2020年12月にデビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)は、最上位モデルのXグレードでも218万円と車体本体価格が安くなっているのが特徴の一つです。
ただ、今回デビューを果たした新型モデルは、LEDヘッドライトやアルミホイール、自動運転技術のプロパイロットなどの魅力的な装備がすべてメーカーオプション設定に…。
なので、これらのオプションを装着すると、結構な金額に…。
そんな新型モデルの車体本体価格にオプション、諸経費を加えた乗り出し価格は、いくらだったのでしょうか?また、競合車・ライバル車の一つでもあるホンダの新型フィット4(FIT4)とどちらが高かったのでしょうか?
同等の装備を装着した時の日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)とホンダの新型フィット4(FIT4)はどちらが高いのか、乗り出し価格を比較してみました。
目次
新型ノートe-POWERの見積もりを公開【乗り出し価格はいくら?】
こちらが、今回私が貰ってきた日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の見積もりです。
■日産 新型ノートe-POWERの見積もり
グレード:Xグレード/FF車
今回私が選んだグレードは、最上位モデルに位置をする”Xグレード”にしました。
また、ボディカラーは、人気が高い”ビビッドブルー×スーパーブラック”のツートンカラーを選びました。
■新型ノートe-POWERのビビッドブルー×スーパーブラック
そして、競合車・ライバル車の一つでもあるホンダの新型フィット4(FIT4)と同等レベルの機能&安全装備にするため、また、この新型モデルの魅力を最大限に活かすため、このようなメーカーオプション、ディーラーオプションを注文いたしました。
■新型ノートe-POWERのメーカーオプション
■新型ノートe-POWERのディーラーオプション
新型ノートe-POWERの乗り出し価格は360万円
このようなオプションをつけた時の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の最上位モデル”Xグレード”の見積もり金額・乗り出し価格は、次のようになっていました。
■新型ノートe-POWERの乗り出し価格
グレード:Xグレード/FF車
私が貰った新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の最上位モデル”Xグレード”の乗り出し価格は、約360万円。
メーカーオプションでLEDヘッドライトや16インチサイズのアルミホイール、高速道路の運転を楽にしてくれる自動運転支援技術”プロパイロット機能”や祭神の安全装備など、機能や装備を充実させたとはいえ、218万円という車体本体価格からは想像できない乗り出し価格になってしまいました。
新型フィット4の見積もりを公開【乗り出し価格はいくら?】
一方、ホンダの人気コンパクトカー”新型フィット4(FIT4)”の乗り出し価格は、どのようになっていたのでしょうか?
こちらが私が貰ってきたホンダの新型フィット4(FIT4)のハイブリッド車の見積もりです。
■新型フィット4の見積もり
グレード:リュクス ハイブリッド
今回私が貰った見積もりは、高級感ある内外装が魅力の最上位モデルに位置をする”リュクス(LUXE)”です。
■新型フィット4のリュクス
また、ホンダの新型モデルのハイブリッド車は、LEDヘッドライトやアルミホイール、リヤセンターアームレストが標準装備されていることもあり、メーカーオプション&ディーラーオプションは、日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)よりも少なくなりました。
■新型フィット4のメーカーオプション
■新型フィット4のディーラーオプション
新型フィット4の乗り出し価格は306万円
このような条件で見積もりを貰った時の新型フィット4(FIT4)の最上位モデル”リュクス(LUXE)”の見積もり金額・乗り出し価格は、このようになっていました。
■新型フィット4の乗り出し価格
グレード:リュクス ハイブリッド
できるだけ同じ条件にした時のホンダの人気コンパクトカー”新型フィット4(FIT4)”の乗り出し価格は、約306万円。
3万円ほどの割引があったとはいえ、日産からデビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)と比較すると、だいぶお手頃な乗り出し価格となっていました。
新型ノートe-POWERと新型フィット4の乗り出し価格の差はいくら?
できるだけ同じ条件にして新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)と新型フィット4(FIT4)の見積もりを貰ってきたのですが、この2台のモデルの乗り出し価格の差は、いくらだったのでしょうか?
私が貰ってきたこの2台のモデルの見積もりを比較してみたところ、これだけの差がありました。
■新型ノートe-POWERとフィット4の乗り出し価格を比較
新型ノートe-POWERとフィット4のの差は約50万円
2020年12月にデビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)と競合車・ライバル車の一つでもあるホンダの新型フィット4(FIT4)の乗り出し価格の差を比較してみたところ、新型フィット4(FIT4)の値引き額を差し引いたとしても50万円もの差が…。
アクセル&ブレーキ操作だけではなく、ハンドル操作も自動で行ってくれる自動運転支援技術の”プロパイロット機能”など、新型フィット4(FIT4)にはなく新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のみに用意されている機能も多数あります。
■日産の新型ノートe-POWERのみに用意されている主な機能
・アラウンドビューモニター
・インテリジェントルームミラー
・アダプティブLEDヘッドライトシステム
・インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)
・BSW(後側方車両検知警報)
このような機能や装備に差があるとはいえ、50万円もの差は少々大きすぎるような…。
車体本体価格は安い日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)ですが、メーカーオプションやディーラーオプションを付けて機能や装備を充実させると、競合車の一つでもあるホンダの新型フィット4(FIT4)よりも高い乗り出し価格になるので、ご注意くださいね。
まとめ:機能や装備を充実させると割高感がある新型ノートe-POWER
2020年12月にフルモデルチェンジをして新発売をした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)と競合車の一つでもあるホンダの新型フィット4(FIT4)の見積もり金額・乗り出し価格を比較してみたところ、新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の方が約50万円ほど高くなっていました。
新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)は車体本体価格が安いこともあり、競合車よりも安く購入できると感じてしまうかもしれません
ただ、今回の私の見積もりのように競合車と同等の機能&装備を装着すると、競合車よりも高くなってしまう可能性もあるので、ご注意くださいね。