V6ツインターボエンジンを搭載した新型スカイライン(SKYLINE)のガソリン車の最上位モデルに位置をする”400R”は、内装・インテリアも専用デザインとなっています。
なので、400Rとそれ以外のモデルの内装・インテリアを見比べてみると、車内の雰囲気が大きくことなります。
そんな新型モデルの400Rと標準モデルの内装・インテリアは、それぞれどのようなデザインになっていたのでしょうか?また、400Rと標準車の内装・インテリアは、どのような違いがあったのでしょうか?
実車画像を使って、新型スカイライン(SKYLINE)の400Rと標準モデルの内装・インテリアの違いを紹介したいと思います。
目次
400Rは赤のステッチを採用【新型Rスカイラインの内装の違い1】
2019年9月にマイナーチェンジをして新発売された新型スカイライン(SKYLINE)の400Rとその他のグレードの大きな違いの一つは、インパネ(ダッシュボード)やセンターコンソール、ドア内側パネルなどに施されているステッチのカラーです。
■400Rのインパネ&センターコンソール
■標準モデルのインパネ&センターコンソール
インパネの中央に縦に2つ並べた液晶ディスプレイや曲線的なデザインになっているダッシュボードなど、基本的なダッシュボード・インパネのデザインは同じになっています。
ただ、標準モデルでは、ダッシュボードやセンターコンソール、ドア内側パネルにシルバーのステッチを採用していたのに対し、400Rはレッドのステッチを採用。
■400Rにあしらわれている赤のステッチ
また、400Rは、ハンドル(ステアリングホイール)やシフトレバーにも赤のステッチを採用した専用のデザインに…。
■400Rのハンドル
■400Rのシフトレバー
内装・インテリアのあらゆるパーツに赤のステッチをあしらっている400Rの内装・インテリアは、ドライバーの気分を高揚させるようなアグレッシブで刺激的なデザインになっていました。
400Rは操作性の良いパドルシフトを装着【新型Rスカイラインの内装の違い2】
また、新型スカイライン(SKYLINE)のスポーツ仕様の400Rの特徴的なアイテム・装備の一つが、ハンドルの付け根に備わっているパドルシフトです。
この新型モデルでは、ガソリン車にすべてパドルシフトが標準装備されているのですが、400Rでは、他のガソリン車よりもサイズが大きい専用デザインのパドルシフトを標準装備しています。
■400R専用デザインのパドルシフト
最近、パドルシフトを搭載しているクルマは多いですが、この400Rのパドルシフトは、クロームメッキ塗装が施されたスポーツモデルらしい本物感のあるデザインに…。
また、この400Rに備わっているパドルシフトはサイズが大きいだけではなくストロークも絶妙で、カチカチとレスポンス良くシフトアップ/シフトダウンできるのが好印象でした。
400Rは専用デザインのスポーツシートを採用【新型Rスカイラインの内装の違い3】
2019年4月にマイナーチェンジをして新発売された新型スカイライン(SKYLINE)の400Rでは、サイドサポートの張り出しを大きくした専用デザインの本革スポーツシートを標準装備しています。
■400Rに標準装備されている本革スポーツシート
ちなみに、こちらは400R以外のグレードに標準装備されているオーソドックスな本革シートです。
■標準モデルに採用されている本革シート
このように2台のモデルのシートを見比べると、肩口のサポートの大きさに違いがあるのが分かりますよね。
この大きなサイドサポートのおかげで、400Rのフロントシートはフィット感が良く、最後までしっかりと身体を支えてくれる座り心地になっていました。
シートデザインも400R専用
また、新型スカイライン(SKYLINE)の400Rのシートは、のシートサイドにダイヤモンド型のキルティングを、そして、シートの縁の部分に赤のステッチを施した専用デザインになっています。
立体感のあるシートサイドが良いワンポイントアクセントになっていますよね。
座り心地だけではなく、デザイン性に優れたシートを備えているのも400Rの魅力&メリットの一つなのかなと思いました。
ちなみに、標準モデルの最上位に位置をするガソリン車のGTタイプSPでは、400Rと同じサポート力に優れたスポーツシートに変更する事ができます。
ただ、オプションのシートでは、ダイヤモンド型のキルティング加工などが施されていないシンプルなブラックの本革シートになるので、ご注意くださいね。
400Rの後部座席は背もたれの収納が可能【新型Rスカイラインの内装の違い3】
また、マイナーチェンジをして新発売された新型スカイライン(SKYLINE)の400Rと標準モデルでは、後部座席の作りにも違いがありました。
400Rは走りの質にこだわったスポーツモデルですが、背もたれを前方にパタンと倒せる”可倒式の後部座席”を標準装備。
なので、このように後部座席の背もたれを収納して、荷室・ラゲッジスペースを拡大することが可能です。
■後部座席を収納した時の400Rの荷室・ラゲッジスペース
後部座席を収納した時に130mmくらいの段差ができてしまうのが少々気になるところですが、サーフボードやスキー板などの長尺物を積みこむ際には重宝しそうですよね。
なぜ他のグレードでこの便利な可倒式の後部座席を標準装備していなかはちょっと謎なのですが、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手を高める機能が備わっているのは、この400Rの魅力&メリットの一つなのかなと思いました。
ちなみに、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手を高める”可倒式の後部座席はメーカーオプション設定となっており、ガソリン車に装着する事ができますよ。
2019年9月にマイナーチェンジをして新発売された日産の新型スカイライン(SKYLINE)のハイスペック仕様”400R”とそれ以外の標準モデルの内装・インテリアを比べたところ、このような違いがありました。
シルバーのステッチがあしらわれている標準モデルは落ち着いた大人っぽいデザインになっていたのに対し、赤いステッチをあしらった400Rはスポーツモデルらしい刺激的なデザインに…。
また、シートサイドにダイヤモンド型のキルティングをあしらったオシャレなシートも、この400Rの魅力の一つです。
この400Rはスカイライン史上最高となる405馬力を活かした異次元の走りが魅力の一台ですが、この刺激的な内装・インテリアだけでも購入する価値はあるのかなと思いました。