の通り、現在の車速とリセットしてからの平均車速をデジタル表示で表してくれます。
ドライブ情報画面
ドライブ情報は、リセットしてから現在までの走行距離や走行時間を数値で表してくれる画面です。
このドライブ情報は上下2段で表示されていますが、上段(定規のようなマーク)が走行距離、下段(時計のようなマーク)が走行時間を表していました。
このドライブ情報は、旅行やドライブに行った際の走行距離や走行時間を確認する時などの役に立ちそうですね。
エネルギーモニター画面
ハイブリッド車専用の”エネルギーモニター”は、エンジンやバッテリー間のエネルギーの流れやバッテリーの残量をグラフィックで表した画面です。
グラフィックもとてもキレイですし、現在のエネルギーの流れが一目で分かるとても便利な画面になっていました。
ちなみに、このエネルギーモニター画面は、ダッシュボードの中央に備わっている液晶画面でも確認する事ができますよ。
EVオドメーター画面
“EVオドメーター”は、モーターのみで走行した積算総走行距離を表示してくれる画面です。
また、私が見た時は積算の走行距離しか表示されていませんでしが、ある一定区間のEV走行した距離を表す”EVトリップメーター”も表示するができます。
先ほど紹介したドライブ情報画面の走行距離とあわせて確認すると、全走行距離の中でどれくらいモーターのみで走行したかが把握できるので便利ですよ。
燃費情報画面
この燃費情報画面では、リセットしてからの現在までの平均燃費を数値で、そして、現在の走行中の瞬間燃費をバーグラフで表示しれます。
やはりハイブリッド車だと、どれくらいの燃費で走行しているのか気になりますよね。
この新型モデルのハイブリッド車のマルチインフォメーションディスプレイは様々な情報を表示してくれますが、意外と確認する機会の多い画面なのかなと思いました。
ちなみに、こちらの燃費情報は、ダッシュボードの中央にある大きなディスプレイで確認することも可能ですよ。
タイヤ空気圧画面
マイナーチェンジをして新発売された新型スカイライン(SKYLINE)では、ホイールにセンターが組み込まれており、走行中のタイヤの空気圧を確認するできます。
万が一、タイヤの空気圧に異常が発生した場合は、このマルチインフォメーションディスプレイに警告を発してくれます。
走行支援表示画面
プロパイロット2.0やンテリジェント エマージェンシーブレーキ、インテリジェントLIなどの先進安全支援システムの作動状況をグラフィックで表示してくれるのが、この”走行支援表示画面”です。
このクルマは数多くの安全支援システムが用意されていて作動状況を確認するのがちょっと大変なのですが、このようにキレイなグラフィックで一目で確認できるのは良いなと思いました。
2019年9月にマイナーチェンジをして新発売された日産のプレミアムスポーツセダン車新型スカイライン(SKYLINE)のハイブリッド車のメーターは、このようなデザインになっていました。
オーソドックスなアナログ2眼式メーターになっていたため先進性は、競合車・ライバル車よりも劣ります。
ただ、中央に7インチサイズの大画面のマルチインフォメーションディスプレイを搭載するなど、視認性&使い勝手に優れたメーターになっていました。また、マルチインフォメーションディスプレイのグラフィックのキレイさも好印象でした。
もしこれからこのハイブリッド車の試乗に行かれる方は、メーターや様々な情報を教えてくれるマルチインフォメーションディスプレイにも注目をしてみてくださいね。