2020年12月にデビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)は、高速道路の運転を楽にしてくれるプロパイロット機能や駐車を楽にしてくれる”アラウンドビューモニター”など、様々な魅力的な機能&装備を備えています。
また、パッと見ただけでは気が付かない地味だけど使い勝手の良いアイテムや機能がたくさん用意されているのもこの新型モデルの魅力の一つです。
今回デビューを果たした新型モデルを実際に試乗をして、「おっ!これはメッチャ便利!」と唸った便利な機能&アイテムは、何だったのでしょうか?また、その機能&アイテムは、どこが優れていたのでしょうか?
今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)に用意されているあまり目立たないけど非常に便利な機能&アイテムたちを包み隠さず紹介したいと思います。
目次
エコモード設定【新型ノートe-POWERの便利機能&アイテム】
私が新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)を試乗した時に、「おっ!これは便利だ!」と感心をした機能&アイテムの一つが、”エコモード設定”です。
今回デビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)は、アクセルペダルから足を離すだけで自然に減速をする”エコモード”が標準設定となっているのですが、次の2つの機能に関しては、燃費を優先するかどうか選べるようになっていました。
■燃費優先モードに変更することができる2つの項目
・空調(エアコン)
クルコン使用時の加速力をマイルドにすることが可能
今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のエコモード設定画面で設定を変更することができる項目の一つが、クルーズコントロール使用時の加速力です。
このエコモード設定画面の”クルーズコントロール”の項目を【ON】にすると、前走車がいなくなった時の加速力や設定速度を変更した時の加速力をマイルドにして、燃費性能の向上を図ってくれます。
私は実際にこのエコモード設定画面の”クルーズコントロール”をONにした状態でプロパロット機能を使ってみたのですが、前走車がいなくなった時の加速力は十分で、特に不満を感じるシーンはありませんでした。
エアコンの効きをマイルドにすることも可能
また、今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)では、エコモード設定画面でエコモードを使用している時のエアコンの効き具合も調整することができます。
このエコモード設定画面の”空調”をONにすると、エアコンの効き具合を弱めることによって、燃費性能の向上を図ってくれるようです。
私は実際にこの新型モデルを試乗した際にこのエコモードの設定画面の”空調”をON/OFFの違いを確かめてみたのですが、【ON】にすると、確かにエアコンの風量のパワフルさが少し落ちるような感じが…。
ただ、このエコモード設定の空調部分をONにすると、「エアコン/ヒーターの効きが悪くて、全然使いものにならない!」と言った感じではなく、ストレスなく使える感じになっていたのは、好印象でした。
エコモード設定はマルチインフォから変更可能
ちなみに、今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)に用意されているエコモード設定画面は、マルチインフォメーションディスプレイの設定画面から変更することが可能です。
■新型ノートe-POWERのマルチインフォ画面
ただ、エアコンの燃費優先のON/OFFに関しては、マルチインフォメーションディスプレイの設定画面からではなく、空調パネルにスイッチを用意して、直接操作できるようにしても良かったのかなと思いました。
シートバックポケット【新型ノートe-POWERの便利機能&アイテム】
また、今回デビューを果たした日産の新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)を確認していて良いと思った装備&アイテムの一つが、助手席の裏側に備わっているシートバックポケットです。
■新型ノートe-POWERのシートバックポケット
本革仕様ではスマホ用のポケットを用意
新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の最上位モデル”Xグレード”の専用オプションとして用意されている本革シートなどを含むパッケージオプションを装着した時のみになってしまうのですが、シートバックポケットの右側にスマホやiPhoneなどを収納するのに便利な小型ポケットを用意。
■新型ノートe-POWERの小型ポケット
この新型モデルのセンターコンソールの後方には、スマホなどを収納することができる小型ボックスが用意されているのですが、このスペースにスマホ/iPhoneを収納すると、走行中、スマホがガタガタと動くのが少し気になったんですよね。
■新型ノートe-POWERのセンターコンソール後方ボックス
その点、シートバックポケット内に用意されている小型ポケットでは、収納したスマホやiPhoneがガタガタと動くことなく、しっかりと保護してくれるのが好印象でした。
ちなみに、このスマホやiPhoneを収納するのに便利な小型ポケットですが、標準仕様のファブリックシートには用意がないので、ご注意を…。
ドリンクホルダー【新型ノートe-POWERの便利機能&アイテム】
また、今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)を確認して、「これは便利そう!」と感じたアイテム&装備の一つが、ダッシュボードの左右に備わっているドリンクホルダーです。
■新型ノートe-POWERのドリンクホルダー
ドリンクホルダー自体はどのクルマにも備わっている当たり前のアイテムなのですが、この新型モデルに用意されているダッシュボードの左右のドリンクホルダーは、予想以上にしっかりとした作りになっていました。
ドリンクを固定できるストッパー付き
今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のドリンクホルダーを見て良いと思ったのが、収納したドリンクを固定するストッパーが備わっていたことです。
競合車・ライバル車のドリンクホルダーを見て頂ければ分かると思うんですが、コンパクトカーでは、ストッパーのない穴が空いただけのドリンクホルダーを備えているところが多いんですよね。
■新型フィット4のドリンクホルダー
■新型ヤリスのドリンクホルダー
競合車・ライバル車と比較すると、この新型モデルのドリンクホルダーは、しっかりとした作りになっており、運転中も収納した飲み物がガタガタと動かないようになっていたのは、非常に良いと思いました。
スマホから紙パックまで収納できる使い勝手の良さ
また、収納することができるアイテムの多さも、今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)のドリンクホルダーの魅力の一つです。
この新型モデルに用意されているドリンクホルダーは、缶ジュースやペットボトルだけではなく、500mlの紙パックまで収納できる仕様に…。
軽自動車では、紙パックを収納することができるドリンクホルダーを備えているクルマもありますが、コンパクトカーでは、紙パックを収納することができるドリンクホルダーを備えているクルマはちょっと珍しいですよね。
また、この新型モデルのダッシュボードの左右に備わっているドリンクホルダーは、引き出し式になっているのですが、収納した状態でも、スマホ/iPhoneを収納することができるように工夫が施されていました。
この使い勝手の良いドリンクホルダーは、競合車・ライバル車にはないこの新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)ならではの魅力の一つなのかなと思いました。
センターコンソール【新型ノートe-POWERの便利機能&アイテム】
また、運転席と助手席の間に備わっている大きなセンターコンソールも、今回デビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)の印象的なアイテムの一つです。
■新型ノートe-POWERのセンターコンソール
ボックスティッシュを収納可能なセンターコンソール
今回デビューを果たしたこの新型モデルは、コンパクトカーとは思えない存在感のあるセンターコンソールを備えているのですが、下段は、ボックス型のティッシュを置けるくらい広い収納スペースに…。、
■新型ノートe-POWERのセンターコンソールの下段
置き場所に困るボックスティッシュを置くスペースが用意されているというのは、かなりポイントが高いですよね。
ボックスティッシュを収納することができるのは、センターコンソールの下段なので、使い勝手がスゴイ良いとは言うことはできないのですが、運転席から手が届く範囲に、ボックスティッシュを置いておけるのは、かなり良いのかなと思いました。
まとめ:乗る人のことを考えた便利なアイテムを備えている新型ノートe-POWER
2020年12月にデビューを果たした新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)は、500mlのパックを収納することができるドリンクホルダーやボックスティシュを収納することができるセンターコンソールを備えるなど、あまり目立たないけど便利なアイテムが盛り沢山。
そのおかげもあり、この新型モデルは、競合車・ライバル車よりも居心地が良い快適な車内空間になっていました。
新型ノートe-POWER(NOTE e-POWER)と言うと、エンジンを発電機として使用をしてモーターのチカラで走行する”e-POWER”や高速道路の運転をラクにしてくれる”プロパイロット機能”ばかりが注目を集めていますが、もしこれからこの新型モデルの試乗に行かれる方は、このような便利アイテムや機能にも注目をしてみてくださいね。